10-2 ウイニング・ショー終わりで、ディエゴに会う!!
「いや、めっちゃ良かった! 最高!! うひひ~~~♡♡♡!!!」
「うんうん! めっちゃ興奮した! マジヤバかった! あああ~~~♡♡♡!!!」
「本当よ! もう一回やりたいわ!! あっはァァあ~~~♡♡♡!!!」
はい、ショーが終わって、またステージの裏に戻った私たちですが、興奮が冷めやまりません!!!
うん! アミラちゃんたちも、めっちゃ盛り上がって! 『ありがとうございます! 最高でした!』『できれば、また読んでください!』『気持ち良い~~~♡♡♡!!!』『しゅごしゅぎいいい~~~♡♡♡!!!』っと、蕩けまくって、大興奮!!!
ショーの凄さを語り合ったあと、それぞれの島に召喚で返されたわけだが!
私達三人は、まだまだ! 大盛り上がり!!
「普通に歌もいいし、踊りやすいし! 何気に必殺技出てたよね!」
「もはや、アイドルゲーじゃん!! 別ゲーだよ!!」
「普通にもう一回やりたいくらい面白かった!!! このゲームだけ! バトロワとアイドル・ショーのゲームで、独立してもいいわ! 絶対買う!!!」
「「「ね~~~!!!」」」
っと、盛り上がっていたのです!!!
すると!
「優勝おめでとう! 素晴らしいウイニング・ショーだった」
――パチパチパチ!
そう言って、一人の男!
うん! 今、全世界で、おそらく有名なキャラ!!
ディエゴがやってきたのサ!!
おおお~~~!!!
「!! ディエゴさん!!」
「ああ、ディエゴだ。ところで、優勝者にはもれなく、バリア・システムの加入を勧めていてね。治安に不安があれば、こちら。バリア・ゲート・タウンも紹介しよう! 是非検討してくれ!」
「え、あ、はい。……え、やっす!! この、身を守ってくれるバリア・システムに、この値段で入れるの!? 凄い!」
「おお! すごく安い! これはお得!!」
「確かに、動画アップするなら、安全のために入った方がいいかもね。入るわ!!」
じゃ、私もそうしよう!
っと、私たち三人は、バリア・システム加入を、その場で決定したのである!
「加入どうも。では、次に謎の鍵……バルセム大将から貰ったであろう、鍵の事を言っておこう」
「「「え!?」」」
あの鍵! 決戦イベントの後に、幽霊となったバルセムにもらった鍵!
マジで意味があるの!?
ネタじゃなかったんだ!!
そう思いながら、鍵をディエゴに見せると!
「ああ、意味があるとも。これで、チャンピオン・ウオーズでプレイした、自分を召喚できるようになる! それ!」
っと、鍵を私に使い!
「召喚に応じたわ。マフィアの茜よ。よろしく」
『『『『『「「「「YES! ボス!!」」」」」』』』』』
なんと! マフィアの私!!
コートと帽子をおしゃれに決めて、多くの部下を従える! カッコいい私が、出てきたのだ!!
「「「!? おお! すっげえええ!!!」」」
かっけえええ!!! これは、かっけぇよ!!!
うん! 戦力UPな上に、かっこよすぎる!!!
是非欲しい!!
「鍵は一度使うとなくなる。なので、再度使って、召喚する自分をセットするには、このコロシアムで買うか、課金してくれ」
「「「了解!!」」」
なるほど! つまり、プレイすればするほど、強い自分が出来て!
それを召喚する鍵も手に入ると!!
これは、鍵の意味でも、コロシアムしたくなってくるわね!! ええ!!
「そうね! プレイするほどに、召喚できる自分が増えるし! なにより!」
「またウイニング・ショーで気持ちよくなれるしねぇ!!」
「「「まじでそれ!!!」」」
これはハマりますわ! フーーー!!!
しばらくは、チャンピオン・ウオーズ! しまくるぞ!!!
おおおお!!!
っという感じで!
私たちは、ディエゴと分かれ! ショーのステージを出たのである!!
そして!
「あ、マスター! おーい!」
「桃~! ショー面白かったよ~!」
「ショー凄かったです! 唯さん! 綺麗でした!」
「「「あ、皆ァァあ!!!」」」
道なりに進んだ出口の先にある、高級レストランで!
料理食べて、私たちを待ってたらしい! レニーちゃん、ラーちゃん、マロンちゃんと再会したのである!
この後、応援ありがとうのハグと食事をすまし!
『そういえば、チャンピオン・ウオーズにはレニーちゃんたち連れて行けないし。今のうちに、一緒に遊ぼう!』『『賛成!!』』っと、王都の外に出て!
めちゃくちゃモンスター狩りや、ダンジョン探索! サブクエしたのは、言うまでもない!!!
しかし。
この後、あのウイニング・ショーが動画にUPされたら。
めっちゃ、再生数! 回りまくり!!
凄い金額! 稼げまくり!!
バリア加入してて、よかったァ! となることを。
私たちは、知らなかったのであった!!!