表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
55/59

-part53-晴人の家

 晴人の家に来た。

 朝から来たので、学校は遅刻になるだろう。

 初めて、ヤンキーぽいことをやったような気がする。

 

 「・・・やっぱり、大きいな」

 

 晴人の家はとても大きい。

 これはもう、家ではなく屋敷だ。

 

 インターホンを鳴らすと、使用人の立山たてやまさんが出てきた。


 「どちら様で・・・祐翔様、お久しぶりです。お姿かなり変わられていて、誰かと思いました。本日はどういったご用件で?」


 使用人の立山さんには、昔よくお世話になっていたので顔見知りである。


 「立山さん。久しぶりです。あの、晴人に会いに来たんですけど」


 「分かりました。お呼びしてみます。どうぞ、中でお待ち下さい」

 

 俺と、芽里さんは応接室に通されて、待つこと数分。


 「祐翔様。大変申し訳ございません。晴人様はただいま外出中でありまして」


 なんと晴人は家にいなかった。

 完全に無駄足になってしまった。


 「本当に、晴人いないんですか?」

 

 「はい。今確認したら・・・」


 「でも、さっきお呼びするって言ってましたよね」


 芽里さんが、噛みつくように立山さんに言う。


 「家にいるのを知っていたから、お呼びするって言ったんじゃないんですか?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ