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-part4-胸騒ぎ

 今日もいつものように、裕翔を迎えに家まで来た。

 インターフォンを押して、裕翔が家から出て来るのを待った。


 「あら。晴人さんじゃない。裕翔もう行ったから、今日は朝会えないと思ったわ」


 「えっ。裕翔くん、もう、学校に行ったんですか?」


 裕翔はなんと、俺が来る1時間前には家を出て、学校へ向かったと言う。

 こんな事、初めてだ。

 一体、どうして、裕翔は俺を待たずに、先に学校へ行ってしまったのだろう。


 「晴人さん。息子の前では言えなかったんですが、私と今度、お茶でも―――」


 「すいません。少し、急いでいますので、今度またお誘いください」


 様子がおかしい裕翔の行動に胸騒ぎを感じ、俺は学校へと急いで行く事にした。


 「お母さんの薄情ものー!!」


 後ろの方から男性の泣き叫ぶ声が聞こえたが、気にせず、先を急いだ。

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