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-part46-腹黒

 私。ほったらかしにされた?


 誰もいない部屋で一人で唖然としていた。

    *    *    *    *

 帰宅後。教室で祐翔に言い寄られ襲われかけたと、晴人に伝えた。

 

 想像では私の身を心配してくれた後、祐翔を責め立て二度と会わなくなる、だった。

 が、現実は全然違うものになってしまった。

 

 話を聞き終えると、晴人は慌てて家を飛び出した。

 

 ・・・もしかして、祐翔を問い詰めに?ってそんな訳ないか。


 自分に都合がいい事を考えてみるが、違うだろうと自分自身で否定する。

    *    *    *    *

 なんで、私を選んでくれないのだろう。

 晴人の事を想って、化粧や男に好かれる性格。他の人より何倍も努力した。

 婚約を結ぶのだって、どれほど大変だった事か。

 なのに、晴人は私を選ばなかった。

 私は、負けたのだ。

 

 「なんでなのよ!!!!!」


 部屋に誰もいないというのに声を荒げて言う。


 「・・・二度と晴人に顔が合わせれないようにしてやる!!」

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