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-part15-収束

 「きゃー。晴人様愛してる」


 外から俺の部屋の窓に向かって叫ばれている。

 

 「結香なんとかしろ!近所迷惑もいいところだ」

 

 「みんなには帰るように言ってるんだけど」


 このままでは埒が明かない。

 そこで、窓から帰るように晴人に言って貰うことにした。


 「俺が愛しているのは祐翔だけだ」


 「馬鹿!」


 失敗した。

 晴人の言葉は火に油を注ぎ、女性達は更に「きゃー。きゃー」と黄色い声援を晴人に飛ばしている。そして、謎の「第二夫人にして―!」という声。

 第一夫人は一体誰のことになるのであろう。

 

 「どうするんだよ。これ・・・」

 

 最終的に家の周りに百人越えの女性が押し寄せ、俺は呆然とするしかなかった。

 流石の騒ぎに警察が出動し、事態は収束したが、何故か俺が警察からの注意を受けた。

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