オカルト界隈の闇は深い vol2
新作は闇に葬りました。土日以外毎日投稿ですよ。
あと、幽霊ってなんかローファンっぽいですね。違いますか?
「なんですか、私は睡眠に勤しんでいるというのに…」
「睡眠はいそしむとは言わないと思う」
「そう?」
「というか九条くん、なに幽霊と普通に話してるの!?」
あ、そうだった。こいつ、僕をオカルト否定派から引きずり出した張本人だと言
うのに。
「取り敢えず名前とか教えてもらえるか?」
「確かフィリア…だった気がする」
「そうか?僕は九条 冬馬。こいつが桜井 風花」
「ちょっと九条くん!なに幽霊に自己紹介とかしちゃってるの!?」
「いや、取り敢えずコミュニケーションを取ろうかなと」
「人間相手じゃ苦手なのに、幽霊相手だと自然にできるんだね」
「風花、ブーメラン刺さってるぞ?」
「うぐっ…」
効果は抜群だ!
「フィリア、ここから出ていってもらえるか?この屋敷の人も迷惑してるし」
「いいですよ?」
「へ?」
「いいです、と言ったんです。別にここの地縛霊とかじゃないですから」
「そ、そうか…」
「けれど、私が落ち着ける場所を提供してくれませんか?身寄りがなくなっちゃうので」
「落ち着けるところといってもなぁ…義妹に相談しなきゃだけど、僕の自宅とか?」
「いいですね、じゃあここを離れます」
なんかあっさりと解決した。こんな簡単でいいのだろうか…
「九条くん!何考えてるの!?」
「ん?」
「女の子を家に住まわせるなんて!」
「別に幽霊だし、ねぇ?」
「同棲だよ!」
「同棲…懐かしい響きですね」
ちなみに紫音からは以外にもすんなりと許可が出た。まあ冗談だと捉えてるのか
もしれないけど…
「九条くん、それ詐欺…」
「まあ、いいんじゃない?」
せっかくこの件が解決しかけてるんだ。この案を破棄して別の方法を考え直すの
は、はっきり言って面倒くさい。
こうして、僕の部屋に黒髪ロングの美少女幽霊が住むことになった。
ついでに、オカル界隈を認めざるをえなくなりました…
このオチが書きたくて幽霊に興味をもたせていたりする。
そのせいで導入がちょっと無理あるけど許してクレメンス。




