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ホラインさんち

早くできたので、投稿します。

会話が多めになっております。

(勢いに任せたので)

豪邸の中はとても煌びやかな装飾が施されており、もはや美術館のようだ。

何本もの太い石材の柱も美しく彫られ、神殿に来たような気持ちになった。

思わず感嘆の声が漏れてしまうのだった。


「すごいだろう?この柱全部アスリナ石材という地中深いところにある硬度の高い石材をふんだんに使った柱なのだ。」

「すごいです…ずっと見ていられる程ですよ…」

「ははは!ずっと見ていると見飽きるよ!」


ザークは機嫌が良さそうだ。


「さぁさぁ、こちらだ。君をまずは食事で向かい入れよう。」

「え!?食事ですか!?わざわざ自分の為に…」

「ははは!気にするな!私がそうしたいのだ!」


そう言われある部屋に招かれる。

なんとも器の大きい男だろうか。


その部屋には長テーブルに何席もの椅子がきれいに並んでいた。

天井につるされているシャンデリアが窓からの光を受け、煌めいていた。

静也は少し心配に思ったのは前世の世界のテーブルマナーがこっちの世界(異世界)でも通じるのかというところを心配していた。


「まぁ好きな所へ座ってくれ。」

「では、失礼します…あ、あの、自分テーブルマナーに疎いものですから不愉快な思いをさせるのでは…」

「あぁ、なんだ、そんなことを心配していたのか。大丈夫、気にしないよ。」


静也は少しほっとした。



「では改めて、今日は助けてくれてありがとう。本当に助かった。君は私の命の恩人だ。」

「いや、それは本当に偶々通りかかったときに…」

「それでも、だ。君は偶然とはいえ私の命を救ったのだ。これを命の恩人と言わず、何と言おうものか。」

「あなた。シズヤさんがお困りです。」

「お、おぉ、すまん。つい興奮してしまってな。だが、君は多かれ少なかれ自信がないようだ。もう少し自信を持ちたまえ。」

「はい。頑張ります。」

「じゃぁ、とりあえず食事にしよう。好きに食うといい。」

「では、お言葉に甘えて…いただきます。」


とフォークとナイフを取ろうとすると、


「その『いただきます』とは?」


こっちの世界では日本の文化を知らないか、と静也は思った。すぐさま静也は説明をする。


「自分の故郷の言葉です。いつもの癖でやってしまいました。不快な思いにさせてしまいましたか?」

「いや、不思議に思ってな。故郷の言葉なら仕方なのいことだ。して、どこの言葉なのだ?」

「日本という東の果てにある小さな島国の言葉です。」

「ほぅ…二ホン…聞いたことがないな。おっと、すまんな食事を続けてくれ。」


豪邸の食事の味を知った静也は一口一口大事そうにかみしめていた。



食事を終え、ホライン家の方々からの質問攻めもあったが最後にあることを聞かれた。


「シズヤ殿、あなたの武器をお見せしてもらっても構いませんか?」

「えぇ、構いませんよ。」


と言って傘を召喚した。


「傘…?そのようなもので戦えるのですか?」

「ええ、ただの傘ではないので効果がすごいですよ?たたけば魔牛も一撃で倒せますから。」

「魔牛?!あの『アングリーブル』ですか?!」

「はい、今日ザークさんを助ける前に討伐してきたところなんです。」

「それは初耳だぞ。」


全員からの疑いの目を向けられ、その目に耐えかねた静也は慌てて討伐した魔牛を出すことにした。


「あの、討伐した魔牛を出すので広いところってありますか?」

「あぁ、中庭が広いからそこで出してくれ。」


やはり疑いの目を向けたままだ。



「では出します。」


と言って静也は傘を召喚して、魔牛を出すことを念じた。


「…!こ、こんなにも…!これは軽く『スタンピード』じゃないか!」

「『アングリーブル』は個体ではそこそこですが集団になると災害級ですよ!」

「シズヤさん、あなたは本当に…何者なんですか?」

「自分は木級冒険者です。」


と言って魔牛を傘の中にしまう。


「どこでいたのだ?その魔牛共は…」

「ハナル平原です」

「この村の近くじゃないか!なんてことだ…まさか単独で?」

「はい。この身と傘です。」

「『スタンピード』を単独で阻止するなんて…お父様!」

「なんだフィーナ?」

「このお方を木級なんてところで置いておいてはなりません!今すぐにでも級位を上げるべきです!」

「そうだな、…シズヤ殿、今から組合に向かおう。」

「え?、え、あ、はい。」


自分の知らないところですごいことになっている。

『スタンピード』という言葉すら今の静也にはわからない。




ということで組合にまた戻るのだが今度は同行者にザークが付くことになった。

勿論、護衛もいる。


(え?なんでこんなにどえらいことになっちゃってんの?)


一方では困惑し続ける静也であった。

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