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ケツのカジノ

タイトルを少し変えました。

登場人物設定を活動報告にまとめました。

  *****************

  * こんぼう+99 2500枚 *

  * 世界樹の歯   3000枚 *

  * キラーピアス  5500枚 *

  * はぐれ一族の盾 7800枚 *

  *****************



「おい、出ねぇぞ!!」


 勇者はカジノで荒れていた…。無表情でスロットを回す戦士。2人とも全財産が底を尽きかけていた。


 小さな街のカジノ。時刻は夜中。宿屋から抜け出し戦士と勇者は軽く遊ぶつもりだったが……。


「やばいぞ戦士! 金が無くなったなんて魔法使いにばれたら……」


 身震いする勇者。



「仕方ない、ちょっと休憩してくる……」


 と、カジノを後にする勇者。カジノの熱気が夜風で一気に冷める。近場のバーへ入り、汚いオッサンとカジノ談議に花を咲かせる勇者。カクテルを2杯飲んで再びカジノへ戻ろうと地下の階段を下りていく。



「あっ」


 勇者は、カジノから出てきて階段を上ろうとした魔法使いと鉢合わせになった。


「ゆ、勇者!!ど、どうしてここに!!」


 妙に焦る魔法使い。その手にはキラーピアスが握られていた。


「いいい、いや、俺はちょっと、さ、さささ散歩に……」


 それ以上に焦る勇者。


「じゃ、じゃあ……」


 そそくさと立ち去ろうとする2人。お互いカジノの事は触れない様にした。そこへ、バーで勇者と飲んでいたオッサンが通りかかる……。


「おっ!兄ちゃん!! 大負け分は取り返せたかい!?」


 あちゃー……と、手を顔に当てる勇者。魔法使いの表情は見るまでも無い。


「はぁぁぁぁぁ!!!!」


 怒りMAXの魔法使い。


「あんた 一体いくら使ったの!!!!」


 襟を掴み揺さぶられる勇者。


「ご、ごめんよ〜」


 謝るしかない勇者。魔法使いは勇者を離し、おもむろに勇者のケツを出した!!


「ひぃ! 勘弁!!」


 もはや勇者の威厳は無い。


「このやろーーー!!」


  ブスリッ!!


 魔法使いは勇者のケツにピアスを刺した!!



 [魔法使いは 勇者のケツに キラーピアスを装備させた]



「いてぇぇぇぇ!!!!」


 突然のケツピアスに驚愕する勇者。


「2つあるから丁度良いでしょ!!」


 両方のケツの中心にピアスを付けられた勇者。血が出ている。


「ひでぇぇよぉぉぉ!!」


 泣きじゃくる勇者を置き去りにし、魔法使いは宿屋へ戻っていった……。




 一方、戦士はスロットで大儲けをし、交換所ではぐれ一族の盾を貰っていた。

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