ケツのロケットパンチ
活動報告に登場人物設定を載せました。
「ドラゴンだ!! 皆、気を付けろ!!」
ダンジョンの最下層、宝を守るドラゴンが1匹。全体攻撃の炎を吐き、カギ爪での攻撃は致命傷の痛さ。マジで痛い!
「ちょっと!こんなに強いなんて聞いてないわよ!!」
奮戦する勇者一行だが、徐々に回復が追い付かなくなった…。
「すみません、全体回復呪文が使えないばかりに……」
弱気になる僧侶。
「大丈夫でござr…ぐわーーーーっ!!!!」
爪で壁に弾かれる戦士。ぐったりして動かない。
「「つかえねーーー!!」」
勇者と魔法使いがハモッた。
「こうなったら奥の手よ勇者!!」
「へ?」
勇者を手招きする魔法使い。キョトンとする勇者は指示のままに魔法使いへと近付いた。
「アッーーーー!!」
ケツに深々と左腕を入れる魔法使い。右手で左腕を支え、勇者も持ち上げた!
「ちょww な、何をwww」
ジタバタする勇者。手のひらをドラゴンへ向け、爆発魔法を唱え始めた魔法使い。
「え!? ちょっと!魔法使――アッーー!!」
勇者のケツの中で凄まじい爆発が起き、衝撃で魔法使いの左腕から勇者を発射!!
「ヒューー!」
ぐったりとしてた戦士が歓声を上げた。
超高速で発射された勇者がドラゴンのどてっ腹に大きな穴を開け、そのまま壁に深々と突き刺さった……。
「受け取りのサインはいらねぇぜ…。とびっきりの天国へご招待だ!!」
決めポーズをかます魔法使い。
「モガガガ……だ、誰か助けて……」
壁でジタバタする勇者。深々と刺さった頭は中々抜けそうになかった……。
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