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ケツのキノコ ②

過去一番汚い話です…。

「こうなればヤケクソでござる!!」


 酒を一気飲みする戦士。いつの間にか僧侶はソファーで寝ていた。


「おっ!!いいぞ〜!!」


 はやし立てる勇者と魔法使い。



「キノコじゃんけん!! じゃんけん、ポン!!」


「ぐあーーーーっ!!」


 声を上げ、その場に崩れ落ちる戦士!! 笑う勇者と魔法使い。


「ホラホラ!」


 ケツを近づける勇者。魔法使いの吐いた臭いがとてつもなく臭い!!


「まてよ……。女子のゲロに手を入れられる機会なんてそうそうないのでは…?」


 もう酒で思考が終わってきた戦士。恐る恐る勇者のケツに手を入れる…。



「ぐちょぐちょで気持ち悪いでござる……」


 戦士がベチョベチョに汚れた茶色のキノコを引き抜いた。


「(女子の!女子の!女子の!!!!)」


 半分白目を剥きながら、キノコを一口齧る戦士。


 この世の物とは思えない臭いと味に、脳がトリップしてしまった!!


「おぼぼぼぼぼ…………」


 泡を吹きながら仰向けに倒れる戦士。


「ありゃ…はずれかw」


 残念そうな勇者。


「あははははー!!」


 大笑いする魔法使い。



「キノコじゃんけん!! じゃんけん、ポン!!」



「うおっ!負けた!!」


 負けた勇者。自分のケツから紫色の毒々しいキノコを取り出した。


「それ絶対やばいっしょwwww」


 魔法使いが手を叩きながら大笑いした。


 ヤバ気なキノコを齧る勇者……。



「アッ!!!! ヤバいヤバいヤバい!!」


 突如ケツを抑えだす勇者。


「ひゃははははははは!!」


 もう笑いが止まらない魔法使い。


「アッーーー!!もうダメーーーー!!!!!」



 ブリュ!ブチュチュチュチュ、ブババブリブブブバーーーー!!


 勇者のケツから勢いよく装備、アイテム、その他諸々が溢れ出てきた!!

 ついでに魔法使いのゲロも……。


 部屋の中に散らかる武器防具、薬草、小さな金貨、ばっちいおふだ、スライミー、虹嫁のしずく、キノコいっぱい、、、王様、銅像……。


 そのまま勇者は気絶してしまい、魔法使いは出てきた銅像に頭をぶつけ仲良く気絶した。




 次の日、昨日の出来事を覚えている者はおらず、宿屋の店主にこっ酷く怒られる勇者一行であった…。


 因みに王様は、早く起きた戦士がケツに戻した……。

コメント、ブクマ、何でもお待ちしています。

宜しくお願いします!!

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