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2.普遍的な周囲の紹介

四話で急に魔法関連のことが出できたので、友人紹介のところに魔法などについての記述を追加しました。行き当たりばったりですみません。

 立夏。最近晴れの日が続いてなんとなくその言葉を実感できる感じになった気がする。朝は寒いけど、日中の日差しにあたってると結構暑い。窓側の席なんかそこそこきつい、眠くて。なんでこんなこと考えてるかっていうと、今年の立夏が5月6日で、GWの中途半端な平日で登校する羽目になって、いくらか面倒くさいなって感じてるから。

 入学してから早くも一か月経ったけど、別に五月病になる気配もなく、友達ができなかったわけでもなく、登校が嫌ってわけではないんだけど、連休の中日にぽんってある一日に登校するのはさすがに面倒くさい。部活やってれば「休み」はあんまりないけれど、部活に行くのと学校に行くのとじゃあわけが違う。

 午前の授業が終わって、ご飯も食べ終わった昼休み。友達と話しながらちょっと考えていた。割とこんな風にぼおっとしてとりとめのないことを考えることが多い、というか日常茶飯事。ある意味妄想癖があるといっていいかもしれない。

「ねーちゃん、今日も愛しの先輩のことで頭がいっぱいですかー?。」

 からかって話しかけてきたのが新友人その4、纏純菜まといあやな。なんというか、どこにでもいる典型的な女子高生の見本のようなイメージの子。少し茶色っぽいショートボブの髪、157cmで正しく中肉中背の体つき。明るくて交友関係が広いけど、深い関係の人はそういないタイプ。

「・・・。」

「んもー、だまってこっちにらんでー可愛いんだから。」

 ただし、一つだけ普通じゃないところがある。この学校で一番頭がいい。体育は至って普通の成績だけど、数学や語学なんかの一般教養はもちろん、戦術や魔法理論、戦闘実技も優秀。得意な魔法は扱いの難しい光の熱を集めて放つ魔法。ハイスペックすぎる。そしてそれっぽさを少しも見せない、出さない。本人いわく、「だって頭いいようにみられるのが嫌だもん」とのこと。

「あんまりからかわない方がいいよ。いつも痛い目見てるでしょ。」

 困りながら笑ってたしなめているのが新友人その1、琴木兎子ことぎとこ。琴の有名な家系の家元の娘、つまりいいとこのお嬢様。でも、こっちもそれらしいところがない。時々見せる所作が様になってたりするけど、それ以外は少しおっとりしたイメージの子。結構黒いセミロングの髪に、150cmの小さめな背、それと同じくらい控えめな胸。ただし安産型。・・・なんかオヤジくさい。成績は上の下くらいで、意外なことに魔法より物理派。得意不得意はないらしいけど、身体強化系の魔法が好きらしい。

 成績的には私は中の上くらいだけど、友人たちは揃って優秀なので少し劣等感を感じるときもあったりなかったり。なんかお話のチョイ役みたいな感じのにおいがする。

「はあ、今は何もしないよ。だるいから。」

「今はって、なんかかえって不吉なんですけど。」

 いつも通りの私たちの会話である。

 昼休みが終われば5、6限目をやって放課、部活動の時間である。昼のメンツは私も含めてみんな部活をやってるのでそそくさと各部活の場所へ行ってしまう。掃除があるときなんかは別だけど。

 校舎の端の方にある通用口のから出て少し歩いたところにあるのが私の所属している部、弓道部の活動場所、弓道場だ。

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