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第15話 伝えなきゃ

お久ぶりです!

よろしくお願いします!









 美鈴は零と別れ、家に帰った。風呂につかり冷えた心と体を温めながら祐羽のことを考える。



 祐羽のこと知ったつもりになっていた自分、一人で何も知らずに浮かれていた自分に対して恥ずかしさを覚えた。

 あの人を私は超えられない。そう感じた。

 本当の祐羽の気持ちは聞いていないからわからないはずなのに。でもこれ以上自分が傷つきたくないから。自分に言い聞かせるように、この恋を諦める理由を必死に考える。

 考えれば考えるほど涙が溢れでてくる。風呂場に声が響かないよう必死に声を押し殺して密かに泣き続けた。



 その頃、美鈴の携帯には一通のメールが届いた。


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  祐羽は家に着くと、帰ってきたそのままの格好で部屋に閉じこもり、携帯とにらめっこしていた。

帰り際の美鈴の様子がとても心配で、気を使わせてるのではないか、嫌われたのではないかと、心配事で尽きない。

 そしてやはり、今日伝えることができなかった気持ちを伝えなければいけないと思った。過去の出来事は話したが、過去も今も自分の気持ちについては全く美鈴には伝えていない。

 正直、気持ちを伝えることは難しい。いざとなると、あることないこと、たくさんのことを考えてしまう。

それでも、美鈴を思う気持ちは本気だから。伝えなければいけない。




 『今日は、驚かせてごめんね。

 美鈴に話したいことがある。今度の始業式の帰りとか時間あるかな?』



 祐羽は送信ボタンを力強く押した。




伝えたいこと、思ってることがあるなら言わないと伝わらない。口に出さないと伝わらない。

人の心を覗くことができたなら、楽なのになぁ。(笑)


最近私が思うことです。

本当に相手の気持ち見えてたらいいですよね!

それはそれでつまらないのだろうけど……

めでたくカップルになられてる方は気持ちを頑張って伝えた結果ですもんね!!

尊敬しなきゃって思いました。()





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