14/14
*エピローグ
その後──マーガレットはもちろん傭兵マニアを続けている。
それまでの自分を反省し彼らの仕事を理解して、時にはサポートまでもこなせるようになったのだ。邪魔に思われていた彼女が、いつしか必要とされる事もあった。
そうして多くの祝福を受けて傭兵と結婚した。
1つ年上のアメリカ人でベリルもよく知る人物だ。式にもパーティにも顔を出さなかった彼だが、宛名の無い荷物は2人を喜ばせた。
そして誰でも結局はそう言うように、彼女も「子供は傭兵にはしたくない」と周りにはこぼしている。
「ベリルをいつか殴り飛ばす」
それが彼女の口癖だ。
END
*最後までおつきあいくださり、ありがとうございます。
皆様が少しでも楽しんでいただけたら幸いです。