【転校初日に担任の先生が懲戒免職された話】(^ω^)のようです
それは、日本の何処かにある平凡な高校で起きた話。
始業のチャイムと共に教室に入ってきた先生が、開口一番こう言った。
('A`)「えー。突然だが、この学校に転校生が来ることになった」
(^ω^)「マジで?急展開すぎるだろエロ漫画の導入かよ」
('A`)「残念だが男だ」
(^ω^)「はいここ。ブラウザバックポイント」
('A`)「バッカお前、上級者は『それは』で戻ってるよ」
('A`)「ってことで、おーい。転校生くん、入ってきてくれぇ」
教室の引き戸が勢いよく開かれ、学ランを来た男子生徒が入ってきた。
(・∀・)「こんちゃーす」
('A`)「今日から一緒に学ぶことになる日野俊基くんだ」
(^ω^)「すっげぇ!藤原北家真夏流日野家従四位下・右中弁と同姓同名じゃん!」
('A`)「誰だよ」
(^ω^)「ねぇ転校生くんはどこから来たん?」
(・∀・)「択捉島」
(^ω^)「すっげぇ!帰国子女じゃん!!」
('A`)「物議を醸す発言はやめろ」
(・∀・)「先生。僕はどの席に着けばいいですか?」
('A`)「ああ、じゃあコイツの隣の席が空いてるし、そこで」
(^ω^)←コイツ
(・∀・)「分かりました。でも、漫画とかでよくありますけど、都合よく席なんて空いてるもんですね」
(^ω^)「先月の席替えで俺の隣に決まった女子が不登校になってさ」
(・∀・)「悲しき過去……」
(^ω^)「まぁ、でも家庭の事情とかあるしな!日野くん、よろしく!一緒にテッペン狙おうぜ!」
(・∀・)「何の?」
(^ω^)「そりゃあ日野っつったら倒幕でしょ」
(・∀・)「だから誰だよ、日野俊基」
('A`)「倒幕ってテッペン倒しちゃってるじゃん」
(^ω^)「日本の夜明けズラ!」
(・∀・)「先生、席変えて下さい」
('A`)「……3分12秒09。ふむ、やはり歴代最高記録だな」
(・∀・)「ん?何を計ってるんですか?」
(^ω^)「俺の隣に座って何分耐えられるかだよ」
('A`)「前情報が無いから、やはり君は結構耐えられたな。すごいぞ」
(^ω^)「やったな。褒めて遣わす」
(・∀・)「え?何この特殊ないじめ」
('A`)「いじめではない。コイツは少しウザいだけで悪意・敵意は無い」
(^ω^)「我が白無垢の心を見よ!」
(・∀・)「少しじゃないだろ。一日コイツと居たらノイローゼになるわ」
('A`)「つっても、席替えした所で、コイツの隣になった生徒が犠牲になるだけだしなぁ……」
(・∀・)「あ、だから他の生徒押し黙ってるわけか。自分が標的にならないように」
(^ω^)「うん。前の女子も俺の隣が決まった瞬間に気絶してたし」
(・∀・)「覇王色の覇気かな?」
('A`)「まぁ、アイツの事だ。そのうちひょっこり現れるさ」
(^ω^)「ギャグ漫画の最終回みたいな表現だな」
(・∀・)「絶望的にセンスのない例えだな」
(^ω^)「お前自分にセンスあると思ってんのか」
('A`)「まぁ、そんな事はどうでもいい。授業はじめるぞー」
(・∀・)「不登校の教え子の事どうでもいいとかいう教師、初めてみた」
('A`)「他に居ねぇからな。はい、じゃあ教科書の94ページを開いてー」
(・∀・)「先生。僕、転入したばかりで教科書まだないです」
('A`)「隣の奴に見せてもらえ」
(・∀・)「お前マジか。コイツに話し通じる訳……」
(^ω^)「5000円で良いよ」
(・∀・)「良い訳ねぇだろカス」
(^ω^)「分かった!3000!3000円な!」
(・∀・)「何を分かったんだよ。」
('A`)「おい。教室で金銭の授受は止めろ」
(・∀・)「先生!もっと言ってやってくださいよ!」
('A`)「俺の責任問題になるだろ」
(・∀・)「教育委員会に言うぞ」
その時、教室の引き戸が勢いよく開かれ、セーラーの女子生徒が入ってきた。
(*゜ー゜)「そうです!先生!アナタは教師にふさわしくない!」
('A`)「お、お前は不登校の!」
(^ω^)「生きていたのか!」
(・∀・)「お前ら不登校を何だと思っているんだ」
(*゜ー゜)「アナタの悪事の証拠はアガっています!」
(*゜ー゜)「サボり、遅刻、交通費過大報告、旅行会社との癒着……懲戒免職は免れないでしょうね」
(・∀・)「こっすいなぁ、罪」
(*゜ー゜)「既に教育委員会と裁判所には話をつけてあります。一緒に来てもらいますよ」
('A`)「や、止めろ!今再就職厳しいんだぞ!せめて来年まで待ってくれ!」
(*゜ー゜)「来年だともう卒業してるじゃないですか」
(^ω^)「そうか……このクラスの皆と一緒に過ごせるのも後少しか」
(・∀・)「何イイ話風にしようとしてんだ」
(・∀・)「つーか、元凶はコイツなんじゃないの?」
(^ω^)←コイツ
(・∀・)「コイツを退学にすれば良くない?」
('A`)「そ、そうだぁ!そうだぞぉ!良いこと言った!良いこと言ったよ君!」
('A`)「俺は、俺は何も悪くない!悪いのはコイツただ一人だ!」
(・∀・)「お前はもう最低だな」
(*゜ー゜)「いや、あの……もうあんま関わりたくないんで」
(^ω^)「ねぇ。一番ひどい扱い受けてるの実は俺なんじゃね?」
(・∀・)「そうだけど?……え?今気づいたの?」
(*゜ー゜)「とりあえず、先生はこっち来て下さい」
('A`)「止めろぉ!嫌だぁ!生活レベルを落としたくないぃッ!!」
こうして、先生は女子生徒と共にクラスを後にした。
(^ω^)「先生と女生徒が授業中にって、つまりアレかな。オラ、ワクワクすっぞ!」
(・∀・)「頭ん中に猿飼ってんのか?」
(^ω^)「でも急展開すぎただろエロ漫画のオチかよ」
(・∀・)「言うほどオチてるか?」
(^ω^)「教師が無職に"落ちぶれた"……ということで」
(・∀・)「オチた所で微妙なんですがそれは」




