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最弱魔法で最凶に  作者: 渡 蒼穹
最凶なるものこの地に降りる
6/13

義姉妹エピソード/始まりの物語 後編

何とか続けての投稿です

「それじゃあ説明することは大体話したから地上に送るね。魔法陣展開って、あーそうだったあと一つ言わなきゃいけないことがあった。地上には私と同じような存在がいるからその子たちと契約するといいよ。」

「分かった。ところでそのトスーとおんなじ存在のものってどこにいるの?」

「大陸の東西南北で国が分かれてるって説明したよね?それぞれの方角に塔があるんだ、すでに契約してなければそこに居るはずだよ。あ、それとその子たちは適正属性の人間としか契約できないからそこのところよろしくね。それじゃ〖魔法陣展開〗‼()()()()()()()()()()()()()()()()じゃまたねー」

 

                ★


 気が付けば私たち三人は祭壇のような場所にいた。松明やお供え物があったので誰かが頻繁に訪れているようだ。

 とりあえず早く蓮治に会いたい三人は、お供え物の中にあった指輪とローブを貰い祭壇を後にした。

 祭壇のようなものがあった建物の周りは森に囲まれていて人どころか道すら見当たらない。


「美紗音姉の万能脚って空を歩けたよね、それで一回この森の周りに何かあるか見てきてくれない?」

「分かりました。」


 と言うと美紗音姉はまるで空に階段があるかのようにひょいひょいっと駆け上がった。

 美紗音姉雲の近くまで一瞬で駆け上がると周りをクルクルッと見渡した。


「あっ、街のようなものがありましたよ、かなり大きいようです。あそこならいろいろな情報が手に入りそうですし、蓮治さんがこの世界にもういるならあそこに居るかもしれません。」

「おー、見つけるの早いねー」

「ナイス~!美紗音姉早く蓮治に会いに行こ!」


 李桜はもうルンルンだ。


「蓮治君が必ず居るとは言えませんよ?」

「そんなのどうでもいいの!早く行こ、早く行こ‼」


 と李桜は二人をほっといて歩きだした。ほんっとにルンルンだ。


                ★


 三時間ばかり歩いていると三人を囲むような気配を感じた。そう、異世界あるあるの盗賊ってやつだ。

 

「ねー、二人とも気づいてるー?」

「ああもちろん。」

「はい、いやな視線を感じます。」


「あのーすいませーん。」


 三人が話し合っているとそこに陽気な男が現れた。

 当然三人は鑑定眼を使っているのでその男が盗賊だということはわかっている。だけど少し暇だったので三人は男に合わせることにした。

 とりあえず男のステータスはこうだ

    コビー・カクス

   Level:10 (Max)

   性別 :男

   年齢 :25

   種族 :ヒューマン

   属性 :風

   職業 :盗賊

   スキル

   隠蔽(ステルス):自分の気配を消すことができる

   俊足:先手で攻撃することができる


   腕力:90

   防御力:44

   魔力:100

   精神力:70


「はい、何でしょうか?」

「ちょっと王都に行く途中だったんだけど、道に迷ちゃって。君たちもし王都に行くつもりだったら俺も連れて行ってくれないか?」


(クスクスクス..)

 三人は必死に笑いをこらえていた。そりゃそうだ男の正体がわかってるんだからセリフ全部が漫才のネタのように聞こえてくる。あぁ李桜はもう吹き出しそうになっている。

 とりあえず話を進めないといけないので


「いいですよここを進めばもうすぐです。日が暮れる前につけばいいですね。」

「ありがとさん。」


『ねえねえー、こいつらやっつけてレベルアップしようよー、強くなって蓮ちゃんに会ったらきっと褒めてくれるよー』

『いいなそれ、たぶん暗くなったらあいつら襲ってくると思うからそん時でいいよな』

『いいですね、そうしましょう』


「それでは行きましょうか。」

「おう」


 三時間ほど歩くとあたりがだんだん暗くなってきた。

(そろそろころあいか...)


「あのーここまでありがとな。それじゃあ金品おいて死んでもらおうか。コイヤ野郎ども!」

「アハッ、それを待ってた‼」


 グシャ‼


「は?」


 盗賊ども何が起きたかわからず固まってしまっている。それもそのはず、さっきまで自分たちの前にいた女たちの姿はどこにもなく代わりに、首から上がつぶされている陽気な男だったものが倒れていた。


「え、アタシたち強すぎない?軽くデコピンしただけなのに頭つぶれちゃったんですけど。」

「ねえーねえー確かこれ食べたら強くなれるんだよねー?」


 周りに盗賊がいることはお構いなしに陽気な男だったものを喰い始めた。


「ちょっそれ食べてるの?う、ウェー」

「おいしいー」

(隠蔽,俊足を手に入れました)

「なんかー頭の中で誰かが話しかけてきたー」

「なんて言ってきたんですか?」

「えーっと隠蔽と俊足だってー」

「あ、本当に食べた相手の能力が手に入るんですね。それじゃあ私もいただきますね。」


 愛美に続き美紗音も陽気な男だったものを口にし始めた。


「ウゲッ、美紗音姉も...」

(......)

「私も頭の中で誰かの声が聞こえました。愛美さんと同じようです。」

「李桜も食べなよー」

「え、でも」

「ダイジョーブ、食べてる間は何も考えないからー」

「あーもうわかったよ、いただきますって意外においしい。」

(......)

「ほんとだ頭に直接話しかけてくる。これだけで強くなるのか、ならしない他ないな。」


 三人は黙々と食べていた、もうすでに他の盗賊はショック死しているとも知らず。


                ★


 夜が明け異世界生活二日目の朝が来た。


「さあ!王都へ再出発‼」


 三人は蓮治に会うべく改めて王都に向かって歩み始めた。


                ★


 ここは地球の天空界の神の部屋


「すまない、地球の神として君たちに幸せが訪れるように加護を与えるから頑張って蓮治をフォローしてやってくれ。」





 ...少女三人に課せられたとんでもない試練を本人たちが知るのはまだ先のお話...



お読みいただきありがとうございます



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