表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

一話

遅れて申し訳ありませんm(_ _)m

 僕は寒さで目を覚ました。

 おかしい。僕はベッドで寝ていたはずだ。間違ってもこんな草むらで寝ていたわけではない。また夢でも見ているのかと思い、頬をつねる。


「………痛い」

 どうやら夢ではないようだ。

「どうしてこんな所に行くるんだよ!!」

 声が空しく響く。返事はないし、見える範囲には人どころか動物すらいない。

「ん? なんだこれ」

 そこには、一枚の紙が有り、そこにはこう書かれていた。



 そこは異世界だ。私は説明したから私のことを責めるのは止めていただきたい。夢だと勘違いして聞かなかったのは貴方なのだから。

さて、能力の話しをしよう。《メニュー》と言えば解かるから、あとは自分で頑張って下さい。

尚、このご後の質問には一切答えません。


ps.そこはついさっきまで無人島だった島だ。貴方が1人目の住人だ、頑張れ。



「説明にすらなってねぇ………」

もはや説明としての呈をなしていない手紙に呆れるばかりだった。

とりあえず、書いてある通りにする。

「《メニュー》」

すると、目の前に光とともに縦80cm×横50cmくらいの画面のような物が現れた。


《メニュー》

ステータス

召喚

マップ

ヘルプ



 とりあえずヘルプを見ることにする。おそらくあの手紙に書いてある「《メニュー》と言えば分かるから」、とはこのことだろうから。



《ヘルプ》


 この能力は1945年8月15日までに開発、又は使用された大日本帝国軍の銃火器や艦艇、軍需品を召喚することが出来ます。さらに、人員の召喚も可能です。

 以下に表記してある人員、兵器などが対象となっております。また、以下に表記している数値は1日に貯まる召喚可能量となっております。この事の例として、1日では召喚出来ない物も、数日かけて召喚する事が可能です。


兵員    Lv×1人+10人

海軍艦艇  Lv×100t

後方支援員 Lv×10人

航空機   Lv×100kg

陸軍戦車  Lv×1t

なお、艦艇、航空機、戦車などの人員は召喚時に一緒に召喚されます。また、陸軍の兵士が2~3人で運用する兵器に関しての召喚制限は有りません。



………もの凄い制限だな。これ。まぁ大日本帝国の兵器は好きだし良いけどさ。

 とりあえず兵員の召喚しておこうかな?メニューから《召喚》を選択したら、画面が切り替わり、『兵種を選択してください』と出てきた。 

 その中の近衛兵を選択すると、武装選択画面が出てきたのだが、選択肢などはなく、そこに有ったのはマイクのようなマークだけだった。どうやら、音声入力らしい。

「九九式小銃」

「三十年式銃剣」

「九九式普通実包の挿弾子24セット」

「昭和18年制式陸軍軍服」

 こんなので良いのだろうか? 足りなかったら後で出せばいいや。

『この条件で召喚します。よろしいですか?』

 もちろんyesだ。

『召喚人数を選択して下さい』

 上限の11人を召喚する。

 その瞬間、フラッシュが炊かれたような光が目を襲った。そして、その光が収まったとき、そこにいたのは軍服を着た10人の兵士と、同じく軍服を着ている1人の[少女]だった。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ