神の手による拉致
今、僕は真っ白い所に居る。
ここはどこなのか。 夢でも見ているのか? 地平線まで……あ、地平線すらないが、何処までも白い空間が広がっている。
それはともかく、僕はどうしてここに居るのだろうか。
確かコンビニ寄り、買い物をしていたはずだ。 記憶が正しいならば、だけど。
さてこの状況は、もしかして異世界に行くとかいう出来事なのだろうか?
まさか有るわけがないな、いや、有ったら困る。『夢』ということとしとこう。夢なら何が起きても大丈夫だろう。こんなふうに目の前に光とともに人が出てくるのは夢だろうしな………誰だ?
「こんにちは。 貴方はお亡くなりになりました。そして、私が暇潰しのために呼び出しました」
………………
「つきましては並行世界へ行っていただきたいのですが、よろしいですよね?」
…………………………
「何か質問は有りますか?」
…………………………………
夢だよな、夢。
「あぁ、夢だと思うのであれば、そう思い込んでいていいですよ。私は後悔しないですから」
夢、だと思う。うん、夢。
「夢だと思うのなら、そのままでもいいですよ。では能力を入れていきましょうか?」
それよりも、能力? なんだよそれは。
「貴方の趣味にあわせますからご安心下さい。それでは、さようなら」
急速に意識が薄れていゆく。最後に、何かが聞こえた気がするが、気のせいだろう。
明日も学校だ。面倒くさい。
ついつい書いてしまいました。不定期更新です。
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