表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
pure sweeten~その後~   作者: 新海 明加
6/6

やきもち

「あいつと何話してたの?」


「別に大した事じゃ。」


「で、何を??」



離してくれるつもりはないらしい。


私は、気になったことを聞いてみる。



「やきもち?」



聞いた瞬間、渉は顔を背ける。


答える気はないらしい。


しかし、耳が赤くなっていた。


私はクスッと笑い、正直に言ってあげた。



「渉って、今まで女の子をあだ名では、呼んだことなかったんだって??」


「!?」



私に顔を向けたが、また逸らしちゃった。



「それに、家では甘えないって・・・わっ」



いきなり渉が引っ張ったので、思わず声が出てしまった。



「ちょっと渉!!」



文句を言うが、余計にきつく抱きしめられる。



「恥ずかしいから、そのまんま聞いて。・・・確かに、女の子をあだ名で呼ぶのはさっちゃんだけだよ。それに、家では甘えない。・・・だから、その分さっちゃんに甘えてるかな。」


「なんで?」


「甘えられる人が、さっちゃんしかいないからだよ。・・・さっちゃん大好き☆さっちゃんは??」


「・・・すっ好きだよ。」



言った瞬間顔が赤くなってしまう。


渉はまだ不満があるようで



「ただの好き??」



と聞いてくる。



「恥ずかしいから、もう勘弁して!」


「だーめっ。」



言うまでは、放す気は全然ないらしく、鼻歌まで歌っている。



「恥ずかしい!!」


「僕も恥ずかしかった!!」


「うっ・・・だいすき。」



最後らへんは、小声になりすぎて聞き取れなかったらしく



「はい、もう一度。」



と言われてしまった。



「大好き!!」



渉にだけ聞こえる声だったけれど、本人は満足したらしく、満面の笑みで



「はい☆よく出来ました。」



と言うと、軽く触れるぐらいのキスをおとしてきた。


私も返してあげたくなり、渉のほっぺにキスをする。


渉は、少しビックリしていたが、すぐに嬉しそうに笑ってきた。



(大好きだよ。渉。いつまでも・・・)



私が毎日思ってること。

きちんとした小説とは言えませんが、最後まで読んで頂けてとても嬉しいです。

ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ