18. 謎の木造住宅(ホラー要素あり)
※今回はちょっと怖い夢です
サスペンス・ホラーっぽい展開で、暗闇の中で人が襲われたり、包丁が出てきたりします。 怖い話が苦手な方はご注意ください
私は仲間とある古い木造住宅の前にいる
1人が玄関の引戸を開けて入っていく
そこにはコンクリート打ちっぱなしの土間がある
玄関を上がり、すぐ目の前の部屋へと入る
部屋には煌々と電気がついている
目の前には別の部屋へと繋がる襖があり
左の部屋との間の襖は取り払われ奥に押し入れがあるようだった
数人が部屋へと入ったところで
誰かが別の部屋への襖を開けようとすると
バンッ
大きな音とともに部屋の電気が薄暗くなり
部屋にいた全員が身構える
すると電気は消え、暗闇に包まれた
次の瞬間
「うっ」
誰かの呻き声が聞こえる
「何?何が起こっているの?!」
誰かが叫ぶ
「うぎゃーっ」
今度は誰かが叫ぶ
ドンッ
誰かが倒れる音がする
(ホントにいったい何が起こっているの?
とりあえず外に!)
そう思い手探りで入ってきた玄関方面へ移動する
しかし玄関があるだろう場所は
トビラがしっかりと閉まっており
どうやっても開かなかった
(閉じ込められた!?)
そんなことをしている間に少し目が暗闇に慣れてきて、うっすらだが皆の姿が見えてくる
そして、さらに目をこらして見てみると
奥に続く襖が開いているのがわかった
私は人影の人数を数える
どうやら倒れている人も含めて入ってきた全員がいるようだった
だが、一人の人影の手に異様なものが握られているのが目に入る
それは包丁だった
逃げなきゃと思うが
声を上げるとその人物に気づかれてしまう
玄関への道は閉ざされている
逃げるなら開いている襖の先
私は息を殺して、その人物から距離を取りながらその襖へゆっくりと移動していく
やっと開いている襖までたどり着き手をかける
その先の部屋は僅かな月明かりが入ってきてうっすらと明るく、台所であるのがわかった
(これで助かる)
私は少しホッとし、台所へと足を踏み入れようとする
その瞬間
ドンッ
背中に痛みが走った
私はそのまま崩れ落ちていく
(逃げきれなかった…)
振り返るとそこには見知った顔があった
その人物とは一緒に入ってきた仲間の1人だったのだ
(なぜ、あなたが?!)
私はその人物の腕を掴むが力が入らず、
そのまま倒れてしまった
薄れゆく意識の中、周りを見ると
その人物以外で立っている人は1人もいなかった
そこで私の意識は途切れた
◇
私はまた同じメンバーで木造住宅の前にいる
さっきまでの記憶はある
次は何が起こっているのかもう少し把握したい
私たちは再び玄関から中に入る
3人入ったところで
先頭で入ったメンバーが奥へと続く襖を開けてしまった
「あっ」
私は静止しようとしたがもう遅かった
バンッ
大きな音とともに部屋の電気が消える
私は手探りで玄関のトビラを確認する
案の定、開かなかった
3人…
どうなるのか
そんなことを考えていると
「うっ」
やはり呻き声が上がった
私は暗闇の中、身構える
しかし次の瞬間、腹部に痛みが走った
暗闇の中、必死で目の前の人物の顔を確認する
するとその人物は奥の部屋の襖を開けたメンバーだった
(また1つ情報が手に入った…)
そんなことを思いながら、私は崩れ落ち意識が途切れる
◇
そして私はまた同じメンバーで木造住宅の前にいる
今度は全員で入り
誰が奥の襖を開けるのかを話し合う
しっかり話し合ったところで玄関を入っていく
今度はすぐに奥の襖へは行かずに
部屋の中をじっくりと調べることに
が、調べるといっても開けられるところは押し入れくらいしかなかった
しかし、押し入れの中は何もなく空っぽだった
私たちは仕方なく奥の襖を開けることに
今回は私が開ける
そして他のメンバーは私が暴走した時のために周りでスタンバイしている
「ふうっ」
私は一息吐き、心を決めて襖に手をかける
バンッ
また同じように大きな音とともに部屋は暗闇に包まれる……と思った
暗闇ではあるが私にはしっかりと周りが見えていたのだ
襖を開けるとそこは台所だった
まな板の上に包丁が置いてあるのが見える
(これが今まで暴走していたメンバーが持っていた包丁かな)
そう思って包丁に手を伸ばし一瞬躊躇する
(もしかしたら、これを持ったら私も同じように…)
私は恐る恐る包丁を手に取る
すると次の瞬間、私は玄関先に立っていた
そこで目が覚めた
今回は少し怖い内容ではあったけれど、私的にはすごく面白かった
結局、その家は謎のまま終わっちゃったけど
これがもしゲームとかならもう少し攻略続けたいなと思った




