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第二層 作戦会議

 ルルと遭遇してから数日後

 俺とルルはあの熊を倒すことにした

 どうするやって倒すかは今から決める

 俺らは、あの熊の名前を、ホワイトベアと呼ぶことにした

 ホワイトベアはここらの主らしいボスとまではいかないが


「なぁルル、ホワイトベアってレベルどれくらいなんだ?」

「大体1000くらいじゃない?」

「ルルのレベルは?」

「確かぁ200かな」

「そうか」


 すっかりルルも俺に懐いてしまった今も俺にべったりくっついてきてるし

 俺がいなきゃ泣くようになってしまった

 それより、ホワイトベアのレベルはLv.1000か

 俺はLv.1だしルルはLV.200か

 真正面から戦ったらまずは負けてしまう

 なんせこっちは死霊魔術師(ネクロマンサー)でルルは魔術師なんだし

 近接戦では勝てない

 ならば遠距離ならどうか俺はまともなダメージを与えることができるはずがない

 ルルは多少のダメージを与えることができるかもしれないがあくまで多少だ致命傷を与えることはできないだろう

 どうすべきなのだろうか近接戦は、魔術師2人にとってはあからさまに不利、かと言って遠距離でもまともなダメージを与えることはできない


「カナデご飯の時間だよ」

「おお、そうか今行くよ」


 食卓へ行く、食卓と言っても大きな平べったい岩だ

 今日も雑炊か、雑炊だけど米は入っていない野菜のような葉っぱだけだ


「なぁルルホワイトベアどうやって倒す?」

「まずは、情報共有しなきゃね」

「それもそうかもな」

「カナデ、今スキル何使える?」

「えっとね」


 ステータスを開くスキルを見る俺はまだLv.1だけど使えるスキルとかあるのだろうか


「えっとね、まず死霊操術Lv.MAXでしょあと炎魔法Lv.2、水魔法Lv.1、雷魔法Lv.1、土魔術Lv.2、精神攻撃Lv.1くらいかな」

「死霊操術LV.MAXはすごいじゃんあれかな?異世界転移と関係してるのかな?あとはLv.1とか2とかかうまく使えるといいね!」

「ああそうだな」


 俺はまだLv.1成長できるホワイトベア討伐までにレベルはあげておきたい


「1つ作戦がある」

「なに?言ってごらん」

「ここら辺には、ホワイトベア以外にもアースラビットとかデーモンスネークとかいるだろそいつらから倒して死霊集団を作る」

「んー厳しいよカナデ」


 そうだよなこいつらもホワイトベアほどではないが結構強いルルと共同で戦ったとしても倒せないまである

 アースラビットはだいたいLv.300くらいでもうさぎと同じくらいの大きさで素早く魔法を当てづらい耐久力は低い

 デーモンスネークはだいたいLv.450くらい体長は10mくらいで体表に硬い鱗で覆われてて噛みついてきて毒を使う

 しかしこいつらを従える(殺す)ことができれば、勝率は上がるかなり上がると思う

 しかしこいつらは、いつも群れでいる個々としても強いのにそれが群れになると場合によっては、ホワイトベアよりも厄介になってくるかもしれない

 でも、ホワイトベア討伐には、このアースラビットとデーモンスネークの死霊集団が必要不可欠だ

 どうしたものか


「なぁルル、やっぱりアースラビットとデーモンスネークは必要不可欠だよ」

「そうだけどさどうやって倒すの?」

「いい方法がある倒すのはデーモンスネークからだ」

「アースラビットのほうが弱いのに?」

「ああそうだ、理由は2つある、1つ目は俺が個々に召喚される前に蛇を捕まえる罠があったそれを模倣すれば捕らえることができるそして、2つ目はデーモンスネークが持ってるスキル〈蛇睨み〉だこれさえあればアースラビットは、余裕で捕まえることができる危険が減るってわけだ」

「確かに」

「罠は俺が作る、土魔法Lv.2だから落とし穴的なものくらいなら作れる」

「そうと決まればすぐに実行だね!!」


 作戦会議が終わると俺らは洞穴から出て落とし穴制作に取り掛かる

 ルルには、俺が落とし穴を作ってる間、結界魔法で俺を守ってもらうことにした


「カナデそろそろ魔力が持たないかも」

「あと少しで終わるから」


 しばらくし、直径100メートル程の罠を作り終える、罠と言っても地面に穴を作り蛇が上がってこれないように返しを付け加えたレベルだ

 これを一日放置する10匹くらい捕まってたらいいんだけど初日じゃ結果がどうなるかはわからない

 うまく捕まってくれるといいけど


「たくさん捕まってるといいな」

「ほんとにこんなので、あのデーモンスネークを捕まえれるの?」

「わからん、でも俺がいた世界ではこんな感じの罠で捕まえてた大きさが違えど蛇は蛇だ捕まると思う」

「そうかなぁよくわかんない」

「今日はもう寝よっか、明日の朝、罠の様子見に行くぞ」

「うん!!!」


 俺らはもう寝ることにする

 もちろん一緒に寝る当たり前だ、こんなにかわいいルルが一緒に寝ようって誘ってくるんだ断る理由がない

 こうべったりくっついて寝てるルルを見てると、昔の琴葉を思い出す。

 今頃、琴葉はどこで何をしてるんだろうか、もし琴葉も俺みたいに迷宮に転移してたらあいつ1人では生き延びることはできないだろう

 そう考えてると、余計に心配になってくる

 大丈夫だろうか、あいつ1人じゃ何もできないから俺がいなきゃいけないのに

 琴葉本当に無事でい、て、、くr、、、

 俺はそのまま眠ってしまった

 その日の夜は、懐かしい夢を見た。昔、琴葉といっしょに寝てた頃の記憶


「カナデ起きて」

「琴葉?おはよー」

「誰よその女、ねぇ浮気?私だけを見てよ!ルルじゃ不満なの?」

「ルルか、おはよ大好きだよ」

「うん!私も大好き」


 ルルはチョロい、メンヘラ気質だからか「大好き」とか「愛してる」って言うとすぐご機嫌になってくれる

 現在、ルルと俺は付き合っている

 ルルは俺にベタ惚れしてるし、あんなに激しく求愛されたら好きになるに決まっている

 あくまでも健全な求愛だぞ!ハグとか好きの連呼とかであって、えっちぃのは一切ない

 朝の愛の確かめ合いを終え、罠の様子を見に行く

 どうだろうか、ちゃんと捕まっているだろうか

 罠の様子を見る、俺らは驚愕した

 罠の中にはうじゃうじゃと大量の巨大な蛇が気持ち悪いくらいに釣り場に大量にいるフナムシのようにがさがさと

 数はざっと100匹くらいだろうかいくつかの群れくらいの多さだ


「ルル、作戦通りに行くぞ」

「あいあいさー」

「じゃあ行くぞ」


 俺らは、合図とともに同時に炎魔法を放つデーモンスネークは炎が弱点、ルルの炎で倒せる。

 俺は、経験値を得るために一応攻撃する

 数時間が経ち、デーモンスネークらは焼死するなりレベルが一気に上がる


「Lv.189か一気に上がったなルルはどれくらい上がった?」

「私はねぇ72あがった!!!褒めて褒めて!!!」

「えらいえらいルルのおかげだよほんと」

「えへへ、、、カナデに褒められると照れちゃうなぁ」


 そして、レベルアップに伴って基礎ポイントも上がり、使えるスキルが増えた

 もともとのスキルのレベルも20くらいあがり新たに〈魔法壁〉(マジックガード)〈死者の捕縛〉(アーク・ハンド)、などいろいろなスキルを取得した


「さっそく呼び起こすか」

「そうだねやっちゃって!!!」


 スキル 〈魂抽出〉(ネクロマンス) を使う

 死霊操術の中の内の1つのスキルで死んだものを死霊として配下に加える事ができる

 デーモンスネークの死体から青い煙のようなものが出てきてデーモンスネークの形に形成されていく

 これで、〈魂抽出〉(ネクロマンス)が完了する

 しかし一匹だけやたらとでかいデーモンスネークがいるだいたい30メートルくらいだろうかこのデーモンスネークのボスだろうか

 

「ねぇすごいよ!カナデこれキングスネークだよ!」

「きんぐすねーく?」

「うん、キングスネークだよ、デーモンスネークの親分みたいな上位互換みたいな感じ」

「強いの?」

「強いよそりゃあLv.600だよ!やっぱりカナデはすごいよ」


 群れにはこういう親分的な魔物がいるのだろうか

 キングスネークLv.600かぁ使えるな

 さらにホワイトベア討伐作戦の勝率が上がったと思う

 キングスネークを筆頭にデーモンスネークの死霊団を蛇団(じゃだん)と名付けた

 明日は、アースラビットを捕まえに行く


「ルル今日はもう寝よっか召喚で魔力結構食ったし明日に備えて休もう」

「そうだね私も、もうくたくた」


 そうして俺らは、寝ることにする

 

 「んーよく寝た」


 まだ、ルルは寝ている

 しばらくルルの寝顔でも拝んでおこうかな

 それにしても可愛いな、こんな可愛い子が今や俺の彼女かぁ

 元々自分がいた世界じゃ恋愛なんて程遠い存在だったし陰キャの俺に話しかけてくる女子ですら数えるほどしかいなかった

 

 「んっおはよカナデ」

 「おはようルル」


 ルルが目覚める

 今日は、アースラビットを捕まえに行く

 

「ルル早く支度しろ行くぞ」

「うん、急ぐね」


 その後、支度が終わったルルと共にアースラビットの棲み処へと行く

 アースラビットの棲み処は、そこまで遠くはなかったホワイトベアに遭遇しないように迷宮内を移動し、大きな大空洞に着く

 大空洞には無数の穴が空いており、そこからアースラビットがこっちを見ている


「数多すぎないか」

「う、うん普通なら100匹程度の群れなのにここにいるアースラビット軽く1000は超えてるよ」

「蛇団召喚」


 蛇団を出す

 しかし、いくら蛇団でも1000匹以上のアースラビットを相手にできるだろうか

 

 「行くぞルル」

 「うん」


 蛇団に一斉に〈蛇睨み〉(スネークアイ)発動をさせる

 アースラビットの半数以上は、動けなくなるそれでも動いてくるやつがいる


「ルル!」

「わかった」

 

 合図と同時に、俺は土魔法〈泥沼〉を放ち、ルルは、氷魔法〈氷結〉を放つ

 半数以上のアースラビットを〈蛇睨み〉で動けなくしつつ〈泥沼〉と〈氷結〉で機動力を下げる

 次に蛇団を前進させる

 いい感じだついでに〈死者の捕縛〉(アーク・ハンド)でも使って機動力を削ぎ落としておくか

 ドンっと大きな揺れが起こる


「何だ?」

「やっぱり来た、アースラビットの親分キラーラビット」

「うさぎにしてはデカすぎじゃないか体長6メートルはあるぞ」

「うん、こんな数のアースラビットの群れ普通はありえないんだよ、デーモンスネークの時と一緒で規格外の大きさの群れには、それをまとめあげるほどの強さの親分がいるはず、なんでそんなことにも気づかなかったんだろう、でも大丈夫だよ今の私達なら倒せるから」

「そうだな、キングスネーク召喚」


 キングスネークを召喚し、キラーラビットと戦わせる

 結果は、当たり前のようにキングスネークの勝利、蛇は兎の天敵だしそりゃ当たり前か

 その後、キラーラビットもアースラビットも全滅させ〈魂抽出〉(ネクロマンス)をして死霊にする

 キラーラビットを中心にアースラビットの死霊集団を兎団(うだん)とする

 また、キラーラビットらを倒したことによって、レベルはLv.500にあがる

 あの量のアースラビットを倒せば、それくらいが妥当か

スキルもいくつか覚えるLv.500になったことで死霊魔術師の新スキル〈強者の威厳〉(サタン)を使えるようになる

 〈強者の威厳〉(サタン)は、魔物を対象に自分よりレベルの低い魔物の魂を奪うことができるらしい

 いよいよ次は、ホワイトベア討伐作戦を実行するだけ

 

 待ってろよ、ホワイトベア

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