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第4話眼

世界が白黒になった

その状況に困惑していた楓はとある者気聞くことにした。



『イレイサスこれは何が起きているんだ』

その質問に対し

《ムッ、これはまさか!神眼か》


『神眼?』


《『これはチャンスだな』神眼が何か知りたいか?》



『そりゃモチのロンよ』


《それなら教えてやってもいい》


『本当か』



《あぁ本当だ。だが条件がある》


『条件って?』



《我に新たな名をくれ》


『新たな名だって?』


《そうだ。我と完全に契約するには名前を決めてもらわなければならない》


『まあいいけど』


《早くしてくれ!!でないと存在が》


『わかったから急かすな』

楓は考えた

〖ガブリエルとかミカエルやラファエルなど最後にエルがつく名前が多いイメージがあるな。だけれど、俺はわかりやすい方がいいな。〗

『よしっ!おまえはイレサスだ』

《イレサスか。前と余り変わらぬがいい名前だな気に入ったぞ主》

その瞬間楓のマナが変化した感覚があった

だがそんなこと楓は気にすることも無く

『早く説明してくれ』

《わかった》

《神眼というのはその名の通り神の目だ。この目は神に認められた人間がその権能に適合すると得ることのできるというなんともめんどくさい入手方法だが、その目の力は神の権能の一つを使うということでその威力は図り知ることは出来ない》



『そんな目だったなんて思いもしなかったよ』

《いやちょっと待て》

イレサスはそう言って楓は観察されている感覚に陥った

《主よ、おまえはすごいな》

イレサスは驚くように言った

『なにが?』


《邪眼》


『邪眼?』


《あぁこれは神眼と対になると言われている目だが……おかしいんだ》


『なにがおかしいんだ?』


《邪眼は権能に適合しなかった者が得ることのできるものなんだ。だが主は適合したのに邪眼を持っている。こんなことマナの核がふたつはないとできないことだぞ》


〖そういえばイレサスは俺が転生したことを知らなかったな。だが、言わなくたって問題は無いはずだな〗

『俺にもよく分からないなだが別に問題ないならいいんだけど…』


《これといった問題は無いはずだな。それじゃ邪眼の説明もしておこう。》

《邪眼は権能のごく一部を僅かにだけ使うことのできるというものだが神眼と違って魔力の消費が圧倒的に少ないというのが利点だな》

『それはいいな。それでどっちがどっちなんだ?』

《右目のが神眼で左目が邪眼だ》


『それだけ分かればいいさ。ありがとな』


《主よ そろそろ神眼の力が解除される》


『分かった』

世界に色がついた

「楓ちゃん!」

「心配かけてごめんなさい。けどもう大丈夫」

「でもその目」

「かっこいいからいいや」

「そうならいいのよ。楓ちゃんは軍事学校でたくさんお勉強してもらうんだからしっかりしててね」

ん?

ん!?!?!?

「軍事学校!?一般学校に行くんじゃないの?」

「最初は一般学校にするつもりだったけど…やっぱり軍事学校の方がいいと思うの!」

勝手に決めないでほしい

これからどうなってしまうんだ!?

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