用語の説明
色々増えてきたのでこちらにも用語説明を……。
11/24 変生、妖魔を追加、修正しました。
用語説明……
□ あ行 □
「蒼騎士様」 (あおきしさま)
ロゼッタが探しているという、ン百年前に”真祖”を倒したという
東方より来訪したとされる実力者。
”真祖”討伐の功績により、名誉騎士に叙されているらしい。
カスティリョーネ家に力を授けた恩人でもあるという。
「悪魔」 (あくま)
キリスト教圏における妖怪・妖魔の呼び名。
存在自体が害悪であり、全てが殲滅の対象である。
「1級」 (いっきゅう)
術者の組織における階級。上から特級、準特、1級、2級……となる。
実際の討伐任務に従事するのは2級以上からとなる。
霧江春破、皇﨑卿夜が属している。
「ヴァチカン」 (う゛ぁちかん)
言わずと知れたキリスト教の本拠地。
基本「悪魔」は全て討伐、或いは探し出してでも殲滅、である。
閉鎖的で他との交流を好まなかったが、今回留学生を派遣してきた。
「お山」 (おやま)
術者の組織の本部の別名。実際に山全体が本部。
麓までは電車でも行けるらしい。
□ か行 □
「キジ鍋」 (きじなべ)
東北支部長緋之原の得意料理、絶品。
「氣精」 (きせい)
蓮曰く、”妖怪の素”。発生したばかりの木っ端妖怪。ここから成長して
様々な妖怪・妖魔になったりする可能性がある。
この状態を経ずにほぼ成体で発生するモノは須く強力な力を持つ。
「串刺し公」 (くしざしこう)
吸血鬼ドラキュラのモデルではないかとされるワラキアの領主、
ヴラド3世の異名。
敵を串刺し見せしめにしていたという話からそう呼ばれていた。
”真祖”発生の原因と思われる。
「魂核」 (こんかく、コア)
妖怪・妖魔には必ずあるという急所?
これを破壊されると同一個体として再生する事が出来ない。
また、強力な妖怪・妖魔の魂核を破壊するには、対応できるだけの
実力が必要。
□ さ行 □
「準特」 (じゅんとく)
卿夜達が属する術者の組織に於いて、特級の次の階級。
特級と一級との差が余りにも大きすぎるとの事で後から作られた階級らしい。
緋之原(東北支部)などが準特階級。
「真祖」 (しんそ)
吸血鬼の始祖。”串刺し公”の存在により発生したとされる妖怪。
発生直後は狂乱状態で多数の被害を出したが、時を経て自らの
過ちを認め蒼騎士に自らを討たせて消滅した、とされている。
□ た行 □
「鳥妖」 (ちょうよう)
鳥形の妖怪・妖魔全般を指す。一般的に、対処が面倒臭いとされる。
まず飛んでいる鳥妖を引きずり下ろさないといけないからなのだが……。
「デュラハン」 (でゅらはん)
死を予言する、首無し騎士と呼ばれるアイルランド発祥の妖精。
首無しの馬に騎乗している。
最近ではアンデッド扱いされる事も多い。
「特級」 (とっきゅう)
卿夜達が属する術者の組織に於いて、一番上の階級。
命様が属する。
「特級相当」 (とっきゅうそうとう)
蒼眞が口にした自分の階級。何故に”相当”なのかは謎。
□ な行 □
□ は行 □
「ブルー」 (ぶるー)
ロゼッタのミドルネームの”ブルー”は、蒼騎士により力を授けられた
が故のカスティリョーネ家の篤い尊敬の思いの表れだそうだ。
「変生」 (へんじょう)
元は人間でありながら、強過ぎる負の感情によって闇落ちし、妖魔へと
生まれ変わる現象。変生後は元の負の感情に妖魔の本能が合わさり、より
人間にとっては危険な存在となる。
事例は少ないが、外部からの干渉等により強制的に人間を変生させる事も
可能ではある。
また、変生した人間は決して自ら元に戻る事はなく、現時点では戻す方法も
ない為殺すという選択肢しかない。
「本部」 (ほんぶ)
術者組織の総本山。文字通り、山1つまるごとが本部になっている。
命様が居るのも此処。
他にも東北支部、九州支部、東海支部等、各支部もある。
□ ま行 □
「命様」 (みことさま)
数少ない特級の術者であり、強大な結界術の使い手。
組織の拠り所であり、深い敬愛の対象。代々女性が選ばれる。
「メンタル豆腐並み」
タイチ……。
□ や行~ □
「妖怪」 (ようかい)
人々の様々な思いから発生する、人間とは別系統の生物。
妖怪の素と呼ばれる”氣精”から、見た目・思考ともほぼ人間と
変わらないレベルの上級妖怪まで雑多に存在する。
文化圏によって様々な呼び方をされており、キリスト教圏では妖怪・妖魔の
区別無く一括りで「悪魔」となる。
「妖魔」 (ようま)
妖怪と同じ生まれ方をした存在の中でも、人間に害なすモノを区別して
「妖魔」と呼んでいる。人間でありながら妖魔へと”変生”する者も存在し、
その発生過程から全てこちらに分類される。
「四大天使」 (よんだいてんし)
ヴァチカンにおける最高位の四人の戦士。
ミカエル・ガブリエル・ラファエル・ウリエルの名を与えられる。