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町へ 24
バトル所カガワの戦士は
白い服の男に襲いかかった。
しかし、白い男はヒラリとかわし、
小柄の男の背中に蹴りを入れた。
「ぐへぇ…」
と小柄の男は転がりそのまま倒れた。
しかし、
その隙に肩幅の広い男は
白い男の脇腹目掛け一撃をかまそうとした。
「おいおい、俺もいるんだぞ。」
とマフラーの男は男の広い肩をドンと踏んだ。
メキメキっと骨が軋む音がする。
すると、
肩幅の男の反対側の腕を白い男が掴んだ。
巨大な体はふわりと宙に浮き、
大きな音と共に地面に倒れた。
『これは…両者戦闘不能!何と一瞬の出来事!』
観客の歓声ははち切れんばかりの
大きさとなった。
『新エース候補もコイツらには勝てなかった!
勝者、ケモノ&健一!』
わあぁぁ!
辺りは歓声と拍手で一杯になった。
「これは、マジでムズいな…」
「優勝はいくらノビルでも無理ね。」
「お2人とも、そんなこと言わず…」
と3人はガックリした。
一方その頃戦士の控え室では
戦士たちがスタンバイしていた。
ノビルは第3試合だ。
ノビルは専用の部屋で待っていたが、
パートナーが一向に現れないため、
不安になってきた。
しばらくすると、部屋の扉が開いた。