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80000000000  作者: VB:Done
第1章 To Be Back
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To Be Back 7

辺りは静けさが広がった。



「おっさん、どういうことだ?」


「いや…方法はあるが…君らの望まぬ方法だ…」


「望まぬ方法?」


「戻るには二つの方法がある。1つは君らが来たようにタイムボールや時空時計を使うやり方。もう1つはミストラベラーセンターに行くことだ。」


「ミストラベラーセンター?」


「元の時代に戻る場所だ。」


「じゃあ、そこに行こうぜ。」


「待て!」


「何だよ。」


「問題は君らが元界戦争前から来たことだ。」


「元界戦争?」


「元界戦争の話は置いといて、それ以前に来た人間にミストラベラーセンターはある契約をする。」


「契約って?」


「契約はタイムスリップしたことを口外しないということだ。」


「何だ、簡単じゃねぇか。」


「問題はそこではない。奴等は契約を破らないようにいつでも殺せるよう狙っている。しかも、奴等の審査は厳しく喋ろうとする予感がしたくらい殺す。とても生きてる心地はしないさ。」


「じゃあタイムボールとかを使うしかないわ。」


「それも難しい…」


「何故?」


「タイムボールはとても高価だ。一年戻るだけで、1億fかかる。」


「1億fって円だといくらくらいだ?」


「まぁ、そのまま1億円くらいだろう。」


「てことは…800億円も!」


「あぁ、だから難しいのだ。君らが帰る方法はあるが、どちらも嫌だろう。苦労して安全に帰るか、苦労せず自由を失うか」



辺りは重い空気で包まれた。

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