町へ 5
2人は個室から出てきた。
すると奈良が困った顔でボーンに近寄ってきた。
「おぃ、ボーン。
アイツカジノすんげぇ下手だぞ!
金がもうすっからかんだ!」
奈良が指差す先にはボーンがいた。
「お~ぃ、ボーン。ここはダメだ!
全然勝てねぇ!」
と怒り気味でノビルが来た。
やれやれという顔でボーンは近寄った。
「じゃあ、話は済んだからバトル所に行こうか。
君がお世話になるとこだからな。」
「おぅ!」
2人はカジノを後にした。
2人はしばらく歩いていると、ボーンが尋ねた。
「そういえば、
君は意識のことを理解できたかい?」
するとノビルは苦笑いをして答えた。
「実は全然…」
「だろうな、
たった数日で意識を知ることは
不可能に近いことだ。
うむ、少しバトル所のルートからは外れるが、
意識の支店があるから、どうだ?
行ってみないか?」
「あぁ、いいな。」
2人はルートをバトル所から意識の支店に変え、
歩いた。
しばらくすると、
少し周りよりは小さい建物が見えた。
どうやら、ここが意識の支店のようだ。
「いらっしゃいませ。何をお求めですか?」
「あぁ、意識辞典をくれ。」
「はい、ではこちらへ。」
2人は店員に本のスペースへ案内された。
本はズラリと並んでいた。
全て意識に関する本で、
基本書や解説書、歴史書などがあったが、
特に級上げの攻略本が多かった。
店員は奥から大きめの本を持ってきた。




