意識・職業習得所 25
二人は放浪の末ようやく極塔にたどり着いた。
「じゃあな、ヤイバ。」
「おぅ。」
二人は別れてそれぞれの組へ向かった。
ノビルはヤイバより先に自分の組に着いた。
やはりZ部なだけあり、組はどこも荒れている。
ノビルは組を見渡してみる。
どうやら巨体の女が組を仕切っているように見える。
ノビルは空いているテーブルに付いた。
すると、巨体の女の下っぱらしき小柄な少年が走ってきた。
「カナダさん。武器の調達が完了しました。」
「あぁ?テメェ遅いんじゃねぇか?」
「は…はぃ、すみません。
たくさん仕入れて参りましたので…」
「ふぅ~ん。まぁ、今日は見逃してやるわ。
おい、ヘッポコども武器を確認して来い。
もうすぐ意識の講義だから早目にな!」
「へ…へぃ!」
カナダの怒鳴り声で他の下っぱ数名が
部屋から飛び出していった。
それを見ていたノビルはカナダという、女の所へ行った。
「おぃ、お前。この後意識の講義があるって本当か!?」
カナダはノビルを見おろし、言った。
「あぁ?テメェは誰だ?
容易く私に話かけてんじゃねぇよ!
分かったらさっさと消えろ。ガキが!」
すると、あの小柄な少年が小さな声で話かけた。
「次は意識の講義です」
「おぅ、ありがとな!」
と、ノビルは手を上げ礼を言った。




