意識・職業習得所 20
ワインがS部に来た次の日、
次郎が部にやって来ると、一人の男が急いで来た。
「あんたが、もしかして次郎なのかい?」
「あぁ、そうだが…」
「良かった。早くここから逃げなさい。」
「何で?」
「何でって…
昨日、君はワインの部下に手を出したらしいじゃないか。」
「ワイン?…多分な」
「君が帰った後、
ワインがS部に来て君を探していたよ。」
「へぇ~」
「へぇ~じゃない!彼はX部の四年のボスだ。
意識も使うし、しかも四級使いだ。
我々や君じゃ対抗できない。」
「ウルセェ!
そんな糞みてぇな名前の奴に負けるか。
返り討ちにしてやる。
お心遣いどうも!」
と言って、次郎は組に入って行った。
やはり、みんな次郎を白い目で見ている。
「何だ、オメェらもワインってやつに怯えてんのか。」
「あぁ、勿論だ。
でなきゃ毎月やつの集金なんか払わねぇ。」
「集金?」
「毎月金を集めに来るんだよ。一人一月、1f。
俺らはhとかlとかを基準としてんのに…」
「hとかlって何だ?」
「君がワインの怒りを静めたら教えてやるよ。」
「逃げろってことか…馬鹿馬鹿しい。」
すると…ドカンッ!という音と供に3mはある扉が宙を待った。




