意識・職業習得所 16
四人は私的意識所についた。
「元界で意識を得るときには公的意識所、
こっちだと私的意識所なんです。」
店の中に入る。
中は何だか明るい雰囲気で
カウンターに10名ほど従業員が並んでいるが、
2人しか相手がいない。
「いらっしゃいませ。どうぞ、こちらへ。」
四人は左から4番目のカウンターに案内された。
「いらっしゃいませ。今日は装束ですか?
上達ですか?」
「装束のみで。」
「かしこまりました。どちらの方が…」
「あ、私です。」
「はい。では、装束について始めます。」
と言われ、メニュー表らしき物が広げられた。
「では、今回はどの型式の意識をお望みで?」
と言うと、
メニュー表に『個人変化型』、『周囲変化型』、
『円形変化型』と浮かんできた。
「この型っていうのは…」
「こちらはですね。
『個人』は自分の体や器官が変化する意識、
『周囲』は周りに対する変化の意識、
『円形』は自分や周りを変化させる意識ですが、その変わり『個人』より繊細な部分はできず、『周囲』よりは規模は小さくなっています。」
「う~ん。じゃぁ…周囲で。」
「かしこまりました。
では物質を増やしたりする『物質型』と
行為を行う『行為型』のどちらにされますか?」
「では…行為型で。」




