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80000000000  作者: VB:Done
第5章 裏社会
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裏社会 26

ヤイバはまた後ろに下がり、距離をとった。



「無駄だ無駄だ!

この剣はどこまでも追うぞ!」



ヤイバは刀を振った。



キィィィィィィ~ン


鼓膜が破けるほどの高音が鳴り響いた。



(何故だ…曲なのに伸びている。おかしいぞ。)



またサンソンはヤイバに追撃を与えた。



キィィィィィィィ~ン



またもや鋭い音が鳴り響いた。


ヤイバは受け流すように刀を振った。



(ん?待てよ…まさか…)



ヤイバはふと思った。


そして、切っ先をサンソンに向けた。



「どうした?」


「いいや。

解けたかもしれねぇな。こりゃ。」



ヤイバはそう言うと

サンソンに向かって走り出した。



「自棄になったか…、アナコンダ!」



サンソンも負けじと剣に意識を使った。


ヤイバはサンソンのすぐそこで刀を交えた。



ギィィン


刀が合わさる音がした。



(やっぱりな…)



ヤイバが確信を得たその時、

ヤイバの背中にサンソンの切っ先が刺さった。



「イテェ!」


「はっは、油断しただろ!」



サンソンは剣を元の長さに戻した。


すると、ヤイバは後退りし、

サンソンとの距離を先程と同じくらいとった。



「覚悟しな。テメェの意識見破ったぜ!」

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