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裏社会 12
ヤイバがミラノを倒すと2人組がヤイバを襲った。
ヤイバは器用に2人の刀を止めた。
「流石はトーナメント2位だな。」
「ようやく真剣を持ったか。」
ヤイバは2人を弾いた。
「テメェは…」
「おう、覚えてるか。ファールと東郷だよ。」
2人はミラノとのいざこざの後に、
フランシスとヤイバを追ってきた2人だ。
「あの時の借りは返してもらうぜ。」
ヤイバは刀を振り上げた。
2人はすっとかわした。
「馬鹿め、貴様の技くらいは把握している。
易々と勝てると思うなよ!」
2人は交互に攻撃をしてきた。
ヤイバは少し苦戦を強いられた。
すると、ファールが爆音と共に吹き飛んだ。
「おい、新人。もう1人は任せたぞ!」
エラトスが親指を立てて言った。
小型バズーカからは黒煙が漏れている。
「俺は幹部を仕留めてくる!
シュンカ!」
エラトスはシュンカに向かって叫んだ。
シュンカはさっと手を前に出し、
エラトスの前に
幹部の所へのエアロードを作った。
「宗教団を舐めんなよ!」
エラトスはエアロードに入った。
かと思うと、エラトスの体は突然、
脱線した列車の様に横に飛ばされた。
「ん~。ダメだね~。」