裏社会 2
「君たち善良な市民に対し何をしておるのだ!」
上官はポリスたちに怒鳴りつけた。
「失礼しました、上官!」
「うん。君らは隣町の北東部へ向かってくれ。
人神団の情報が入っている。調べてくれ。」
「承知しました!」
すると3人は駆け足で去って行った。
上官は2人を見た。
「ほぉ、君たちが新入社員か。」
2人はきょとんとした。
「おや、違うかな。
2人とも宗教団に加入するんだろ?」
上官は手をさっと出した。
「私はポリスの上官でありながら、
宗教団に所属するチリだ。」
2人はチリと握手した。
「では、君らを本部へ案内したいと思う。
もちろん宗教団のな。」
2人はチリについて行った。
しばらく歩くと
何のへんてつもないビルに着いた。
そこは、機関の本部にしては狭すぎた。
「本当にここなのか?」
「あぁ、
我々の部署には空間学の達人がいるからな。
これぐらいの広さがあれば充分だ。」
2人は奥へと進んだ。
そこはボーンの家と同じく
外見の割には中はかなり広い。
「おぃ、チリ…」
「悪いね、チリ長官と呼んでくれ。」
「チリ長官。空間学って何なんだ?」
チリは2人を見て笑った。
「はっはっ、冗談を言うな。
もし、本当に知らないならあいつに聞け。」




