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裏社会
次の日、ヤイバと次郎の2人は、
地図に記された宗教団の本拠地へと向かった。
そこは近郊の住宅街の様なとこだった。
「此処等かな?」
「たぶんな。」
2人が立ち止まっていると
後ろから数人の男が話しかけた。
「君たち、何をしているんだ?」
2人は後ろを振り返った。
「何をしているんだと聞いているんだ。」
「ちょっと道に迷ってな。」
「ほぉ~」
「我々はポリスだ。
実はここら辺で宗教団という
反社会派団体があると聞いたんだが…」
次郎は持っていた地図を後ろに隠した。
「聞いたこともねぇな。」
「そうか。
でも、こんなとこをアトムロードも使わず
うろうろしているなんて怪しいな。」
ポリスは不敵な笑みを浮かべた。
「ちょっと話を聞かせてもらいたいんだが…」
ポリスの1人がヤイバの腕を掴もうとした。
「やめろよ。」
ヤイバは腕を払った。
「君たちは怪しい。
もしや、宗教団の一員ではないのか?」
「白状したまえ。」
ポリスは2人に詰め寄った。
「こら、お前ら!やめないか!」
すると、後ろから怒鳴り声が聞こえた。
「じ…上官!」
上官と思われる色黒の男はポリスに近寄った。




