意識・職業習得所 8
「おぃ…待て…。
そ…そいつらは倒せても、俺は…倒せねぇぞ!」
リーダーと思われるチンピラは
ノビルたちにそう言った。
「俺は意識を使えるんだぜ…!“瓶"の意識だ。」
「ビン?」
「あぁ、そうさ。まだ五級だが…
お前らを倒すには充分だ。」
そう言うとチンピラは唸り始めた。
するとみるみるうちにチンピラの両腕は
瓶へと変わって行った。
「見ろ。これは正真正銘の瓶だ。くたばれ!」
そう言うとヤイバに向かって瓶を降り下ろした。
ヤイバはそれをナイフで受け止める。
しかし硬さは瓶。
ヤイバは押し負けた。
「ハッハッハ!どうだ。」
次はノビルに殴りかかった。
ノビルは自慢の拳で対抗した。
ガンッと鈍い音がした。
「痛ってぇ~!」
ノビルは転げ回った。
「なかなかいいパンチだが、瓶には勝てねぇな。」
瓶にはヒビ1つ入っていない。
「おい、瓶野郎。
おめぇの拳の硬さは瓶かもしれねぇが、
俺にはかなわねぇだろ。」
「何言ってんだ。テメェ。覚悟しろ。」
チンピラは次郎を殴ろうと拳を付き出した。
そしてチンピラは気付いた。
しかし、もう遅かった。
そう、次郎の拳にはメリケンサックが付けられていた。
そして、拳はぶつかった。




