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80000000000  作者: VB:Done
第4章 200vs2
154/377

200vs2 49

ゴケンテーはピクリとも動かない。


次郎は訳が分からなかったが、

何者かがゴケンテーを倒したので、

大木を下ろしヤイバを背負った。



「おぃ…あんた…」



次郎は口を開きかけた。



「おやおや、また会ったね。」



皺が目立つ顔に笑みが浮かんだ。



「え?前に会ったっけ?」


「お前さんじゃないよ!」



次郎は大声で怒鳴られた。


次郎はきょとんとして

背中に背負ったヤイバを指差す。



「あぁ、そいつじゃ。全く無茶しおって。」



老婆はヤイバの頭を触った。


すると、ヤイバは頭を上げた。



「んぁあ…?あぁ…江口さんか…」


「おやおや覚えててくれたんか。これをお飲み。」



ヤイバは口の中に

何か薬らしき物を押し込まれた。


すると、ヤイバの腹の痛みはすっと消え、

出血もしなくなった。



「おぉ、ありがとな、江口さん。

お陰様で楽になったぜ。」


「そうかい。それは良かった、じゃあね。」



江口はさっと目の前から消えた。



「知り合いか?」



次郎はヤイバを背中からおろした。



「まぁな。」



ヤイバは少し考え言った。



「あいつは精鋭百隊だ。」



すると、誰かがこちらへ走ってきた。

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