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80000000000  作者: VB:Done
第4章 200vs2
115/377

200vs2 10

その後も3試合が行われ準々決勝は終了した。


ついにベスト4による準決勝が

幕を開こうとしていた。



「相手は?」


「熊出って奴だ。意識者だから気をつけろ。」



ヤイバは熊出より後に試合場に上がった。


熊出は刀を磨いて待っていた。



『では両者、位置について…』



ヤイバは刀を抜き構えた。



『では、はじめ~ぃ!』



戦いは始まった。


2人はどちらも攻めることなく時が過ぎた。



ヤイバが熊出との間合いを詰めた。


すると、熊出が一歩前へ出て打ってきた。


ヤイバは素早くそれを弾き、

刀をそのまま回し腹に一本入れた。



ヤイバはメーターを見た。7%。優位に立った。


視線を熊出に戻すと既に構えになっていた。


ヤイバは程よい間隔を置いて熊出を見た。



しかし、何かがおかしい。


熊出は置物のように動かない。



「ヤイバ、後ろだ!」



ざわついている会場の中で

フランシスの声が微かに聞こえた。


後ろを振り返ると同時にヤイバは腕を斬られた。



相手は熊出だ。


明らかに前にいたはずの熊出が後ろにいた。



「意識か…」


「もちろんだ。俺様は“偽”の意識を使う。

貴様がずっと見ていたのは俺様の偽りだ。」



前にいた熊出の偽りは

ゆらりゆらりと消えていった。

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