ex1「主な作品の舞台、これまでの登場人物など」
※この先を読み進めていく中で、分からなくなった場合にお読みくださいませ。
(舞台)
温暖化により首都機能が北海道に移管された近未来の日本。
首都である新京都には、第一から第十まで、四と九を除いた八つの特区がある。
カラーの違う特区のうち、主な舞台は第五特区。別名をカオスタウンと呼ばれるほど、街には種々雑多な要素が混在している。
(登場人物)
◇和泉サイド
鷲宮和泉:バリキャリの女性主任。ごく平凡なサラリーマンと専業主婦の娘。仕事は完璧だが、家事は苦手。
姫宮久喜:頼れるオネエ課長。細面で色白のハンサムだが、酪農家の一人息子。
花崎春日:世間知らずの新入社員。国際的名医のお嬢さま。やや一般常識に欠けるところが難点。
鷲宮和海:和泉の母。無自覚なトラブルメーカー。オープンな腐女子。
◆剛志サイド
木崎剛志:罪無き不幸者。音楽家の父と画家の母の一人息子だったが、幼少期に飛行機事故で亡くした。成績は平均。
羽生業平:クラスメイト。国際弁護士のご子息。首席で運動神経抜群だが、残念な性格をしている。
伊勢崎子:クラスメイト。居酒屋の看板娘。庶民派で福福しい体格をしていて、面倒見が良い。成績は赤点ちょい上。
松原団地:剛志たちのクラス担任兼新聞同好会の顧問。柔軟な発想の持ち主で、生徒第一主義。教科は国語。
(参考資料)
総務課都市計画係「立地適正化計画(抄)」
基づく法律:都市再生特別措置法
コンセプト:①コンパクトな都市経済の維持 ②持続可能な都市経営
Ⅰ市街化区域:①既に市街化している区域 ②概ね十年以内に市街化すべき区域
Ⅱ居住誘導区域:人口密度の維持、生活サービス・地域コミュニティーの持続的確保のため、居住を誘導すべき区域
Ⅲ都市機能誘導区域:医療・福祉、教育・文化、商業等の都市機能を鉄道駅周辺(=都市核・地域核)に誘導し、集約することで、各種サービスの効率的提供を図る区域
Ⅳ居住誘導区域外:現状の市街地環境を保全しつつ、一定規模以上の宅地開発や住宅建築を誘導しない区域 ※新たに左記の行為をなす場合は、届出を要するものとする
Ⅴ市街化調整区域:市街化を抑制し、山林や農地等として保全する区域
※Ⅰ~Ⅴの包括関係:全体集合(U)はⅠとⅤを含み、ⅠにはⅡとⅣを含み、ⅡにはⅢが含まれる
Ⅲに誘導する施設
※広域的な利用が見込まれる施設、および地域拠点に於いて必要な施設とする
・医療:①病院(二次・三次救急) ②応急診療所
・行政:①市役所(本庁舎周辺庁舎を含む) ②支所、市民サービスセンター等
・文化:①図書館 ②ホール(千席以上) ③博物館、美術館
・教育:①大学(高等教育機関) ②高等学校(義務教育課程を除く中等教育機関)
・スポーツ:観覧席付スポーツ施設(プロスポーツの興行等を開催する施設)
Ⅳに必要な届出
・開発行為:①三戸以上の住宅の建築を目的とする開発行為 ②一戸又は二戸の住宅の建築を目的とする開発行為で、規模が千平方メートル以上のもの
・建築行為:①三戸以上の住宅を新築しようとする場合 ②建築物を改築、又は建築物の用途を変更し、三戸以上の住宅とする場合
※年内は、これが最終投稿です。新年は、正月二日からの投稿を予定しています。




