002:仲間集う
2時間の狩を終え、〖イーニャ〗に戻る。
騎獣を置ける店の一つ〖クック〗に入り、ここでの飲食を行い、騎獣にも餌を出し、平原系、森系、海系のペットにも人気な共通フードも出る店だ。
「今度は武装街だな」
「ああ。初心者装備でよく戦っているしな、やはり有望な新人は良いモノだ」
「私達は有望なのですか?」
「俺達は有望なのか?」
「ああ。記録をたたき出すほどの有望な新人だな。コンボだけならこのゲームでもトップレイヤーレベルだぞ」
「後は生産などもあるが、魔法についても学ぶべきだし、弓などの飛び道具も学ぶべきだ。加えるなら騎乗している最中の攻撃手段を持つべきだな」
「結構多いんだな」
「やることが多そうです」
「まず、二人はどのような武装が理想だ」
「二刀流だ」
「格闘でしょうか。凄く面白いです」
「なるほど、なら遠距離攻撃手段を取るなら、弓、弩、投げナイフ、手裏剣などの飛び道具、攻撃魔法の元素魔法、暗黒魔法、神聖魔法などの魔法攻撃手段、このどちらが良い」
「魔法よりは飛び道具言いな」
「迷いますね。でも私も飛び道具の方が良いです」
「なるほど、二人とも飛び道具か、騎乗しての装備は考えているか」
「えーと。弓とか?」
「棒とか?」
「騎乗した状態での槍、棒、ハルバード、薙刀などの長柄武器、先程話した遠距離攻撃手段の騎乗用遠距離攻撃手段の弓、弩、投げナイフ、手裏剣、スリリングショットなどだ。この騎乗用の近距離武器、遠距離武器は必ず必要な物だ」
「つまり。徒歩での攻撃手段、騎乗しての攻撃手段、この近・遠距離武器の四種類がいる。用意しておいてまず損はない」
「四種類かあ。結構な出費だぜ」
「うん。格闘用武器でどうにかなるものじゃないから、新しくスキルを取得する方が良いわね」
「うむ。ユウヤには槍と弓、ツグミには棒と弓などだな」
「そう限定するものではないと思うぞマスター」
「まあ長柄武器と射撃武器の二種類の方が良いな」
「でも弱くないか?」
「でも幅広く使えるよユウヤ」
「そうだよなあ。うーん。ちと悩むぜ」
「強力な武器よりも馴染んだ武器の方がよいぞ」
「他にも投擲武器もあるぞ?」
新人の二人は、悩みに悩み、結局、長柄武器、射撃武器、投擲武器の三種類を取得した。幅広く装備できるが一つ当たりの恩恵が少なくても、初心者にはお勧めと推薦されたために選ぶ。
武装街での買い物、☆+1なら一つ当たり1000Gに行かないが、☆+2は一つ当たり1万に届かないが、9999Gはいったりもする。
まずは武器から、和風武装の専門店〖ブシロード〗の露天商に行く。
「見本市みたい」
「すげえ。武器が、防具が」
「色々と試す方がいいぞ。」
「馴染んだ物がクリティカルを出し易いぞ」
双子は、色々と手に取り、槍、棒の2種類の長柄武器等を取る。
ユウヤは自然と十文字槍を取る。
戦士であるピローテスも、理解できる惹きつけられる武器、妙な事ではあるが、武器に対して一目惚れすることも少なからずあるのだ。
ツグミも一つの槍を取る。
薙刀だと呼ばれる武器に一目惚れしたツグミに、ピローテスも懐かしそうに微笑みながら見届ける。
二つとも2mの長さはある、一般的には短い槍の範疇に入る。
ランクとしては☆+1の物だ。
「次は射撃武器だな」
「一目惚れとは、なんともねえ」
「何だマスターはないのか?」
「いや。有る。むしろ直感的に選ぶね」
「よくある事だ。私も考えるより直感的の方が多い」
姉弟の二人は直ぐに購入し、店の近くの試しの所で、武器を試し。
保護者のような二人は、二人が試すのを見てから、射撃武器の事も話す。
「うーん。飛び道具は、なんか、うーん」
「弩の方が良いのでしょうか?」
「悩むのなら投擲武器を使うのも一つの手だぞ」
「投擲ナイフ、手裏剣、クナイ、巻き菱、打矢、チャクラム、トマホークもあるな」
「おお。手裏剣!それだ」
「うーん。ダーツかな」
二人に投擲武器の店〖花道〗ここで手裏剣、苦無を購入したユウヤ、ダーツと巻き菱を購入したツグミ。
二人の事も有るが、騎士装備の専門店の〖ナイト・ナイト〗により、暗黒騎士、聖騎士の騎乗用の槍、弓、剣の三種類の武器、徒歩での槍、弓を購入した。
従者のピローテスにも専用のアイテムボックスもある。
南側の平原での訓練。
まずは徒歩での、刀剣、格闘での訓練。
アーツを使うツグミに、ピローテスは易々と盾で防ぐ、時々剣で反撃し、更に足技でも攻撃する。これにツグミは大苦戦、格闘に心得の有るピローテスにはツグミの攻撃が読み易いらしく、全くヒットしないで全アーツを使い切る。
その後に長柄武器での訓練。
薙刀のツグミに対し、徒歩用のスピアを使う。
薙刀は2mに対し、スピアは2m50cmほど、体格で劣るツグミに、体格で勝るピローテスでは勝ち目はなさそうだが、訓練の為にピローテスからしごかれる。
その後の投擲武器の訓練。
投げナイフを好むピローテスに、ダーツを使うツグミ。
的に4m程度の距離で撃ち、ツグミのは当たるが、威力においては勝らない。
そんな二人の訓練もあるが、レド、ユウヤの二人も訓練する。
防御技を徹底的に叩き込まれ、しかもレドは槍の心得があるらしい。
片手剣よりよほど鋭く、速く、威力も強く、槍の技においても優れていた。
そんな四人の訓練も、新人のプレイヤーからすれば興味を持つ者が多いらしく、見学する者も少なからずいる。
騎乗用の戦闘訓練もみっちりと詰み、レドからすれば少し教わった程度だが、徒歩での連続技と違い、騎獣での移動しながらの突き、薙ぎ払い、叩き下ろしが基本的な物なので、乗り慣れることでプレイヤースキルは上がる。
刀剣や槍などならまだ戦えるが、射撃武器、投擲武器なら殆ど当たらない二人に対し、ピローテスは騎乗での弓、記者の達人の様な命中精度と射撃速度に二人も驚く、主人のレドも驚くほど見事だった。
レドもピローテスには及ばない物、優れた射手でもあった。
「レド」
名前を呼ぶのは暗殺者の様な忍者の黒装束に、忍者刀を腰に帯刀したピローテスより身長の低い、ウルカだった。
「ようウルカ、元気そうで何よりだ」
「ピローテス」
「新人の育成と言われて許してしまった」
「仕方のない事か、先程から見ていたが、中々好い新人だ。特に和風装備を好むところがポイントが高い」
「この方は?」
「なんか俺達と気の合いそうな人だな」
「自己紹介か、忍者時々侍のウルカだ。ちなみに忍者は独立した職業だ。さらに言うのならクラスの方は戦忍者だ。真正面きっての戦いに強い」
何やら拘りが感じられる話に、和風装束の二人の姉弟も、通じる物があり印象としては厳しいそうだが、別に話の分からない人ではない事も有って訓練を中断した。
「武道家のツグミです。よろしくお願いします」
「侍のユウヤだぜ。よろしく頼む」
「うむ」
「で、ウルカは暇なのか」
「暇と言うよりこの世界での再びの生活を送りに来た。要すれば遊びにきたという訳だ。リアルでは忍法とか使えないしな」
「ウルカさんは女性ですよね?」
「当たり前だ」
「何でピローテスさんの様な男性口調なのですか?」
「こっちが地なのだ。リアルのような環境では地味なデスマス口調だしな」
「じゃあ。その口調に変更」
「これでよろしいでしょうか、何かお困りですか?」
中々ノリの良い性格らしく、口調を変えるとがらりと印象が変わる。
「この口調は面倒過ぎるのだ。やたらと男が寄るしな、全く」
「魅力が激減する」
「ユウヤ!」
「別に好い、侍だしな。悪くない選択だ」
何故か喜ばしいウルカに、まだ小学生の二人も苦笑が浮かぶ。
「という訳だ。レド、侍に成れ」
「ダメだ。マスター、裏切るな」
「バカ二人、もう少し冷静になれ、要すればスキルを取得するのみだ」
二人の女性の言い合いに、あっさりと要点を突いた事を言うレド。
「それにスキルポイントもチケットも少ないからな」
「ふむ。一理あるな。チケットは貴重だし」
「そんじゃあ。ウルカの武装変更だな。それと騎獣」
度々お世話になる騎乗用獣の専門店〖ユニコーン〗に向かい、レドの紹介で購入するが、ウルカはどうやらこの騎獣ペットを気に入り、名前まで付けて非常に可愛がっていた。当然の様に同好の士のツグミとは話が合う。
衣類、武具、アクセサリーも購入し、女性三名は買い物を楽しむ。
男性のレド、年下のユウヤも衣類、防具、アクセサリーには興味が有ったらしく、財布を考えて買い物を行う。
「ふう」
買い物を終え、着替えてからすっかりと買い込んだ物を装備した後、視線が集まるので、うんざりして黒装束に戻す。
顔付としては非常に整った凛々しい和風の美少女風だが、本人からすれば面倒なだけなので、どうにかならないかとも思うが、仲間の事も有る。
顔付が変わればやはり混乱を及ぼすので、それは避けたかった。
少なくても、一緒にこのライフゲームワールドを遊ぶ仲間には、素顔で居たかった。
そんなウルカより派手な、ピローテスは特に気にしないで、コンソメスープを啜る。
近くにはウルカより15cmは低い、武道家娘のツグミが美味しそうにレアチーズケーキを食べていた。
このゲーム世界には菓子というのがない、プレイヤーが持ち込んで文化であり、この食文化の一つ一つをプレイヤーが作り、結果として製菓のお店も作られた。そんなところもあるだが、男子の二人は無言で最高級の日替わりケーキセットの創作ケーキを食べていた。しかも限定品だ。
「(ケーキが無制限に食べられる世界とは言え、うむ)」
「日替わりケーキセット三つ、こっちの三名ね」
店員に注文するレドに、甘い物に全く縁のないピローテスは困るが、主人のレドの作る物はまず美味しい、それを考えるとお勧めかもしれない。
食べ慣れないケーキが出ると。
「(困った)」
「まあまず食べてみろって、ここのメニューは万国共通だ」
「あ、ああ」
ケーキを食べ始めたピローテスが、一口を切り取り、口に入れる。
「!?」
「何でも店内用のみらしい」
「美味い。凄く甘い、いや程々に甘いのか、新しい食感だ」
一つ☆+1防具の一つがかえそうな金額だが、それでも買い求める客は絶えずにいる。ここにオーナーのパテシエには顔見知りで、ライと言う素材屋を営んでいたプレイヤーだ。今は製菓の店を広める為に店を開いていた。
「色々と助けられた奴だが、製菓の食文化をこの町に広めるらしい」
「好い考えだ。毎食食べられそうだ」
「まあ色々と有って、四日の内に1日の日中しかいない、レアなプレイヤーだ」
「むう」
ピローテスとしては毎食このケーキセットが食べたいと思ったところだ。
その気持ちが痛いほどわかるウルカも困った。
「美味しい料理ですけど、ちょっと気になります」
「何が?」
「カロリーです」
「安心しろこれでもカロリーカット99%なんだ。つまり100個食べて普通の食事に至るほど、太り難い物だ。ちなみに一日一つだ」
「味わって食べます」
買い物の後のケーキ店での食事も終え、再び狩りに行く。
□〖イーニャ・南側平原エリア〗
プリン、ボア、ウルフの三つを巡り、1次派生スキルチケット、スキル枠+1のチケットを手に入れる。
1次派生のLv15に育てるよりよほど早い、兎に角序盤の成長もあるのでこの三つを繰り返し、合計3巡の9回。
時刻は夕方の17:00。
「キャンプするぞう」
レドの気楽な声に四人も応える。
近くの小さな小川、その横に野営する。
レドは慣れた手つきで行い、慣れない者に指導をしていた。
食料確保も小川に入り魚を素手で掴む。
食べられる草も取り、香料になりそうな物なら魚料理に使える。
ピローテスも動物を狩、ウルカは魚釣りを垂らし、川エビなど取っていた。
まだ幼いと言える双子には、火を起こし、それを絶やさない様にする。
狩り、釣り、採取などの生活スキルが役立つ。
獲った獲物をレドが手早く調理し、まさに野営という言葉が似合う野性味が溢れる料理だ。
これらに香辛料、調味料をブレンドしたたれを使い匂いを消し、味を調える。
幼い二人にはまさにキャンプだ。
ピローテス、ウルカも少なからず経験はあるが、レドのような達人とは違う。
食事の後に、レドは楽器を取り出す。
クラシックギターだ。
これで演奏する。
意外にも腕前は高く冒険を彷彿とさせる楽曲を歌う。
何かと重宝する冒険の経験者に、行動を共にする者にとってみれば頼もしい面もある。ウルカからしてもこんな所があるから仲間内で頼りにされ、本当に色々と出来るが、年齢の事は尋ね難い。
陽気な歌声が響く中、これは場所を教えると共に、獣に対する警告でもある。
熊に対する鈴を使う様なものだ。人からすれば居場所が分かる便利な目印でもあるものだ。
楽しい一時を過ごし、野営してから午後9時には就寝。
□二日目:06:00
太陽が昇る前に置き、薄く白みがかる星空に、月が白く見えながら地上にいるものを照らし、まだ5月と言う事も有り肌寒く、ピローテスは全員の顔をしっかりと見続け、顔色に変化はないとも観察していた。
森林育ちのピローテスからすれば平原の朝方は違った物だ。
その微妙な変化が体調を壊すことを実体験で知っていた。
「出発する前に種を植えるそうだ」
ウルカが話す。
黒装束だが、手にはスコップと、小さな種が一粒ある。
レドも知っているリードの種だ。時間をかけて作った強靭な生命力を持つ何かとお世話になるとリードが話していた。
騎獣に乗り込み、レドを先頭に再び狩りに出かける。
他のプレイヤーはまだ見ない、平原は修練用としか思っていないプレイヤーが多いのも一つの要因らしい。
基礎の三か所は合計四巡はしているので、基礎の一つ上のランクの上位、もしくはランク☆+2も受ける。
騎乗で戦うのは難しいために、ウルカ、ツグミ、ユウヤの三名は騎乗用ペットから降り、好みの武器を使う。
ツグミは白兵戦の格闘、ユウヤは白兵戦の双刀、ウルカは棒手裏剣だ。
『緊急ミッションクエストを受けますか?』
了解と返事を行う。
□□□□□□□□□□
【緊急ミッション】
[内容]
ハイウルフを種類問わずに倒せ
[初回特典報酬]参加者全員に支給
全スキルLV+1チケット
1次派生スキルチケット
1次成長チケット
スキル枠+1チケット
[成功報酬]
肉:食用に適した素材
エネミージュース:HP回復アイテム。及び飲み物
ハイオオカミの血:調合用材
スターダストブレイド:調教用アイテム
ハイオオカミの爪:細工に使用する素材
ハイオオカミの毛皮:裁縫、革細工の素材
ハイオオカミのコート:布製のコート
ハイオオカミの骨:細工に使用する素材
[失敗報酬]
なし
[共通報酬]参加者全員に支給
1万G
□□□□□□□□□□
レド、ピローテスの二人は騎乗したまま、馬上暗黒盾を装備し、レドは馬上暗黒槍を握る、ピローテスは騎射用の暗黒弓を使う。
「じゃあ。新入荷製品を使うぞ」
レドが馬上盾のアーツを使う。
「ホースマン・アンカーシールド」
《ホースマン・アンカーシールド》
範囲[大]ヘイト上昇[小]攻撃力上昇[小]防御力・速力低下[小]
盾のアーツを使う。
「アンカーシールド」
《アンカーシールド》
範囲[中]ヘイト上昇[小]攻撃力上昇[小]防御力・速力低下[小]
騎士盾Ⅰのアーツを使う。
「ナイトアンカーシールド」
《ナイトアンカーシールド》
範囲[中]ヘイト上昇[小]防御力低下[中]速力低下[小]
「ダークアンカーシールド、ダークアンカーハウル」
暗黒盾Ⅰ・Ⅱのアーツを使う。
《ダークアンカーシールド》
範囲[中]ヘイト上昇[小]攻撃・防御・速力低下[小]暗黒耐性低下[小]
《ダークアンカーハウル》
範囲[中]ヘイト上昇[中]攻撃・防御・速力低下[中]暗黒耐性低下[中]
攻撃力±0、防御力-5、速力-5
盾アーツを連続して使い、槍を握る。
「しゃあ。総員突撃」
「真面目にやれ」
切れかけたウルカが、近くの小石を投げつける、切れたなら手裏剣のアーツが飛ぶから気をつけないといけない。
ピローテスも是非そうしてもらいたいだけに、二人の心は通じる
「しゃあねえじゃもえか。足が違うぜ?」
言われてから誰もがハッとする。
「騎兵と歩兵じゃ話にならなのを知らないのか」
戦国の大河ドラマ、国外の時代劇、よくあるファンタジー映画、その中で騎兵の突撃力はずば抜けたものだ。騎兵の突撃を歩兵一人では止められないのもある。
「なるほど、確かに違う。だが真面目にやれ」
「へいへい。んじゃあ。歩兵は近付くハイウルフを狩る。ピローテスは騎射の為に三名の援護を頼む」
「了解した」
「ウルカ二人の引率を頼めるか」
「請け負うぞ」
「ユウヤ」
「何だレド兄ちゃん」
「騎兵の戦いをよく見ておけ」
「了解だぜ」
「加えるのなら、ツグミも、騎兵での戦いは初めてだろうし、よくわからない物だと思うが、騎兵の突撃は非常に怖いぞ。そうエネミーでも畏れるかもな」
「つまり騎兵を学ぶという事は、ユウヤ、私の様な体格で勝らない者でも強力な攻撃が可能という事ですね」
「そうだ。その為には騎乗用ペットは大切にしておけ」
言わんとすることはわかる。
騎兵は強力かもしれないが、日々の愛騎との関係が重要だと、そんな事を言いたかったが、珍しく上手く言えなかったようだ。
騎乗用ペットの二足歩行の陸鳥は1・8mはある全高の為に、暗黒武装の騎士のレドが載ると、非常に強そうに見え、接近するハイウルフも一撃で屠りそうな印象を受ける。
槍を真正面に向ける、真面目に戦闘をするようだ。
「行くぞ。ビーア」
突撃するレドの最初の獲物に全速力の突撃は、一撃で上位種のハイウルフを貫き、そのままハイウルフは息絶えて消える。
その衝突した音からも分かる様にかなりの大音量だ。
徒歩の二人もウルカに引率されて攻撃を開始する。
ハイウルフは防御力が5段階ダウン、速力が5段階ダウンしているので、能力としては半減していた。
この為にまだ新人の二人でも容易く狩れる。
少なくても単騎で獅子奮迅するレドの動きには勇気付けられ、前に進もうという気分にさせるから不思議だ。そうユウヤにも思えてならない。
徒歩と騎乗では全く勝手が違うのに、優れた槍裁きを行うリーダーにはツグミも印象深く焼き付き、今度は馬術の訓練でもしようと強く思わせた。
騎射を行うピローテスも、これでもう少し真面目だったらと常に悩まされることを考えていたが、レドのような青年が学生と言う奴らしく、とても強そうなイメージの職業だ。
ウルカとしては頼れるのだが、不真面目に行動したりするのが悩みの種だ。
半分ほど撃破した後、レドの盾アーツが再び使われる。
ヘイト上昇、攻撃力は変化なし、防御力-5、速力-5を掛け。
能力が10分の1に落ちたハイウルフは、遠吠えを使う。
攻撃力、防御力、速力1段階上昇。
10体が吼えたので能力が戻る。
一匹に狙いをつけたレドが突進する。
吼えた後なので能力値が元に戻り一体に暗黒槍で貫く、クリティカルヒットで片付け、接近していた数匹の内、一匹をピローテスの弓矢が射貫き、足首だったので、苦悶声を上げてハイウルフの一匹は固まる
そこにウルカの棒手裏剣が突き刺さり、ユウヤ、ツグミの二人が飛び出し連続したアーツを使い片付ける。
二匹が屠られ、残る集団の8匹、レドの真正面に三匹、左側に三匹、右側に二匹だ。
レドが暗黒魔法を使う。
「ダーラⅡ」
【ダーラⅡ】
範囲[中]ダメージ率[小]ヒット率[2]
☆+2の範囲系基礎魔法のスペルを使う。
スペルアーツはランク毎に攻撃回数+1の為に、残った8匹に2回当たり、ダメージを与える。これにウルカが、忍法を使う。
「木遁の術」
【木遁の術】
範囲[中]ダメージ率[小]ヒット率[1]効果[行動妨害]
右側の三匹の足元からツタが絡み、右側の三匹を固定する。
左側の二匹にの内一匹に対し、ピローテスの暗黒魔法を使う。
「ブラッドサックⅢ」
【ブラッドサックⅢ】
範囲[小]ダメージ率[小]ヒット率[3]効果[HP吸収]
ブラッドサックの三連発を受け、一匹が消滅した。
「ダーラ」
【ダーラ】
範囲[中]ダメージ率[小]ヒット率[1]
レドの範囲系基礎暗黒魔法☆+1を使い更にハイウルフのHPを削る。
暗黒魔法剣を使う
「ダークネス・ファング」
【ダークネス・ファンク】
範囲[中]ダメージ率[小]ヒット率[1]
連続して暗黒魔法剣Ⅱを使う。
「ダークネス・ブレス」
【ダークネス・ブレス】
範囲[中]ダメージ率[小]ヒット率[2]
連続した範囲系暗黒魔法剣に、範囲内に居た右側三匹、左側一匹、真正面に3匹を狩る。
□□□□□□□□□□
【緊急ミッション達成】
[初回特典報酬]参加者全員に支給
全スキルLV+1チケット
1次派生スキルチケット
1次成長チケット
スキル枠+1チケット
[成功報酬]参加者全員に支給
肉:食用に適した素材
エネミージュース:HP回復アイテム。及び飲み物
ハイオオカミの血:調合用材
スターダストブレイド:調教用アイテム
ハイオオカミの爪:細工に使用する素材
ハイオオカミの毛皮:裁縫、革細工の素材
ハイオオカミのコート:布製のコート
ハイオオカミの骨:細工に使用する素材
[失敗報酬]
なし
[共通報酬]参加者全員に支給
1万G
□□□□□□□□□□
これらを取得。
〖イーニャ〗に戻り〖クック〗でログアウトした。
リアルに戻るとVR世界から現実に戻ると起きる、妙な気分、寂しさの様なものを感じる、地元の高校に通うのは四月からで、今は3月15日~3月31日までの16日と、4月6日までの6日間の24日だ。
ゲームで言うのなら4月14日~7月16日ぐらいだ。
小学生の頃からVRをしていたので、他人と時間の流れの違いから精神的に老けているのは仕方のない事だ。
ベッドの上からギターを取り。
適当な曲、冒険を連想させるような曲の「旅の途中」を演奏する。
真昼から始まった正式サービス、リアルの一日がゲーム世界では4倍に相当する。当然の様に精神的な成長も早い、それが社会問題になりつつあるが、現時点ではゲーム会社などの努力もあり大事に至っていない。
□
一日が過ぎ、3月16日の朝方。
体を動かすことも大事なので剣のトレーニングを積む、その後に槍、弓、弩とも行き、投擲ナイフなどの鍛練も一通りこなす。
戦士の訓練を積めるが、忍者の鍛練は積めないのが辛いところだ。
暁の05:00から08:00までトレーニングを積み、朝食とシャワーを浴びて、午前9時にログインした。
◇◆◆◇
ワンオフ・フリーライフオンラインの正式サービス二日目。
「やっぱりこの世界は合うねえ」
リアルで食べた朝飯より遥かに美味しい〖クック〗の昼飯。
この世界の住人であるピローテスなどの従者は、宿屋に泊まり主人のいないときはトレーニングなどを積むらしい、昨日のワンオフ・フリーライフオンライン情報局の放送より知った。
始まりの七日間の事も放送されていたが、朝方は誰もが時間がないらしく、この世界の翌日からログイン可能、つまりリアルでいうと午後0時からだ。
3月1日から3月7日まで行われた先行プレイの始まりの七日間、最後にはエネミー軍が押し寄せるも、総大将のエネミー将軍を倒すことで終わった。
このエネミー将軍を倒したのが、トッププレイヤー集団のグローリースターだ。別にフレンドなどではないのであまり知らないが、不愛想な連中が多い。
銀行に行き、アイテム倉庫と化した不要な装備品を整理し、素材アイテムをかき集め、共同生産所に入る。時間が立つのでプフェールトに餌を与える。
素材アイテムは
▽素材アイテムが一覧
〖イーニャ・西側山林エリア〗
エルダー系:エルダーの涙、雫、葉、枝などの植物系
スポア系:スポアの涙、胞子、キノコ、液体などのキノコ系
〖イーニャ・東川海岸エリア〗
クラブ系:クラブの涙、殻、ハサミなどの甲殻類系
フィッシュ系:魚の涙、ウロコ、魚肉、背びれなどの魚類系
〖イーニャ・南側平原エリア〗
ウルフ系:ウルフの涙、肉、毛皮、爪などのオオカミ系
ボア系:ボアの涙、肉、毛皮、タテガミなどのイノシシ系
〖イーニャ・東西南共通モブ〗
プリン系:プリンの涙、液体、リンゴなどのプリン系
▽
北側は相変わらずイベント用らしい。
主に調合用の素材を調合する、基礎エネミーからとれる素材アイテムの調合。
最も多いエルダーの雫、葉を混ぜたエルダーの涙。
スポアの胞子、液体を混ぜたスポアの涙。
こんな風に素材を調合した。
基礎の6種類の、この涙の原液が作られる。
この基礎をベースに、平原、森、海の異種3系統基礎三種混合液を作る。
エルダーの涙の原液、クラブの涙の原液、ウルフの涙の原液を混ぜる。
「『調合失敗』」
ここで配合を変更し、エルダーの涙の原液、スポアの涙の原液を調合し、成功した。
この異種2系統基礎二重混合液、これにクラブの涙の原液を混ぜる。
「『調合成功』」
異種3系統基礎三重混合液を作った。
☆+2×1、☆+1×1の調合は必ず成功する。それらから行ってみたが、メモ帳を読んでみると、忘れていたことが頭に入る。
☆+3×1、☆+1×2が可能なのだと。
これでエルダー☆+3の涙の原液、ウルフ☆+1の涙の原液、クラブ☆+1の涙の原液を調合した。
「『調合成功』」
□□□□□□□□□□
名称 :森と草原と海の混合液
素材 :エルダーの涙の原液 ウルフの涙の原液 クラブの涙の原液
品質 :☆+3
耐久度:30/30
効果:
木・水属性+3:木・水の属性増加
木・水耐性+3:木・水からの被ダメージ減少
HP・MP増加+3:HP・MP6%増加
対植物属性+3:植物エネミーに特効
対動物属性+3:動物エネミーに特効
対水棲属性+3:水棲エネミーに特効
備考:
高品質な原液、食品、ポーション、餌、染料、趣向品、ガスなどの物に使える。
□□□□□□□□□□
異種三系統三重混合液に成功した。
まだ基礎のみだが、今後の上を目指したい。
このままでは☆+1の装備には使えないために☆+2の上質な水道水(有料)で☆+2落とし、次に普通の水道水で☆+1に落とした。
☆+1の耐久度は10が最大だった事を失念していた。
この為に☆+3の耐久度30の為に☆+2の30個に相当し、☆+2の耐久度20の場合は☆+1に換算して600個に相当し、一つが手元にあるので599個を失った計算になる。
日本の良い言葉の勿体無いだ。
生産者の心得、調合、錬金はあるが、分割、計量のスキルを取る。
分割:分解とは違い、耐久度分の数に増やす
計量:正確な計量が可能にる。
ちなみに調合、錬金は
調合:ポーションなどの生産に必要不可欠な混ぜ物スキル
錬金:同じ物を上位のランクに上げたり、下げたりできるが、数が必要。
◇◆◆◇
[現在所有チケット]
始まりの七日間の期間中の取得チケット38枚
全スキルLV+3:1次派生及び成長する前のみ
1次派生:スキルを1次のみ派生、スキルポイント+1
1次成長:テイムエネミーのみ1次限定
スキル枠+1:スキル枠+1される
[特典ボーナスチケット:特典]
正式サービス支給チケット1枚又は9枚
GR:最高レア限定1枚
種族獲得:初回のみ1枚限定
[正式サービス中の報酬]初回特典×4
全スキルLV+1:1次派生前のみ
1次派生スキル:スキル1次派生
スキル枠+1:スキル枠+1
[ノーダメージボーナス]10枚
1次派生:スキル1次派生
スキル枠+1:スキル枠+1
◇◆◆◇
再び調合し☆+3×1、☆+1×2の森と平原と海の混合液、森と海と平原の混合液、平原と森と海の混合液、平原と海と森の混合液、海と森と平原の混合液、海と平原と森の混合液の6種類を調合した。
情報系スキルの眼力での結果
森がつくと木耐性・属性・HP増加、海がつく水属性・耐性・MP増加にボーナスが付く、平原が前に出ると速力増加がつく。
先頭にあるだけで変化があるのだから、二番目になるのも変化があるとは推測できるが、特に目立つような物はない。
先頭ボーナスと名付けたモノによって、変わりはするが、劇的とは言えない。
「あ~疲れた」
共同生産所の生産を終え、近くの生産プレイヤーの直販売所(露店)が集まる露店街、この近くにはガッツリした基本的に多めの料理が出る店が多いので大盛街とも呼ばれる。
そんな店の一つに入る。
そこには見知った顔がいたが、何やら種族が違う。
「(誰だったか)」
この顔見知りの後ろに座り、よく観察する。
先行プレイ時にはヒュムだった少女、白と黒のコントラストのこのオフショルダーのワンピースを着込んだ少女。
大鎌を傍に置く妖精風の少女には見覚えがあった。
容姿的にはクールな風貌に、冷たそうな顔つきに、雰囲気だ。
ピローテスに並ぶほどに豊満なスタイル。身長としては女性としてはやや身長が高い165㎝位だ。
食事を注文し、亭主はよく覚えていたらしく、特盛うな重を出す。ついでにお持ち帰りも作り始める。
「この匂いは、レド?」
妖精系の女性がこちらを見る。
どうも名前を知っているらしく、その聞き覚えのある声から名前を言った。
「もしかしてアリサか?」
「レドよね?家のPTのリーダー代理の?」
「そうだ。ちなみに種族はダークエルフ、現在の職業は錬金術士、クラスは調合士だ」
「ほうほう、なるなる」
「この言葉遣い、間違いなくアリサだ。これで弾むような声を出せば決定だ」
「ん♪」
「間違いない」
「昨日はごめんね。ログインしたかったけど、面倒な手続きとかでさう」
「そうか。ウルカは来ていたぞ。リアルの10時からログインだそうだ。ヒリュウの方は、親戚の葬式に出るから、帰宅後になって、夜の20時ぐらいからログインするらしい」
「そのウルカ経由で聞いたけど、何でも新人がいるとか、しかも黒帯とか聞いたわよ。どんな子?」
「まだ小学生だ。今度中学に上がるらしい」
「はいはいはい。会いたい」
「もう少し落ち着け。双子より年上だろ。そんな落ち着きがないと大人の威厳が崩れるぞ」
「私は女子高生よ。そのおばさんみたいな扱いは納得がいかないわ」
「了解だ。ただ小学生から見れば」
「ま、まあそうね。確かに年上ね。」
「じゃあ。俺は食事するぞ」
「少し静かにしておくわ」
「助かる」
そう言った俺に、アリサ人懐っこい笑みを浮かべる。こうする笑顔なら悪い印象を与えないのだが、クールな、冷酷そうな風貌から損しているのがもったいないと思う。
うな重を食べ終わり、亭主の特盛うな重の二個を受け取る。
料金の300Gを支払い。
食事などはⅠ~1000までと随分変わり、生産プレイヤーが作る食事は最低金額500Gと言った所だ。その分食事効果が強いのだ。
すでにログインしていた双子に会いに行く。
〖クック〗に来た。
騎乗用ペットの他にもテイムエネミーの食事も取りそろえるのでここを拠点とするPTは少なからずいた。
ウルフマンの侍のユウヤ、フェルパーの武道家のツグミの二人、その面倒を見ていたのがピローテス、また同じ固定PTメンバーのテイムエネミーの仲間達、ドリアードのフォルストと、エルダーナイトのフォルゼンだ。
召喚獣の従者仲間とは別行動らしい。
「マスター!」
ドリアード(木の精霊)のフォルストがアリサの姿を見て歓迎の声を出す。
「グッ!」
エルダーナイトのフォルゼンも同じ振り向いて手を振る。
「二人とも元気だった?大丈夫?何か困っていない?食事はした?」
「落ち着いて、マスター落ち着いて」
「グ、ググッ」
殆ど母親のように話すが、こういう風に接するので従者とも上手くいっている。
「マスター、こんな感じにした方が良いか?」
「ベクトルが違うからな」
「親子って感じだ」
「ああいう性格だから、まあ二人もよく甘えるしな」
「甘えたほうが良いか?」
「今が楽そうだぞ」
「ああ。とても、なんというか」
「恥ずかしいか?」
「愛情表現の出し過ぎと思うが、少し羨ましい」
何やら複雑なモノが有ったらしい。
双子は、この感動的な再会劇にびっくりした様子で硬直していた。
◇◆◆◇
久し振りに際会する事も有って騒がしくなるが、自己紹介を行う。
ちなみにこのゲームの自己紹介は構成しているスキルを閲覧可能にするという意味もあり、とても重要な意味を持つ。
情報系の眼力などを使うのはタウンなどでは人に使わず、危険性の疑いが有るものだけに使うのがマナーだ。
その為に許可していない者に知られるのはPK上非常に不利なので、その対策も考えられ始めていた。
これらを説明してからお互いに自己紹介を行う。
レド
身長:177㎝
種族:ダークエルフ
ジョブ:錬金術師、騎士
クラス:調合士、暗黒騎士、聖騎士
スキル構成:スキル枠21
武器スキル:剣、片手剣、暗黒剣、槍、暗黒槍
防具スキル:暗黒鎧、暗黒盾
装飾スキル:
魔法スキル:暗黒魔法、暗黒魔法剣、神聖魔法、神聖魔法剣
補助スキル:魔法才能、魔法剣才能、捕獲才能、調教才能、使役才能
両手利き
生活スキル:捕獲、調教、使役、同時使役
生産スキル:
固有スキル:闇木香:範囲内の味方に対しMP/TP回復
暗黒剣:ダメージを与えると10%吸収、範囲内の敵に恐怖
神聖剣:攻撃が命中すると神聖属性ダメージの追加効果が有る
騎乗:生物の乗り物に騎乗可能
武器:暗黒剣、暗黒槍、暗黒弓
衣類:騎士衣類一式
装飾:
防具:暗黒防具一式(ヘルム、アーマー、スカート、ガンレット、グリーブ
騎獣:陸鳥、名前はビーア(ドイツ語でビール
ピローテス
身長:168㎝
種族:ダークエルフ
ジョブ:騎士
クラス:暗黒騎士、聖騎士
スキル枠26
武器スキル:暗黒剣(片手)Ⅱ、暗黒槍(徒歩用)暗黒弓(徒歩用)
聖剣(片手)Ⅱ、聖槍(騎乗用)聖弓(騎射用)
防具スキル:布製、暗黒鎧、暗黒盾
装飾スキル:アクセサリー
魔法スキル:元素魔法、
暗黒魔法剣Ⅰ・Ⅲ(単体のみ)
神聖魔法剣Ⅰ・Ⅲ(単体のみ)
補助スキル:魔法才能、魔法剣才能、眼力、索敵、
ダッシュ、ステップ、ジャンプ、剛力
生活スキル:狩猟
固有スキル:闇木香Ⅱ:範囲内の味方に対しMP/TP回復
暗黒剣Ⅱ:ダメージを10%吸収、範囲内の敵に恐怖付加
神聖剣:攻撃が命中すると神聖属性ダメージの追加効果あり
夜の加護:夜間能力上昇、HP回復
闇の加護:光が差さない場所なら能力上昇、MP回復
日光浴・小:1時間に20%まで空腹値を緩和する
食いしん坊:食欲旺盛になる
剣豪:剣系統のスキル能力上昇、与えるダメージ上昇。
採集者の素質:採集率上昇
騎乗:馬などの生物の乗り物に乗れる。
武器:
衣類:
装飾:
防具:
騎獣:陸鳥、名前は2号
アリサ
身長:165㎝
種族:ハーフエルフ
ジョブ:獣使い
クラス:森獣使い
スキル枠:19
武器スキル:長柄武器、大鎌、
防具スキル:布製
装飾スキル:アクセ、ピアス、ネックレス、ブレスレット、リング
魔法スキル:
補助スキル:眼力、索敵、両手持ち、両手利き
捕獲才能、調教才能、使役の才能
生活スキル:捕獲、調教、使役、同時使役
生産スキル:
武器:大鎌
衣類:白と黒ワンピース
装飾:ピアス、ネックレス、ブレストレット、リング
防具:
騎獣:陸鳥、名前はティーア(ドイツ語で動物
フォレスト:
身長:167㎝
種族:ドリアード
ジョブ:召喚士(召喚獣召喚は不可能)
クラス:戦技召喚士
スキル枠:10
武器スキル:格闘、杖。
防具スキル:布製
装飾スキル:アクセ
魔法スキル:治癒魔法、防御魔法、戦技召喚
補助スキル:魔法才能、召喚才能、
生活スキル:採取
生産スキル:
固有スキル:木香【木香のコンツェルト】
森の恵み【世界樹】
武器:杖
衣類:召喚士衣装一式
装飾:ピアス
防具:
騎獣:陸鳥、名前はフォーゲル(ドイツ語で鳥
フォルゼン
身長:2m
種族:エルダーナイト
ジョブ:武道家
クラス:格闘士
スキル枠:10
武器スキル:格闘
防具スキル:
装飾スキル:
魔法スキル:
補助スキル:敏捷、軽業、ダッシュ、ステップ、ジャンプ、アクロバット
両手利き、両足利き、剛力
生活スキル:
生産スキル:
固有スキル:木香【木香のコンツェルト】
破邪:邪な物に追加大ダメージ
息吹:呼吸法により能力を高める
武器:
衣類:
装飾:
防具:
騎獣:陸鳥、名前はカメーリエ(ドイツ語でつばき)
ユウヤ:
身長:145㎝
種族:ウェアウルフ
職業:侍
役割:双剣士
スキル枠40
スキルLv:ALLⅠ・Ⅱ:全スキルⅡまで成長
武器スキル:刀、片手刀、双刀、両手刀、長柄武器、射撃武器、投擲武器
防具スキル:布製、革製、金属製
装飾スキル:アクセサリー
魔法スキル:
補助スキル:侍の心得、侍の素質、双剣士の心得、双剣士の素質
両手利き、両手持ち。ダッシュ、ステップ、ジャンプ
生活スキル:
生産スキル:
固有スキル:体力強化:ウェアウルフの固有スキル、一時的に体力強化
騎乗:侍の固有スキル、馬などに乗れる
心眼:双剣士の固有スキル、一時的に攻撃の軌道が分かる
武器:双刀、十文字槍、十字手裏剣、苦無
衣類:侍装束
装飾:バンダナ、アフクセサリー・チェーン
防具:武者甲冑
騎獣:陸鳥、名前は「ななし」
ツグミ:
身長:145㎝
種族:フェルパー
職業:武道家
役割:格闘士
スキル枠40
スキルLv:ALLⅠ・Ⅱ:全スキルⅡまで成長
武器スキル:格闘、拳、脚、格闘武器。長柄武器、投擲武器
防具スキル:布製
装飾スキル:アクセサリー。
魔法スキル:氣功才能
補助スキル:氣功才能、フェルパーの心得、武道家の心得、格闘士の心得
両手利き、両足利き、両手持ち
ダッシュ、ステップ、ジャンプ
生活スキル:騎乗
生産スキル:
固有スキル:五感強化:フェルパーの固有スキル、感覚の鋭敏化
破邪:邪な物に追加大ダメージ
息吹:呼吸法により能力を高める
武器:薙刀、ダーツ、巻き菱
衣類:現代用胴着、ミニスカート、ホットパンツなどの現代風
装飾:ピアス、ブレスレット
防具:なし
騎獣:陸鳥、名前は「りんご」
◇◆◆◇