表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/44

001:3月15日の正式サービス

スキル解説:


武器スキル:カバー範囲が広いほど一つ当たりの補正は下がり、限定することで補正を特化できる。武器に補正を与えるが、使い手に補正を与えるモノではなく、武器性能を上げるスキル。


防具スキル:カバー範囲が広いほど一つ当たりの補正は下がり、限定することで補正を特化できる。防具に補正を与えるが、使い手に補正を与えるモノではなく、防具性能を上げるスキル。盾系アーツは盾の基本


装飾スキル:見た目重視の者に好評なスキル、別に武具の様な性能はないが、耐性、属性などの付加効果に長ける。


魔法スキル;魔法を使用するためのスキル、魔法剣、忍法、氣功、付加もこの分類、Lv、ランクが上がるとその分の補正を与えるも、使い手に補正は与えない。


補助スキル:

才能系:魔法才能などの使用する魔法に才能LVごとの補正を与える

心得系:生産者の心得など対応するスキルに補正を与える

身体強化系:ステップ、剛力等プレイヤー能力に補正を与える唯一の系統

視覚系:視覚内に対応するスキルの情報を出す

レーダー系:索敵などの、エネミーなどに対応したレーダーが使える

増加系:HP・MP・TPなどのゲージに補正を与えるなど地味な系統


生活スキル:生産に深くかかわるスキル、主に採集系、テイム系、商業系、騎乗系などの生活、職業に密接な物が多い。スキル効果としては可能となるスキルの為に、スキル範囲内のみに補正を与え、他には特に意味がない


生産系スキル:アイテムの生産が可能になるスキル、スキル範囲内で補正を与え、LV、ランクごとにも補正を与える、ランク+2のランクが最高の為に解放されているスキルランクの5段階のみ


固有スキル:プレイヤーにとってみればそれほど重要でもないが、召喚獣、テイムエネミーなどの従者には命綱と言える必要不可欠な物。


「ようこそ、ワンオフフリーライフオンラインへ」

「どうやら先行プレイを行った方の一人のようですね」


 一週間前に行われた先行プレイ、イベント名は始まりの七日間。


「なるほど、貴方の行いがよくわかります。スキル、アーツ、スペル、アーツ・スペル、スペル・アーツなどは一度リセットされましたが、もう一度行えるでしょう。他は引き継ぐのでご安心を、さて」


 六枚の純白の翼をはためかす女神のような女性は、思案顔で目をつぶり、少ししてから再び声を出す。


「なるほど、優れた調合士であり、エネミーとの戦いで重要な役割を担ったとある集団の一人ですか。」


 こう話す女神は、ニコリと微笑む。


「スキルを除けば全て引き継ぎなのでピローテス、ユキカゼにもすぐに会えます」


 こう話す慈愛に満ちた顔の女神。


「今は、ジョブを選択してください」


 女神が言う、プレイヤーは希望を伝える。


「なるほど、錬金術師のジョブですか、確かに貴方のような調合で活躍する人には向いた職業です」


 女神は喜ばしそうに話した。


「では、クラスを決めてください」


 プレイヤーは希望を伝えた。


「やはり調合士を選択しましたか、好い選択です。後なのですが、ジョブ、クラスはいつでも変更できますからそれほど気にすることはありません。ではスキル構成はこのようなものでしょうか」


 武器スキル:

 防具スキル:

 装飾スキル:

 魔法スキル:

 補助スキル:捕獲才能、調教才能、使役才能、生産者の心得

 生活スキル:捕獲、調教、使役、同時使役、

 生産スキル:調合。錬金


「一応あなたの適性も考えたものですが、どうです」


 プレイヤーはよいと答えた。そして言い直すようにこれでよいと答えた。


「了解です。なら貴方の選択するモノはこれらですか」


 プレイヤーネーム:レド

 ジョブ:錬金術師

 クラス:調合士

 スキル構成:捕獲才能、調教才能、使役才能、生産者の心得、捕獲、調教、使役、同時使役、採取、調合


「YESですか。了解です。それでは私からの贈り物です」


 スキル一次派生チケット:9枚

 スキルポイント追加チケット:9枚

 スキル枠+1チケット:9枚

 種族選択チケット:9枚

 ジョブ変更チケット:9枚

 クラス変更チケット:9枚

 固有スキル取得チケット:9枚

 GRチケット:1枚

 種族獲得チケット:1枚


「ゲームを楽しんでくださいね。では何か質問はありますか」


「チケットですか?そうですね。貴方の手持ちの物を説明するなら」


 スキル1次派生チケット:Lv15にならなくても1次派生が可能になる

 スキルポイント追加チケット:スキルポイント追加

 スキル枠+1チケット:スキル枠+1

 全スキルLv+3チケット:スキルLVを底上げします。

 GRチケット:ゴットレアが保証された初回特典ボーナスチケット

 種族選択チケット:種族選択が可能、初回のみ

 種族変更チケット:種族の変更を行える

 ジョブ変更チケット:職業変更可能

 クラス変更チケット:クラス変更可能

 固有スキル取得チケット:種族、ジョブ、クラスのベース的なスキル取得

 特典ボーナスチケット:ランダムで何かが手に入ります

 テイムエネミー成長薬:テイムエネミーの1段階の成長を促します


 ◇◆◆◇


 春風が吹きつく町中の道、桜の様な木々が咲き乱れ、風情のある光景が広がり、朝方の薄く明るくなる星空にはまだ上弦の月が白みがかり、なお一層この景色を淡く染め上げ、印象深い情景を形作る。


「久し振りだマスター」


 ピローテスの声が聞こえる。振り向くと後ろに褐色の肌に、白髪の様な銀髪に、豊満のバストに、長身な身長。

 服装は下着の上にノースリーブのシャツ、この上にジャケットの腕にはクロスガンレッド、これらにロングコートを着込む。

 下半身はショートパンツのにガーダーストッキングで太腿を覆い、膝から下にクロスグリーブ、ロングブーツ。

 武装はロングソードを腰に帯びている。


「マスター、遅い」

「どれくらい経った?」

「4週間ぐらいだ。マスターの世界では二週間ぐらいか?」

「いや。一週間だ」

「時間の差が大きくなったのか、それは好い事なのだろうか」

「一度のこの世界で活動時間が伸びたことを指すからな、まあ好転した方だろう」

「日帰りはしないのか?」

「丸一日は居るな。ただ計算すると二日、三日は居なくなる場合もある」

「結果としては一度の時間は伸びたが、その分の居ない時間も伸びた、そういう事ならよかったのかも微妙だな。あと疑問だが良いか」

「ああ」

「マスターの種族は何だ?」

「種族?人じゃないか?少し調べる」


 ▽ステータス一覧

 PCネーム:レド

 種族:なし

 ジョブ:錬金術師

 クラス:調合士

 スキル構成:捕獲才能、調教才能、使役才能、生産者の心得、捕獲、調教、使役、同時使役、調合、錬金

 装備:Tシャツ、ハーフパンツ、サンダル

 ▽


「スキルが初期化されたに受けて装備品が身につけられなくなったのだ」

「言い辛い事をありがとう」

「後種族一覧は空欄だ」

「ふむ。それは問題だ。出来ればダークエルフが良いが、それは置いておこう」

「少し調べてみる」


 運営のGMに尋ねると、始まりの七日間での貢献具合で、支給されるチケットの中に混じる、チケットがそれに当たるらしい。

 種族獲得チケットを使い、種族が選択でき、一つを選ぶ。

 どのみち生産がメインなので、選択したのは森系の妖精種族のエルフ系ダークエルフだ。



「『種族が決定されました。外見を変更できます』」


 外見は耳を長くし、肌を褐色に、瞳は黒のまま、髪を白髪に近い銀髪にする。

 身長の方は変更しない、体格も変更せず、耳、肌の色、髪色を変更した。


「こんな感じだ」

「よし!」

「少し変更があった程度だ。他に要望はあるか?」

「ジョブを騎士に変更、クラスを暗黒騎士に変更してくれ」


 ジョブ変更チケットで、騎士職に変える。クラス選択ができ暗黒騎士を選択した。


「よし!」

「ふむ。他に要望は」

「固有スキルを取得してくれ」

「種族固有スキルはあるぞ。闇木香とか」

「いや、騎士の固有スキル、暗黒騎士の固有スキルの二つも取得してくれ」

「それなら騎乗、暗黒剣の二つを取得しているぞ」

「よし!」

「他には何かあるか」

「スキル構成も種族、ジョブ、クラスのようにしてくれ」


 これをGMに聞くと、固有スキル取得ケットを使うらしい。

 種族、職業ジョブ役割クラスのスキルを取得した。


 ▽[全スキル合計]

 武器スキル:剣、片手剣、騎士剣、暗黒剣

 槍、騎士槍、暗黒槍

 弓、暗黒弓

 防具スキル:布製、金属製、全身鎧、暗黒鎧

 盾、騎士盾、暗黒盾

 装飾スキル:暗黒装飾

 魔法スキル:暗黒魔法、暗黒魔法剣

 補助スキル:魔法才能、暗黒騎士の心得

 眼力、両手利き、両手持ち、剛力

 発見、夜目、鷹の目

 生活スキル:狩猟

 生産スキル:暗黒具生産

 固有スキル:闇木香:範囲内の味方に対しMP/TP回復

 暗黒剣:ダメージを与えると10%吸収、範囲内の敵に恐怖

 騎乗:生物の乗り物に騎乗可能


 ▽種族・職業・役割のベーススキル。


 [ダークエルフスキル]種族スキルのみ10+1の11個

 剣:剣を使用可能

 槍:槍を使用可能

 弓:弓を使用可能

 布製:布製の防具を使用可能

 魔法才能:魔法への才能、Lv毎に補正

 眼力:相手の数値を見る

 発見:隠れたアイテムを見付ける。素材系アイテムを発見できる

 夜目:闇の中を見る事が出来る

 鷹の目:視界範囲+、Lv毎に補正

 狩猟:動物系モブから素材を得る

 闇木香:範囲内の味方に対しMP/TP回復


 [騎士スキル]職業ジョブ

 騎士剣:騎士専用の剣使用可能

 騎士槍:騎士専用の槍使用可能

 騎士盾:騎士専用の楯使用可能

 盾:盾を使用可能

 金属鎧:金属鎧を使用可能

 全身鎧:全身鎧を使用可能

 両手利き:両手に片手武具を持てる。また双剣、双槍等にLv毎補正。

 両手持ち:両手用の武器が持てる、また両手武器のみLv毎補正

 剛力:腕力が強くなる

 騎乗:侍・騎士等の固有スキル。生物系の乗り物に乗れる

 騎士系クラス説明


 [暗黒騎士スキル]役割クラス

 暗黒騎士の特徴:

 攻撃・妨害・吸収の攻撃を多用する。装備品は攻撃力より防御力重視

 暗黒剣:暗黒騎士専用剣を使用可能

 暗黒槍:暗黒騎士専用槍を使用可能

 暗黒弓:暗黒騎士専用弓を使用可能

 暗黒鎧:暗黒騎士専用鎧を使用可能。

 暗黒具:暗黒騎士専用装飾具使用可能

 暗黒魔法:暗黒系攻撃・妨害魔法使用可能

 暗黒魔法剣:暗黒系魔法剣攻撃・妨害系使用可能

 暗黒騎士の心得:暗黒騎士の全能力+1%

 暗黒具生産:暗黒具生産可能

 固有スキル:暗黒剣:ダメージを与えると10%吸収、範囲内の敵に恐怖


 ▽


 これらを取得した。

 スキル枠+1×5のスキル枠を増やす。


 ▽[スキル調整]


 武器スキル:暗黒剣

 防具スキル:布製、暗黒鎧、暗黒盾

 装飾スキル:アクセサリー

 魔法スキル:暗黒魔法、暗黒魔法剣

 補助スキル:魔法才能、調教才能、使役才能、眼力。

 生活スキル:調教、使役、同時使役

 生産スキル:調合。

 スキル枠15

 固有スキル:闇木香:範囲内の味方に対しMP/TP回復

 暗黒剣:ダメージを与えると10%吸収、範囲内の敵に恐怖

 騎乗:生物の乗り物に騎乗可能

 スキル枠外26個


 ▽


「終わったぞ」

「よし。確かにスキル構成もそれらしい物だ」

「それらしくない物は?」

「調教師系、錬金術系のスキルの7個だ。」


 調教・調教才能、使役・同時使役・使役才能、調合の6個との事だ。

 他にも捕獲・捕獲才能などはテイマー系、調合などは錬金術師系だ。


「ピローテスのスキル構成は?」

「ああ。こんな感じだ」


 ▽[スキル構成]


 武器スキル:剣、片手剣、両手剣、騎士剣、暗黒剣(片手)(両手)

 槍、短槍、馬上槍、騎士槍、暗黒槍。

 弓、短弓、騎乗弓、暗黒弓(短弓)(長弓)

 格闘、手業、足技

 防具スキル:布製、革製、金属製、全身鎧、暗黒鎧。

 盾、小盾、馬上盾、暗黒盾。

 装飾スキル:アクセサリー、暗黒具

 魔法スキル:暗黒魔法。元素魔法、暗黒魔法剣、瞑想

 補助スキル:魔法才能。眼力、発見、夜目、鷹の目、索敵

 ダッシュ、ステップ、ジャンプ

 両手利き、両手持ち、重量挙げ、剛力。

 生活スキル:採取、狩猟、水泳、釣り

 生産スキル:

 武器スキル:格闘、暗黒剣、暗黒弓

 防具スキル:布製、暗黒鎧、暗黒盾

 装飾スキル:アクセサリー

 魔法スキル:元素魔法、暗黒魔法、暗黒魔法剣

 補助スキル:魔法才能、魔法剣才能、瞑想

 眼力、索敵、ダッシュ、ステップ、ジャンプ、剛力

 生活スキル:狩猟

 固有スキル:闇木香Ⅱ:範囲内の味方に対しMP/TP回復

 暗黒剣Ⅱ:ダメージを与えると10%吸収、範囲内の敵に恐怖

 夜の加護:光が差さない場所なら能力上昇、HP回復

 闇の加護:光が差さない場所なら能力上昇、MP回復

 日光浴・小:1時間に20%まで空腹値を緩和する

 食いしん坊:食欲旺盛になる

 剣豪:剣系統のスキル能力上昇、与えるダメージ上昇。

 採集者の素質:採集率上昇

 騎乗:侍・騎士等の固有スキル。生物系の乗り物に乗れる


 ▽


 以上のスキルを戦闘用構成に切り替える


 ▽[スキル調整後]


 武器スキル:格闘、暗黒剣、暗黒弓

 防具スキル:布製、暗黒鎧、暗黒盾

 装飾スキル:アクセサリー

 魔法スキル:元素魔法、暗黒魔法、暗黒魔法剣

 補助スキル:魔法才能、魔法剣才能、瞑想

 眼力、索敵、ダッシュ、ステップ、ジャンプ、剛力

 生活スキル:狩猟

 固有スキル:闇木香Ⅱ:範囲内の味方に対しMP/TP回復

 暗黒剣Ⅱ:ダメージを与えると10%吸収、範囲内の敵に恐怖

 夜の加護:光が差さない場所なら能力上昇、HP回復

 闇の加護:光が差さない場所なら能力上昇、MP回復

 日光浴・小:1時間に20%まで空腹値を緩和する

 食いしん坊:食欲旺盛になる

 剣豪:剣系統のスキル能力上昇、与えるダメージ上昇。

 採集者の素質:採集率上昇

 騎乗:馬などの生物の乗り物に乗れる。


 ▽


「なるほど、まずだがユキカゼはどうした?」

「狩りに出かけてすでに数日だ」

「まあ、ユキカゼなら安心だろう」

「ならまずは食事だ。その後に銀行に行って整理整頓」

「そうだな」


 ◇◆◆◇


 食事後、銀行の荷物を受け取る、先行販売の先行プレイの始まりの七日間エピソード、これらの時のアイテムは全て預けているためにかなりの量があった。

 このゲームでは武具の性能を決めるのは使われるコーティング剤、基本となるベーススペックもあるが、店で買う物は、ランクによるデザイン変更の為であるのだ。

 武具の性能はまず第一にコーティング剤、次にベーススペックのこの二つだが、武器等にカードを差し込むエンチャクトスロットも要素の一つだ。

 故にデザイン性のみを追い求める、おしゃれ感覚の防具にする者もそなりにいる、特に後衛の物はその傾向が強い。


 ピローテスの紹介で訪れた騎士専門店〖ナイト&ナイト〗

 暗黒騎士の売り場で見付けた片手用の暗黒剣、同じく片手用の小型の暗黒盾、鎧の方は全身鎧もあるが、革製+金属製の複合鎧一式を購入した。

 装備を着込み、片手の暗黒剣は波打つフランベルジュのような剣。盾の方はバックラーに近い小型の盾だが、魔法防御持つ。

 金属製の全身鎧ではなく、革製・金属製の複合鎧は、両肩から胸までを守る肩当付きブレストアーマー、被るヘルメットのヘルム、小手のガンレット、腰当のスカート、具足のグリーブの装備だ。

 ふと考え、1次スキル派生チケットを使い、暗黒剣、暗黒盾、暗黒鎧の三つを1次派生させた。


 ▽[スキル1次派生]


 暗黒剣

 →暗黒剣Ⅱ:☆+2の装備可能

 片手暗黒剣:片手用の暗黒剣に特化

 両手暗黒剣:両手用の暗黒剣に特化

 二刀暗黒剣:双剣の暗黒剣に特化


 暗黒盾

 →暗黒盾Ⅱ:☆+2の装備可能

 小型暗黒盾:小型の暗黒盾に特化

 中型暗黒盾:中型の暗黒盾に特化

 大型暗黒盾:大型の暗黒盾に特化


 暗黒鎧

 →暗黒鎧Ⅱ:☆+2の装備可能

 複合全身暗黒鎧:革製・金属製の暗黒鎧に特化

 金属製全身暗黒鎧:金属製全身鎧の暗黒鎧に特化

 革製暗黒鎧:革製の暗黒鎧に特化


 ▽


 当然の様に一ランク上のⅡを選択した。

 布製、暗黒魔法、暗黒魔法剣の三つにも一次スキル派生チケットを使う


 ▽[スキル1次派生]


 布製

 →布製Ⅱ:☆+2の装備可能

 布製防具:布製の防具に特化

 布製鎧:布製の鎧に特化

 布製衣類:布製の衣類に特化


 暗黒魔法

 →暗黒魔法Ⅱ:単体系・範囲系☆×2を取得

 単体上位暗黒魔法:単体系の上位版の☆×3を取得

 範囲上位暗黒魔法:範囲系の上位版の☆×3を取得

 即死基礎暗黒魔法:即死系基礎の単体・範囲の☆×1を取得


 暗黒魔法剣

 →暗黒魔法剣Ⅱ:単体・範囲基礎系☆+2を取得

 単体上位暗黒魔法剣:単体系上位系の☆+3を取得

 範囲上位暗黒魔法剣:範囲系上位系の☆+3を取得

 即死基礎暗黒魔法剣:即死系基礎系の単体・範囲☆+1を取得


 ▽


 チケットが余り、考えてみれば暗黒騎士がいるのなら聖騎士もいるはずだ。

 クラス変更チケットを使い選択肢を見る。

 聖騎士はあったので選択した。

 クラス変更暗黒騎士→聖騎士

 固有スキル取得チケットを使う。


 ▽[聖騎士]役割クラス


 聖騎士の特徴:攻撃・支援・回復を多用する。装備品の防御力より攻撃重視

 聖剣:聖騎士専用剣使用可

 聖槍:聖騎士専用槍使用可

 聖弓:聖騎士専用弓使用可

 聖鎧:聖騎士専用鎧使用可

 聖盾:聖騎士専用盾使用可

 聖具:聖騎士専用装飾具使用可

 神聖魔法:神聖系攻撃・支援魔法使用可

 神聖魔法剣:神聖系攻撃・支援魔法使用可

 聖騎士の心得:聖騎士の全能力+1%

 神聖具生産:神聖具生産可能

 固有スキル:神聖剣:攻撃が命中すると神聖属性ダメージの追加効果あり


 ▽


 これらは全部予備に回した。


 種族獲得チケット×1

 ジョブ変更チケット×1

 クラス変更チケット×1

 スキル枠+1チケット×5

 固有スキル取得チケット×4

 1次スキル派生チケット×6

 これらを消費した。


 ◇◆◆◇


 リアルの1日がゲーム内の4日になるので、ログインしてから2時間は、リアルの30分程度だ。

 ダークエルフの錬金術師の調合士がメインだが、騎士職も取ってクラスも暗黒騎士、聖騎士の二つを取得した。

 スキル枠は+5したが、1次派生によってスキル枠が6個増えた。

 その為に21個のスキル構成になる。


 暗黒騎士の二人が並んで歩くと、町の住民は珍し気に見るが、プレイヤーに関していえば、先行プレイで増加し、すでにゲームでは大きな割合を持つ召喚士、猛獣使い、この二つを使う猛獣召喚士もいるので、暗黒騎士などは少数派で珍しそうに見るプレイヤーも多い。


「マスター」

「ん?」

「狩りに行くのもよいが」

「うん」

「他の面子はどうしたのだ」

「教育機関に入る予定なので忙しいらしい」

「ふ~ん。マスターは、その教育機関に入るのか?」

「その予定だ。後三週間後だが、この世界の時間でいうのなら12週間だ」

「三か月か、まあマシか」

「その半分ぐらいの日数を行う予定だ」

「ふむ。なら好し」

「まあ、臨時の狩だな」

「ウルカよりなるべく臨時に行かせるなと頼まれている」

「初心者を出助けする為だ。ピローテスも経験があるだろ」

「確かに、マスターはよく食べ物をくれるが、訓練には厳しかったし、戦闘経験も多くを積んだ。その時にはディード、ホタテ、アロマなんかが教えてくれたし、泣き虫のホウヅキもいたな」


 ピローテスにとってみれば、従者になったばかりの頃に所属したPTなので、やはり感慨深いらしい。


「彼奴らもどうしているやら」

「どこかに行ったのか?」

「ああ。何処に行ったのやら」

「ユキカゼの様なものか、彼奴の事だから全速で向かっていそうだ」


 レドの言葉に、ピローテスもあの人懐っこいリトルフェンリルの事を思い起こす。ピローテスに好く懐いていた事も有り、出来れば帰ってきて欲しいとも思う、案外此方に向かっているのかもしれない、そう思うとホッとした気分になる。


「そうだ。ブローテスにもチケットを使おう」

「チケット?」

「力を与えてくれるものだ。大袈裟だがな。きっと役立つ」

「分かった」

「まずは職業の変更を望むか?」

「いや」

「クラスの変更を望むか?」

「うーん。そうだな。聖騎士になってみたい」

「よろしい」


 チケットを使うとピローテスのクラスが聖騎士に変わる。

 その後に固有スキル取得チケットを使う。

 同じ様なスキルを取得し、ピローテスも両目を輝かせスキルの変更をしていたが、専用装備を持つわけでもないので諦める。


「じゃあ。1次スキル派生を望むか?」

「望む」

「何を指定する」

「暗黒片手剣、両手、暗黒魔法剣、神聖魔法剣」


 チケットを使う。

 暗黒片手剣の派生スキルは暗黒片手剣Ⅱ

 暗黒両手剣の派生スキルは暗黒両手剣Ⅱ

 暗黒魔法剣の派生スキルは単体上位暗黒魔法剣

 神聖魔法剣の派生スキルは単体上位神聖魔法剣


「俺がスキル枠21個、ピローテスがスキル枠26個だな」

「ああ。新たな力だが、あまり有難みを感じない」

「仕方ないさ。アイテムで得た力だしな」

「マスターが言うセリフじゃないぞ」

「確かになあ。ブーメランだったようだ。投げると戻る投擲用武器だ」

「ほう。ブーメランか、いつか使おう」

「じゃあ。狩りに行くぞ」

「了解だ。余計なお世話かもしれないが、仲間と言える者達の事も有る。あまり身内を作り過ぎない方が痛いぞ」

「かもな。まあ大事な物を守るために力という物があるのだと言える、護りきる力があるのならよいが、ないのなら手に入れるしかないな」

「好い言葉なのだが、全く持って」


 町の南側に向けて歩く。


 □〖イーニャ・南側平原エリア〗


 臨時の募集をするプレイヤーを見ながら、新人のプレイヤーに声を掛けた。

 初心者丸出しの獣人系フェルパーの猫耳少女と、獣人系ウェアウルフの犬耳少年のコンビだ。ゲームに慣れていないらしく、辺りをキョロキョロとしていた。


「よう。少年少女」

「こんにちは、初心者のぷれいやーか?」

「あっはい。今日やるのが初めです」

「私も同じです。」

「そうか。好いねえ新人は、とはいっても俺も七日間ほどしただけだがな」


 レトが言葉を切ってから続けた。


「最後は防衛の仕事だったな。エネミーと戦うのは慣れているが、あれはきつかった。だが町を守ったことでよい暮らしも出来るので結果的には好い」

「あの~」

「ん?」

「もしかして二人は」

「ユウヤ!」

「ツグミだってさあ気になるだろ?」

「だけど」

「若いねえ。中学生ぐらいか、いやはや青春だねえ。お前さんらは運が良いらしい」

「なんでだ?」

「冗談だよ。だが、少年は強くなりたいのか」

「遊び回りたいぜ」

「ユウヤ、何でそうはしゃぐの」

「いや、ほれ武器を持って戦うって夢みたいなものじゃないか」

「兄ちゃんよくわかっているじゃないか」

「はぁ!」


 少女の気合を入れた突っ込みが少年の後頭部を振り抜く。痛そうな音を立てて少年が前方に吹き飛び、HPゲージが大きく減る。渾身の一撃、もしはクリティカルヒットだ。

 濃ゆい新人に頭が痛くなりかけたピローテスは、ひとまず神聖魔法のリジェネを掛ける。持続型の回復魔法だ。


「よい腕前だ。格闘家とか、モンクとか?」

「・・・ぁ」

「少なくても思いっきり殴ったから危うく死に戻りだぞ?」

「なにすんだよ!」

「えーと。ごめん」

「OK。OK。デザートで許す」

「参議の要請は受け入れられません」

「渋い単語だな」

「ちと聞くが固有スキル取得チケットは使ったか?」

「あのチケットなら使ったぜ」

「私も使いました」

「ふむふむ。ならどのスキルもLV1で予備にもあるのだな」

「そうだぜ」

「それがどうかしましたか?」

「始まりの七日間の七日クエでの報酬が余りに余っていてな、使い道もないから使わないか、全スキルLV+3のチケットだが」

「何故、あ~え~と」

「錬金術師のレドだ」

「騎士のピローテスだ」

「侍のユウヤだぜ」

「武道家のツグミです」

「素朴な疑問があるのはわかるぞ。自分で使わないのは何故か?その疑問はよくわかるが、このチケットは1次派生スキルが一つでもあると使えないらしい」

「一次派生?」

「初期のスキルがLV15になったら選べるものだ。その次にLv30の二次派生がある。ちなみにテイムエネミーも同じくLv15で一次成長、Lv30で二次成長だ」

「へー物知りだな兄ちゃん」

「ユウヤ、お願いだからもっと行儀よく、年上には敬語を使う事」


 濃い新人かもしれないが、このツグミと言う女の子にはピローテスも共感する事も有る。そのシンパシーは何故か?ピローテスをいつも困らせる主人の事だ。


「しかも売却不能なんだ。どうせいっちゅうんじゃ」

「つまり。貴重過ぎて捨てられないけど、販売できないために使い道に大変困っている、とは言った所ですか」

「しかも考えなしに1次派生チケットを使ったら使えなくなったのだ。アイテムを使えと気は気をつけよう」


 ユウヤが噴き出すと同時に、ツグミの吹き出し、ピローテスも苦笑を浮かべる。まさかの失敗だ。


「それなら受け取ります」

「兄ちゃんも笑える失敗だな。じゃあ有り難く使うぜ」


 二人に5枚ずつのチケットを渡す。

 一つ+3の為に使い続ければ直ぐに一次派生に届く。

 二人の一次派生のスキルについて色々と説明し、新しいスキルをどうするのかと質問されると助言するにとどめる、またそのスキルが持つ、長所短所の二つをしっかりと伝えた。


 平原での訓練を行う、ツグミにはピローテスが教え、ユウヤにはレドが教える。

 アーツは禁止、スペルも禁止、この二つが組み合ったリミテッドブレイク(旧アーツ・スペル)、オーバースペル(旧スペル・アーツ)の二つも禁止だ。

 つまり地道な自力のみで戦ってみる。

 暗黒盾、片手用の暗黒剣を構えるピローテス。

 ここに勇猛に挑む、ツグミの拳が打ち出されるが、実力差から簡単にいなされる。蹴りを繰り出すも少し前進し、暗黒剣の剣身で受ける。

 連続した拳と足の攻撃を、盾と暗黒剣のみでいなしていた。

 手も足も出ているが、全くダメージを与えられないツグミに、ピローテスからのシールドでの顔面への殴打を、ツグミはステップすることで避ける。

 そこにソードの突きが繰り出され、ステップが終わる頃にソードの切っ先を突き付けられた。


「よい動きではあった」

「ありがとうございました」


 礼儀正しい優等生タイプだが、腕っ節に自信が有ったらしく、落ち込んでいた。


「ツグミは意外だけど、負けるのが嫌な、負けず嫌いな性格でさあ。よく格闘の練習相手をさせられたよ。しかも空手の黒帯だし」

「へー。有段者か、ちなみにピローテスはあれでも、分かるか?」

「兄ちゃんの彼女とか?」

「そう見えるのか、だとするとこのゲーム世界の技術は凄いな、雰囲気まで演出しているのだから。」

「実を言うと男性と言われるかと思った」

「そりゃ無理だ。バスト90以上の持ち主だしな」

「でかい」

「ついでに言うのなら聖騎士のクラスとスキルを持つ」

「騎士がジョブなのか、でもなんというか」

「ああ。暗黒騎士のクラスでもある」

「聖騎士、暗黒騎士とか、好きそうな連中が居そうだなあ」

「ちなみに種族は俺も含めてダークエルフだ」

「肌の黒い耳の長い人?」

「そんな印象だな、エルフの方は痩身だが、、ダークエルフの方が体格は好い、それぞれ補正がつくかもしれないとも噂されていたな」

「補正?」

「ああ。スキルが与えるモノだ。ステータス補正って奴だ」

「ステータス?」

「全ての基本的なプレイヤーの能力値だ。体力とか、魔力とか、幸運とかな」

「補正ってことは+される?」

「ああ。たされる、一つのステータスポイントへの補正もあれば、複数のステータスポイントに補正を与える物もある」

「へー本当に兄ちゃんは物知りだな」

「こういう事を熱心に調べる奴もいたな、そんな奴らがとドヤ顔で話す」

「そのドヤ顔の気持ちはわかる気もするな」

「まあそんなところだ。後だが、スキルについても色々と有る、幅広いスキル効果を持つ具体的には剣スキル、刀スキルだ」

「あっ。それは知っているぜ。チュートリアルで聞いた」

「ああ。刀剣類とか、そういう意味指す言葉が広いほど一つに与える補正は少ない、狭い範囲での指す言葉ならその分野のみ強力だ」

「だから、カバーする範囲の広い、刀、この刀の中の片手刀、両手刀、双刀、忍者刀、太刀、大太刀、野太刀、小太刀、脇差なんかがあるのだろ?」

「そうだ。よく理解していたらスキル選択も分かり易いだろ」

「まあそうなんだけど、何といっても、初めてでよくわからないんだよな」

「なるほど、VRMMOは初めてなのか」

「うん。初めてだ」

「このゲームはライフゲーム、仮想世界においてのこの世界の成り行きを見守る運営の中にある観察者達、世界の動きそのものを構築したこのゲームに置いての学術的な興味から」

「兄ちゃん、兄ちゃん。」

「ん?」

「難しいよ。中学生に学術的と言っても」

「む。そうか、考えてみれば中学生の頃にはすでにライフゲームに興味があったから、まああれだ。これでも高校生になる」

「若!俺は中学生に上がる頃だ」

「つまり現時点ではユウヤはまだ小学生、俺は中学生という訳だ」

「このゲームは体格を弄れないからスポーツでもしていたのか?」

「このゲームの運営が昔造っていたメタル・ワールド・オンラインをしていた。銃と魔法の世界のゲームだ」

「おお!」

「しかし。技術的な障害でぶっ飛んだ」

「心痛むでござるよ」

「まあその伝手でこのゲームができるから別に好いがな。よし見取り稽古もこれぐらいだ。訓練をするぞ」

「押忍」


 レドと同じ武装のピローテスの実力より、格段に強いレドは盾は使わず片手用暗黒剣を両手で構える。

 双刀士の斬撃を、暗黒剣のみで綺麗な防ぎ、時には受け流し、時には鍔迫り合いを行い、時には弾き、時にはカウンターを出し、時にはインターセプトも行う。傍から見ていたも見物な防御系スキルのオンパレードだ。

 剣士でもあるピローテスも、武道家のツグミもこの防御系のスキルには真似出来る物ではない、模擬戦を行うユウヤも実力の格が違う事はわかる、攻撃系のスキルより防御系のスキルが難しいのは、相手の動きに影響される上に、その後に動く必要があるために、剣士としての技量が問われる。

 だからこそ、食らいついて真似てみる。


「ユウヤ」

「好い少年だ。まるでマスターのようだ」

「レドさんは切り込み役なのですか?」

「いや。攻撃の方はそれほど得意ではないのだ。私もそんな影響はあるが、日々の訓練で補っている。マスターは回避メイン盾ともいえるし、連続技を好む、火力より手数で勝負する、あれで二刀流になったら手がつけられない強さを誇る」

「へ~ピローテスさんからいえば、レドさんが目標なのですか」

「ああ。いつか剣の試合で一本取るのが夢だ」

「大変です。あんな技を見れば普通の剣士なら諦めますよ」

「かもしれないな。だが基本的にマスターは錬金術師の調合士なのだ。所謂生産系のぷれいやーだ。実際のところにこの前に防衛クエでは貴重な染料を大量生産し、これを殆どタダ同然で提供した経緯もあるのだ」

「なんとなく分かる気がします。お金に固執しなそうですし」

「なのだが、色々と苦労させられることも多い、もう少し思量があってほしい物だ。別に知的になれとは言わないが」

「男性の好みとしては好いと思いますよ」

「ありがとう。ちなみにマスターも含め私もダークエルフだ」

「褐色の肌の妖精種族ですね」

「そうだ。だからこそなのかもしれないが、より強くなりたいとも思う。ダークエルフの男性は少ないからな。少なくても町中で見かけるのは殆どがエルフだ」

「やっぱり白い方が良いのと思う人が多いのですね」

「褐色の方が遥かに好いのに」

「でも好みから言って、褐色も濃すぎるのと、薄すぎるのと、がありますよね」

「その中間だ。まさに褐色と言える肌の方が良い、その点マスターは好いバランスの褐色だ」


 □


 訓練の後は、飲み物と食べ物、こういった飲食の品の味わいが非常に良いこのゲームはかなりのグルメだったりする。

 しかも世界中の料理があるともいわれる、それを試すワンモア・フリーライフ・オンラインネットラジオもある。他にも様々な情報系の人々がいた。

 冒険なども楽しいが、こういった料理を楽しむ目的の者も居たりする。


「さてと。腹も満たしたし、平原でも回るか」

「マスター、いくらなんでも無理だ。二人ともそれなりに戦えるが、装備が悪すぎる、初心者装備で敵う相手ではない」

「もしかして危険な場所ですか?」

「ツグミ、危険じゃないエネミーがいるのかよ」

「え~と。確か、アクティブエネミー、バッシグエネミーっていて、アクティブの方が好戦的なエネミー、バッシグは攻撃されないと動かないエネミーと教わったよ」

「お~忘れていたぜ」

「もうしっかりしようよ」

「で、平原を巡るって?」

「ああ。平原にある緊急ミッション攻略だ。基礎だけなら簡単に攻略できる。時間としては一時間で一つと考えて、三か所なので3時間程度だ」

「マスター、いくらなんでも、基礎と言っても移動が大変ですし騎乗用の獣でも購入してからにしましょう」

「慎重派だなピローテスは、だが騎乗用なら欲しいところだ。二人にこう言えるな、騎乗用のペットを使い移動するか、それとも歩きで行くか」

「断然騎乗用ペットです。モフモフですよね。やはり可愛い」


 暴走しつつあるツグミに、弟のユウヤは肩を叩く。


「なに?」

「暴走していた」

「う?」

「獣に超食いついていた」

「あはは。」


 笑ってごまかすツグミが、言葉を直してから言う。


「という訳で受けます」

「よしと言っても、俺もここでは騎乗用ペットは初めてだ」

「なら私が案内する」


 〖イーニャ〗に入り、ピローテスの案内で入った店内。

 店の名前は〖ユニコーン〗騎乗用ペット専門の店だ。

 ☆+1のランクならと案内された騎獣は、陸上専門の二本足の鳥、陸鳥と言う飛行能力を持たない大型の鳥だ。

 ツグミには大ヒットらしく、直ぐに選び始める。

 レドとしても気持ちがよくわかるために、特に言わずに吟味していた。

 ユウヤ、ピローテスは直感なのか、即決した。

 結局30分以上の1時間かけて選ぶ、値段一緒の為に、ピローテスが支払う。

 この店は一見さんお断りの店、紹介した人が支払い、紹介された人が再びこの店に来て、同じく紹介する人を出す、これによる口コミのネズミ商法の様なものだが、店としてもPKなどには出したくないなどといった理由もある。

 四人でPTを組み、レドがリーダー役を担い、徒歩の数倍の速度で走る鳥は

 こうしてやってきた最初の緊急ミッションクエストの場所。


「降りるぞ」


 レドの言葉に三名とも降りる、レドも降りる。

 ペットの4匹は騎乗用専用の為に戦闘能力は皆無だ。

 〖ユニコーン〗の店員から聞けば、餌さえ与えるのならしっかりと待つらしいので、購入した餌を与えてから緊急ミッションクエストを行う。


『緊急ミッションが発生しました。受諾しますか』

「YES」



 □□□□□□□□□□


【緊急ミッション】

 [内容]

 プリンを30体、種類を問わず倒せ。


 [初回特典報酬]参加者全員に支給

 全スキルLV+1チケット

 1次派生スキルチケット

 1次成長チケット

 スキル枠+1チケット


 [成功報酬]参加者全員に支給

 プリンの涙:契約用アイテム

 プリンの液体:回復用の素材

 熟さないリンゴ:食用・回復用アイテム

 プリンの人形:調度品アイテム


 [失敗報酬]

 なし


 [共通報酬]参加者全員に支給

 1万G


 □□□□□□□□□□


「んじゃあ。ダークアンカーシールド」


 《ダークアンカーシールド》

 範囲[中]ヘイト上昇[小]攻撃・防御・速力低下[小]暗黒耐性低下[小]


「ダークアンカーハウル」


 《ダークアンカーハウル》

 範囲[中]ヘイト上昇[中]攻撃・防御・速力低下[中]暗黒耐性低下[中]


「おうし。各人、散開して狩るぞ」

「了解した」

「初の実践か、やってやるぜ」

「行きます」


 初心者の二人は直ぐに飛び出すが、レドとピローテスはのんびりと見送りながら、ヘイトの小・中の上昇から初回ヘイトボーナスも入り、プリンたちはこちらを目指す、後はそれを狩ればよい。

 やってくるプリンを暗黒魔法で狩り、そのダメージは一撃で狩れるほどだ―弱体化していたが、元々雑魚の中の雑魚と呼ばれる雑魚エネミーなので大した強さもなく、あっさりと狩られた。


 □□□□□□□□□□

【緊急ミッション達成】


 [初回特典報酬]参加者全員に支給

 全スキルLV+1チケット

 1次派生スキルチケット

 1次成長チケット

 スキル枠+1チケット


 [成功報酬]参加者全員に支給

 プリンの涙:契約用アイテム

 プリンの液体:回復用の素材

 熟さないリンゴ:食用・回復用アイテム

 プリンの人形:調度品アイテム


 [ノーダメージボーナス]達成者限定支給

 1次派生スキルチケット

 スキル枠+1チケット


 □□□□□□□□□□


「なんか戦いって奴かな」

「うん。一撃で倒せるけど」

「正直なところ弱すぎるぜ」

「それにあのプリンのお化け、レドさんの所に向かっていたけど」

「ああ。最初に使った暗黒盾Ⅰ、Ⅱスキルの効果だ。挑発的な効果があってな範囲内のエネミーの敵対心を急激に高める、通常の騎士クラスより暗黒騎士は高い防御スキルがあるのだ。似たようなクラスでいえば聖騎士だ。逆に竜騎士も居るな、あと一つは魔法騎士とかもあるが、二つはまだよくわからない」

「つまり。暗黒騎士は防御専門職なのですか」

「その傾向は強いな。アーツとスペルを合わせた技なんかもあるし、固有スキルの暗黒魔法剣もあるのでまだ情報不足だが」

「確かにな。ジョブもクラスも始まったばかりで、情報が不足気味なのだ。今は多くの情報を集めるが好いと思えるが、そう簡単にも行かない、その理由が豊富過ぎる種族、ジョブ、クラスだ。この無制限のような組み合わせに、またスキルなどの構成から随分と違うものなのだ」

「難しい話置いて、次の狩場に行こうぜ」

「ユウヤ、凄く重要な事だよ?」

「んなことは兄ちゃんに任せておけばいい。何せ俺達は初心者だ。どうしても経験値という物が足りない、Lvの事じゃない」


 ユウヤの言わんとすることはわかる。レドもユウヤの言葉には納得だ、ピローテスも同じく納得であるし、この少年の良い所のようだ。


「ユウヤ」

「じゃあ。行こうぜ兄ちゃん」

「ひとまずだな」


 □


 二度目の場所はイノシシのエネミーのボアの緊急ミッションクエストだ。

 二度目となると慣れたもので、騎獣に餌をやり、ボアを狩る。


『緊急ミッションが発生しました。受諾しますか?』

「YES」


 □□□□□□□□□□


【緊急ミッション】

 [内容]

 ボアを種類を問わず倒せ


 [初回特典報酬]参加者全員に支給

 全スキルLV+1チケット

 1次派生スキルチケット

 1次成長チケット

 スキル枠+1チケット


 [成功報酬]参加者全員に支給

 ボアの涙:契約用アイテム

 家畜の血:調合用材

 ボアのタテガミ:裁縫用素材

 睨む目:貴重な素材

 ボアの毛皮:裁縫、革細工の素材

 ボアの骨:生産素材アイテム

 ボアの肉:食用に適した素材


 [失敗報酬]

 なし


 [共通報酬]参加者全員に支給

 1万G


 □□□□□□□□□□


「今回は二回目なので、少し手こずるだろう。じゃあ行くぞ」


「ダークアンカーシールド!ダークアンカーハウル!」


 《ダークアンカーシールド》

 範囲[中]ヘイト上昇[小]攻撃・防御・速力低下[小]暗黒耐性低下[小]

 《ダークアンカーハウル》

 範囲[中]ヘイト上昇[中]攻撃・防御・速力低下[中]暗黒耐性低下[中]

 ボア達が向かってくる。


「攻撃開始」


 レドの言葉に、二人は飛び出さず、集まってくるボアの一体を確実に屠るらしく、ユウヤの双刀のアーツ、

 《タブルツインスラッシュ》、

 範囲[小]ダメージ率[小]ヒット率[4]

 双刀での4連撃だ。

 ダメージを受けたボアに、横合いからツグミが拳のアーツを使う。

 《流星打》

 範囲[小]ダメージ率[小]ヒット率[1]

 渾身の一撃が入り、横からなのでボーナスが発生した。

 更にツグミは足技のアーツを発動した。

 《火竜蹴撃》、

 範囲[小]ダメージ率[小]ヒット率[1]

 渾身の一撃が入り、連続したアーツにより、ダメージボーナスが発生した。

 格闘のアーツを使う。

 《闘魂撃》、

 範囲[小]ダメージ率[小]ヒット率[10]

 蹴り上げ気味の足技を食らわせ、そのまま浮いたボアにアッパー気味のパンチを食らわせ、空中に浮かんだボアに対し拳での超連打。

 連続アーツの12連撃を食らわせ、ボアを狩る。


「これいい!」


「双刀のアーツは少ないんだよなあ」


「次々」


 次のボアに、クールタイムが終わった二人は、左右に挟んだボアに対し、連携連続アーツ技を行う。

 《ツインスラッシュ《の4連撃、《ソードファイナルラッシュ》の8連撃、《流星打》、《火竜蹴撃》、《闘魂撃》の12連コンボ、更に打ち込む。

 拳Ⅱのアーツ、

 《鳳凰撃》、

 範囲[小]ダメージ率[小]ヒット率[16]

 打ち下ろし、直ぐに上げ打ち、これを8回繰り返す。16連コンボ。

 更に続け、脚Ⅱのアーツ、

 《旋風脚》

 範囲[小]ダメージ率[小]ヒット率[8]

 この足技8連撃。

 最後に格闘Ⅱのアーツを使う。

 《乱殴打》、

 範囲[小]ダメージ率[小]ヒット率[20]

 拳での20連コンボを食らわせた。

 総コンボ数、56連コンボ。

 遠くから見るレド、ピローテスも意外な事に二人のコンビネーション・アタックは抜群で、有り得ないほどの連続コンボ、56連続コンボを出す。


「やるねえ。初心者とは思えない見事なコンボ技だ」

「マスターの世界ではまだ小学生と言うのに、十分な素質が、凄いモノです」


 いつもは男前の口調だが、興奮したりすると言葉遣いが丁重になる癖を持つ。

 二人がコンボ技で狩り。

 レドに近付くボアには暗黒魔法Ⅱスペル(範囲)【ダーラ】を使い、範囲内の目標の複数系に対して暗黒属性攻撃魔法を掛ける。

 ピローテスは単体系の☆+3の上位攻撃魔法で片付ける。


 □□□□□□□□□□

【緊急ミッション達成】


 [初回特典報酬]参加者全員に支給

 全スキルLV+1チケット

 1次派生スキルチケット

 1次成長チケット

 スキル枠+1チケット


 [成功報酬]参加者全員に支給

 ボアの涙:契約用アイテム

 家畜の血:調合用材

 ボアのタテガミ:裁縫用素材

 睨む目:貴重な素材

 ボアの毛皮:裁縫、革細工の素材

 ボアの骨:生産素材アイテム

 ボアの肉:食用に適した素材


 [ノーダメージボーナス]達成者限定支給

 1次派生スキルチケット

 スキル枠+1チケット


 [記録的なコンボ数ボーナス]記録者のみ

 黒帯:コンボ数に合わせて攻撃力上昇


 □□□□□□□□□□


「凄く楽しいです」


 黒帯を手に入れたツグミ、二人での連携でのコンボの為にユウヤもボーナスが入る。


「あー。俺ももう少しアーツを」

「ユウヤ」

「おいおい少年。刀系のアーツが二つ余ってんぞ」

「「?」」

「その武器は双刀、だから刀系スキルのアーツも使えるのさ。試してみろ」


 刀スキルのアーツをユウヤが使う。

 燕返しを行うそれも双刀で、


「「おお~!」」


 双子が喜ぶような声を出す。


「そうか、スキル系統の事は知らされていなかったか」

「兄ちゃん知っていたのなら教えてくれよ」

「すまん。知識があると思ってしまった。重ねてすまん」

「んじゃあ。一つ聞いてもよいか?」

「もしかして武器の事か?」

「俺達は初心者装備、でも兄ちゃん達はなんか違う、それって始まりの七日間のクエストの報酬か?」

「いや、イーニャの武装街で購入した武装だ」

「いーにゃ?」

「始まりの町だ。ちなみにここはイーニャ・南側平原エリアだ」

「へー。幾らぐらいだ」

「そうだな。5万には行かない値段だ」

「5・・万」

「最後の狩場に行ってから町に戻る、その時に考えればいいさ」

「そうですね。」


 □□□□□□□□□□


【緊急ミッション】

 [内容]

 ウルフを種類問わずに倒せ

 初回特典報酬む参加者全員に支給

 全スキルLV+1チケット

 1次派生スキルチケット

 1次成長チケット

 スキル枠+1チケット


 [成功報酬]

 肉:食用に適した素材

 エネミージュース:HP回復アイテム。及び飲み物

 オオカミの血:調合用材

 ウェスタントグレイス:調教用アイテム

 オオカミの爪:細工に使用する素材

 オオカミの毛皮:裁縫、革細工の素材

 オオカミのコート:布製のコート

 オオカミの骨:細工に使用する素材


 [失敗報酬]

 なし


 [共通報酬]参加者全員に支給

 1万G


 □□□□□□□□□□


「ダークアンカーシールド!ダークアンカーハウル!」


 《ダークアンカーシールド》

 範囲[中]ヘイト上昇[小]攻撃・防御・速力低下[小]暗黒耐性低下[小]

 《ダークアンカーハウル》

 範囲[中]ヘイト上昇[中]攻撃・防御・速力低下[中]暗黒耐性低下[中]


「ユウヤ。コンボ行くよ!」

「任せろ!」


 まだ小学生の二人は弾丸のように飛び出す、手近なウルフに、《ツインスラッシュ》の4連撃、《ソードファイナルラッシュ》の8連撃、《燕返し》の4連撃、《鬼龍剣》の16連撃。

 《流星打》、《火竜蹴撃》、《闘魂撃》の12連コンボ、更に打ち込む。

 拳Ⅱのアーツ、《鳳凰撃》、打ち下ろし、直ぐに上げ打ち、これを8回繰り返す。16連コンボ、更に続け、脚Ⅱのアーツ、《旋風脚》の足技8連撃。

 最後に格闘Ⅱのアーツを使う。

 《乱殴打》、拳での20連コンボを食らわせた。

 これらの88コンボだ。

 二人とも嬉しそうにクールタイムの終わりを待つ。


 寄ってくるウルフに範囲系基礎暗黒魔法の【ダーラ】、単体系上位暗黒魔法の【フラッドサックⅢ】での狩を行う。


 □□□□□□□□□□

【緊急ミッション達成】


 [初回特典報酬]参加者全員に支給

 全スキルLV+1チケット

 1次派生スキルチケット

 1次成長チケット

 スキル枠+1チケット


 [成功報酬]参加者全員に支給

 肉:食用に適した素材

 エネミージュース:HP回復アイテム。及び飲み物

 オオカミの血:調合用材

 ウェスタントグレイス:調教用アイテム

 オオカミの爪:細工に使用する素材

 オオカミの毛皮:裁縫、革細工の素材

 オオカミのコート:布製のコート

 オオカミの骨:細工に使用する素材


 [ノーダメージボーナス]達成者限定支給

 1次派生スキルチケット

 スキル枠+1チケット


 [記録的なコンボ数ボーナス]記録者のみ

 黒帯:コンボ数に合わせて攻撃力上昇


 □□□□□□□□□□


「すっげえ楽しい」


「うん。凄く楽しい」


 双子の二人は、意気揚々としていた。

 レド、ピローテスは微笑ましげに笑みを浮かべる。


「お~い。イーニャに戻るぞう」


「はい!」


「了解だぜ」

レド

身長:177㎝

種族:ダークエルフ

ジョブ:錬金術師、騎士

クラス:調合士、暗黒騎士、聖騎士

スキル構成:スキル枠21

武器スキル:剣、片手剣、暗黒剣、槍、暗黒槍

防具スキル:暗黒鎧、暗黒盾

装飾スキル:

魔法スキル:暗黒魔法、暗黒魔法剣、神聖魔法、神聖魔法剣

補助スキル:魔法才能、魔法剣才能、捕獲才能、調教才能、使役才能

      両手利き

生活スキル:捕獲、調教、使役、同時使役

生産スキル:

固有スキル:闇木香:範囲内の味方に対しMP/TP回復

      暗黒剣:ダメージを与えると10%吸収、範囲内の敵に恐怖

      神聖剣:攻撃が命中すると神聖属性ダメージの追加効果が有る

      騎乗:生物の乗り物に騎乗可能

武器:暗黒剣、暗黒槍、暗黒弓

衣類:騎士衣類一式

装飾:

防具:暗黒防具一式(ヘルム、アーマー、スカート、ガンレット、グリーブ

騎獣:陸鳥、名前はビーア(ドイツ語でビール


ピローテス

身長:168㎝

種族:ダークエルフ

ジョブ:騎士

クラス:暗黒騎士、聖騎士

スキル枠26

武器スキル:暗黒剣(片手)Ⅱ、暗黒槍(徒歩用)暗黒弓(徒歩用)

      聖剣(片手)Ⅱ、聖槍(騎乗用)聖弓(騎射用)

防具スキル:布製、暗黒鎧、暗黒盾

装飾スキル:アクセサリー

魔法スキル:元素魔法、

      暗黒魔法剣Ⅰ・Ⅲ(単体のみ)

      神聖魔法剣Ⅰ・Ⅲ(単体のみ)

補助スキル:魔法才能、魔法剣才能、眼力、索敵、

      ダッシュ、ステップ、ジャンプ、剛力

生活スキル:狩猟

固有スキル:闇木香Ⅱ:範囲内の味方に対しMP/TP回復

      暗黒剣Ⅱ:ダメージを10%吸収、範囲内の敵に恐怖付加

      神聖剣:攻撃が命中すると神聖属性ダメージの追加効果あり

      夜の加護:夜間能力上昇、HP回復

      闇の加護:光が差さない場所なら能力上昇、MP回復

      日光浴・小:1時間に20%まで空腹値を緩和する

      食いしん坊:食欲旺盛になる

      剣豪:剣系統のスキル能力上昇、与えるダメージ上昇。

      採集者の素質:採集率上昇

      騎乗:馬などの生物の乗り物に乗れる。

ユウヤ

身長:145㎝

種族:ウェアウルフ

職業:侍

役割:双剣士

武器スキル:刀、片手刀、双刀、両手刀

防具スキル:布製、革製

装飾スキル:アクセサリー

魔法スキル:

補助スキル:侍の心得、侍の素質、双剣士の心得、双剣士の素質

      両手利き、両手持ち。ダッシュ、ステップ、ジャンプ

生活スキル:水泳。採取、狩猟

生産スキル:

固有スキル:体力強化:ウェアウルフの固有スキル、一時的に体力強化

      騎乗:馬などの生物の乗り物に乗れる

      心眼:双剣士の固有スキル、一時的に攻撃の軌道が分かる


ツグミ

身長:145㎝

種族:フェルパー

職業:武道家

役割:格闘士

武器スキル:格闘、拳、脚、格闘武器。

防具スキル:布製、革製

装飾スキル:アクセサリー、ピアス

魔法スキル:氣功

補助スキル:氣功才能、フェルパーの心得、武道家の心得、格闘士の心得

      両手利き、両足利き、ダッシュ、ステップ、ジャンプ

生活スキル:騎乗

生産スキル:

固有スキル:五感強化:フェルパーの固有スキル、感覚の鋭敏化

      破邪:邪な物に追加大ダメージ

      息吹:呼吸法により能力を高める

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ