弱肉強食
俺達は小さい時から、弱いを喰らい、強きを避けて生きてきた。なぜそんな生き方をしていたか、なんて言うのは少し的外れだ、そんな生き方しか俺たち弱者はできなかったんだ。しかし、時代が変わるにつれてその考え方が笑われるようになってきた。弱者が強者を下して何が悪いと言い出す、自分に対する絶対的な信頼を置いていた弱者が、今日、強者に喰われた。それはもう無様に、絶望をまき散らしながら。俺たちは、その光景を見ていたが、助けに行きだす偽善者が現れた。こいつも喰われて終わるんだと考えていたら、偽善者は強者を下し俺たちに言った。「いつまでそのくらい穴の中にこもっている。強者が弱者を喰らうように、弱者が強者を喰らって何が悪い」と言った。それから俺たち弱者は、それもそうだと言い出して強者に立ち向かっていった。2日後に俺たち弱者は滅んだ。