休日のネットショッピングはヤバいにゃ
ドゥスールキャットがオープンして2日目も大盛況で営業が終わり、明日は休業ですにゃ
征一郎と若菜と菜心の休日はどんなんだろうにゃ
ドゥスールキャットの休日になったけど、征一郎は早朝から叩き起こされていた。起こしたのは若菜と菜心であった。
若菜「征一郎さん、早くスマホスキルを使ってスマホを出して頂戴な。」
菜心「そうそう、早く早く。」
征一郎「えっ、城下町にショッピングに行くんじゃなかったの?」
若菜「ショッピングって言っても、ネットショッピングの事よ。分かったの。」
征一郎「ネットショッピングの事だったの?ちょっと待ってね。」と言いつつスマホスキルを使ってスマホを出していた。
若菜「菜心さん、何を見よう。楽しみだね。」
菜心「陸斗から小遣いは潤沢にあるから、頼み放題だね。」と言いつつ、いろんなサイトを見ていた。
征一郎はスマホを出しているから、その場からあまり離れられず、近くでクラフトでDIYを出来る物を考えていた。
先ずは陳列棚はやっぱりその店を見てからじゃないと作れないよね。そうだな、後は椅子や机はこの世界にもあるから作らなくていいか。何がいいかなぁ。木で作れる物って何があるかいろいろと書き出してみんなの意見も聞くのもいいかもなぁ。
そうこうしていると13時過ぎに騎士団長からの呼び出しが征一郎にあった。
征一郎「若菜さん、菜心さん、一旦スマホを返して下さいね。今から詰め所に行かないといけないので、戻ったらまた出しますので、すみません。」
若菜「いいところだったのに、早く帰って来てね。」
菜心「まだまだ、欲しい物があるんだからね。」と言っていたがしぶしぶ、スマホを返していた。
征一郎が詰め所に着くと、騎士団長が複雑な顔をして征一郎を待っていた。
騎士団長「昨日の盗人の事なんだが、何も聞かずに不問にしてくれないか。」
征一郎「何故ですか。冒険者ギルドも商業ギルドも盗難対策案を出してそれを実行してるんですよ。昨日の事を見ている人も大勢いるんですよ。あやふやには出来ないですよ。」
騎士団長「そこをどうにか不問にお願いします。」
征一郎「ところでその盗人に指示を出したのは誰なんですか。自白ポーションを使ってるから誰か分かっているんでしょ。」
騎士団長「使って誰かは分かったんだけど、言えないんです。」
征一郎「騎士団長がこれだけ言うのは、この王城の人なんですね。例えば第一王女とか。」
騎士団長「えっ、なんで…。」
征一郎「第一王女なんですね。でも、王族なら盗難をしなくても手に入るのでは?」
騎士団長「ポーションは騎士団の管轄なので、王族と言えどもすぐに手に入る物でもないんです。」
征一郎「そうなんですね。でも、どうしようかね。貴重な自白ポーションを使っていますからね。」
騎士団長「そこを何とか出来ませんか。お願いします。」
征一郎「それじゃ、金貨200枚で手をうちますね。それでどうですか。」
騎士団長「ありがとうございます。これからは、この様な事が無い様にします。」そう言って、金貨を用意して、征一郎に渡していた。征一郎はドゥスールキャットに戻って行った。
征一郎が戻ると、若菜と菜心が征一郎にスマホを早く出す様にせかしていた。スマホを出すと奪う様に持ってテーブルでネットショッピングを始めていた。
征一郎が横から覗き込むと化粧品を選んでいるみたいで化粧水やら日焼け止めクリーム等複数個購入していた。まだまだ、ネットショッピングは続いている。ネットショッピングで購入した物は購入をかけると直ぐに手元に届くので部屋中に箱がいっぱい届いていたが、まだ購入するみたいで荷物で部屋がいっぱいになりそうだと征一郎は思った。
征一郎が詰め所に行っているうちに、しらたまが菜心にいろんな調味料の素を頼んでいた。内容はお手軽に材料と一緒に炒めたり煮たりする調味料の素や焼き肉や生姜焼き等のタレを大量に購入する様に頼んでいた。これは、箱庭に常時保管して料理に使う為だ。
若菜と菜心がネットショッピングをしているが、もう夕方になって来ていたが、まだ終わりそうもなかった。途中からヒカリと萌香も参加していた。女性の買い物欲はとてつもなく凄い事が分かった。陽向と伊織も箱庭から出てみていたが、隅で大人しく征一郎の木で作れる物を一緒に考えていた。
もう日が落ちて辺りが暗くなって来ていたので、若菜達にご飯を食べてからまた見る様に言うと、しぶしぶネットショッピングを中断していた。今夜の食事は女性3人で少し前に購入した生姜焼きのタレでオークキングの生姜焼きを作っていた。これがとても美味しい。ご飯が無いので、征一郎に炊飯器を作れるか聞いたが、それは無理っぽいのでしらたまが代わりに挑戦するみたい。炊飯器が出来たら、ネットショッピングで米を買えばいくらでもご飯が食べられる。
そう言えば、この世界に米はあるのかなぁ?
ネットショッピングで現世の物を買えるというのは若菜と菜心だけでなくヒカリや萌花にとっても超が付くほどの嬉しい買い物だったみたいにゃ
これから、どうなることやら楽しみですにゃ




