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25.ガーデンパーティー8

その後も、オティーリエには様々な質問が飛んできた。

領地経営に関する質問もあれば、お城での生活のことや、それからオティーリエ個人のことにいたるまで。

オティーリエはそれぞれの質問に丁寧に答えて、話が膨らませそうなら膨らませて、他の参加者にも話を振っていった。


セオドアは芝居を崩さずに自分から発言することはなく、話しかけられても会話は最低限。

アルチュールは再挑戦とばかりに服の好みや使っている香水などを聞いては同じように撃墜されて。

マクシミリアンは隙を見てはすかさずオティーリエを持ち上げて来る。

それでも、セレスフィアとアルチュールは社交慣れしているおかげでオティーリエをアシストしてくれるし、セリアも普段の調子を取り戻して、明るい話題を提供してくれた。


そうして、オティーリエの質問タイムだけで1時間も経ってしまった頃、さすがに時間を取りすぎたと判断したオティーリエが、質問タイムを打ち切った。


この後は、全員で歓談する時間を入れてもよかったのだけれど、オティーリエの質問タイムに他の参加者へも話題を振って会話をしていたし、時間も経っていたので、オティーリエはその時間は不要と判断した。

なので、ここからは席を立ってもOKな自由時間とした。

庭園を散策してもいいし、このまま、円卓で料理や会話を楽しんでもいい。

オティーリエはこの時間を利用して、参加者と個別に会話をするつもりでいた。

1人10分ていどを目安に。

オティーリエは自由時間にすることを告げると、早速、それを実行に移した。

短いですが、キリがいいので、ここで一区切りで。

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