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9.お出迎えの準備

ここから、ガーデンパーティーが始まります。

第5話はいつもの事件のお話ではなくて、ガーデンパーティーがメインになります。

町娘ではなくて、侯爵令嬢しているオティーリエの様子をご覧下さい。

オティーリエが主催するガーデンパーティー当日。

この時期は天気が少し不安定なのだけれど、今の時間は雲は出ているものの、雨は降っていない。

返ってこれくらいの方が、ガーデンパーティーを行うにはちょうどいい。


雲が流れてぽっかり太陽が顔を出すと、陽射しが強くなるので、そこは気になるところ。

人数分、日傘は用意してあるので、その時は全員に提供予定だ。


今回のガーデンパーティの招待者は5人。

正式な式典や催事の場合は領内の領都以外の都市からも招待するけれど、今回は正式な場ではないので、領都在住の上流家庭の12歳から16歳の令息、令嬢に絞った結果、この人数になった。


開催時刻は14時。

オティーリエはその1時間前から、庭園の入り口に立っていた。


服装は招待状で連絡した通り、上は白いブラウスの上に少し暗めのルビー色のブレザーを羽織り、下は紺の膝丈の折の入ったスカート。

ブラウスはスタンダードカラーであまり光沢のない生地を使ったもので、チェック柄のリボンタイがアクセントだ。

ブレザーは家紋は入れず、飾りも特にないのだけれど、少し明るめのサーモンピンクの裏地が見える折袖がワンポイントになっている。

スカートも折が入っているていどで、なんのてらいもない物。


実は年齢的に学校に行っていてもおかしくないということで、学生風を意識したデザインだったりする。

とはいえ、学生というのを前面に出すと参加者が困るだけなので、普通に街を歩いていてもおかしくないようなデザインにはなっている。


髪は編んだり結んだりせず、自然な感じに流した。


お化粧もなし。


本当は部屋付きの侍女達はここぞとばかりにオティーリエを盛ろうとしていたけれど、オティーリエ自身が今日は自然な自分を見せたいと主張して、侍女達には引いてもらったのだった。


その代わり、9月のお披露目の時には侍女達に全て任せる約束をしたけれど。


オティーリエが立っている場所から少し下がった所にヨハンが澄ました顔で立っている。

今日のヨハンはオティーリエの従者として参加しているので、服装も当然、お城の従者としての正装だ。


アーサーは今日は右腕の袖の中に、リストバンドになって付いて来ている。


ちなみにルカはと言うと、今はオティーリエの傍にはいないけれど、給仕係に紛れて会場にいる。

実際に給仕係もやってもらうことにはなっているけれど、あくまでもそれは会場に入るための名分で、本当の任務はオティーリエの警護だ。

その仕事をオティーリエから告げられた時、ルカは平静を装っていたけれど、明らかに浮かれた態度になっていた。

ガーデンパーティーが始まる前。

主催者として、令嬢は全員を出迎えるつもりで庭園の前に立ちます。

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