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そこにハイスペックさ持ってくる?

閲覧ありがとうございます!

今回は話の中で夢女子に関する話が少し出ています。

作者は夢女子ではないので、描写としておかしいかもしれません。また、受け取り方によっては不快感を感じる可能性もあるのでご自衛ください。

では駄文ですが、どうぞ!

ゴリマ「ふふっ、ふふふっ、っ!」

クララ「くふっふっ、ふはっ、んふふっ」

 義経「どうしたの?そんなに笑い転げて」

ゴリマ「んふっ、いやえっとねっ、ふふっ!」

クララ「さっきっ!っ国語の授業でさ、」

 義経「うん」

クララ「島崎藤村さんの『初恋』って詩をしたじゃん」

 義経「それがどうしたの?」

クララ「あの詩さあ、普通に恋愛小説だよね」

 義経「えっ?」

クララ「いや、『初恋』ってタイトルだからそうなんだけど、情景がめっちゃ浮かび上がってくるしさ、展開だってそう!秀逸!だってさ、まず一目惚れだよ!」

 義経「えっ?」

クララ「初めのまとまり、連って言うんだっけ?はもうさ、完全に一目惚れでしょ!しかも、まだ無自覚の!」

ゴリマ「そうそう、あの表現の仕方は神」

 義経「へ、へ〜」

クララ「しかも花のように美しいって、ほんとにそんな褒め言葉あるんだねって感じじゃん!」

 義経「う、うん」

クララ「2連ではさ、林檎をくれた白い手を見て恋心自覚してんの!」

 義経「そ、そうなんだ〜」

ゴリマ「当時は着物だったからさ、普通は手なんか見えないの!でも見えちゃったんだよ!」

クララ「で、問題は3連。ため息が相手にかかる、どんだけ接近(精神的にも物理的にも)してんだよって感じじゃん!」

ゴリマ「完全に恋に酔ってるんだよ!もうどんどん落ちていってる感じがたま「ちょっとストップ!」」

クララ「なに?まだ話し足りないんだけど」

ゴリマ「うんうん」

 義経「、、、『初恋』って、あくまでも授業で扱った詩だよ。そんなに想像出来る?」

クララ「知ってる義経?私たちの脳にはね」

ク・ゴ「「超高性能自動変換機能がついてんの」」

ゴリマ「詩の登場人物を自分と推しに変換すればいいだけ」

クララ「私たちにとっては息をすることと同じくらい簡単だね!」

 義経「夢女子の方には敵いません」

読んでいただきありがとうございました!

『初恋』って完全にコミカライズ出来ますよね!?

ヤバくないですか?島崎藤村さん。

参考までに『初恋』載せておきます。

著作権に関しては大丈夫だというネットの声を頼りにしております。

次回も読んで頂けると嬉しいです!


『初恋』 島崎藤村

まだあげ初めし前髪の

林檎のもとに見えしとき

前にさしたる花櫛の

花ある君と思ひけり


やさしく白き手をのべて

林檎をわれにあたへしは

薄紅の秋の実に

人こひ初めしはじめなり


わがこころなきためいきの

その髪の毛にかかるとき

たのしき恋の盃を

君が情に酌みしかな


林檎畑の樹の下に

おのづからなる細道は

誰が踏みそめしかたみぞと

問ひたまふこそこひしけれ

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