僕と彼女と
彼女がいればできれば毎日楽しくなるだろう。大学二年なった僕は彼女作りに力を入れる。自分の顔には自信がない。自分の写真にはつい目をそらしてしまうくらいだ。幸運なことに友達はたくさんいるから、服装とか髪型は流行りのものにある程度乗っかった。そして、大学二年の夏何人かデートを重ね、結局はサークルの友達と付き合うことにした。自分のポテンシャル的には彼女を選べる立場にはないのはわかっていたから、自分を受け入れてくれるだけありがたいと思った。僕と彼女はお互い東京で一人暮らしをしている。自然とお互いの家を行き来するようになった。あるデートをしていた時だった彼女の機嫌は悪く、僕は少し心配だった。「僕くんはさ、なんか眉毛とかもそうだしあんま清潔感ないよね。私以外だったら許してないよ。」いきなり言ってきた言葉は僕を傷つけた。自分でも彼女が顔で選んでくれたとは思わなかったけどストレートに言ってきたことに返す言葉はなかった。しかも彼女自身の方が身だしなみには気を付けていない。この子でも女性はジャッジする側なんだな。そう思わずにはいられなかった。




