第1話 人間との出会い
進学の影響でしばらく投稿できず申し訳ありません。土曜日に次話投稿いたします。
「出発するぞ!」
…馬車…走ったほうが早い…
「…人間…遅くないか…」
「左腕に傷があって操縦しにくいんだよ!」
…傷…さっき言ってた盗賊か…
「操縦…変わろうか?」
「…はあ?…さっきやってたもんな…少しやってみろ」
…さっきと同じように
「…走れ!」
「ヒ、ヒヒーン!!!」
「うお!早いな!」
…褒められた…良かった
「しばらくまっすぐ行ってくれ。途中で村があるからそこで止まってくれ。」
…まっすぐ行ったら…村…止まる
「…分かった」
…村が見えるまで…まっすぐ…村が見えるまで…まっすぐ
「動くな!」
「ひい!さっきの盗賊!?」
…あれが…盗賊
「…何の用だ?」
「さっきのデュラハン! お前を生け捕りにしてやるよ!」
…さっきのデュラハン…こいつら…誰だ…見たことない…
「…おいデュラハン…お前戦えるか?」
…戦うのは…得意…人間を…狩る
「…わかった」
…まずは…近い位置にいる方から…斬り上げる!
「ぎゃあああ!?」
「大丈夫か!?」
…仲間を…心配している…隙!横薙ぎで2人まとめて攻撃する!
「喰らえ!」
「ッチ…すまん!」
「ちょ!え!?ぎゃあああ!?」
…首を刎ねたのは…1人だけ…避けた… 心配していたのに
「…人間…何故避けた?…さっきは仲間を心配していたのに…何故だ?…何故だ?…何故だ?…何故だ?」
「は、はあ!?自分が死ぬかもしれないんだから避けるに決まってるだろ!?」
…自分が死ぬ…だから…避けた…それが…普通
「考えてる暇があったら戦えよ!オラァ!」
…網…ナイフ…重り…投げられた…遅い…そして弱い…何の意味が…目くらましか…全て斬る!
「ッハア!!!」
「っちょ!?えええ!?なんでそんな速さで大剣を使えるんだよ!!」
…この速度は…おかしい…のか?…遅い方…まあ…狩る!
「さらばだ!」
「ギャアアアア!!!」
…これで…全員
「お前!強いなあ!…なあ…俺と旅してくれないか?」
…旅