人間ってなあに?
単純なものをつらつら積み重ねて過去を振り返ってみました。
となると積み重ねる最初が必要でしょう。
最初の最初は当然アダムとイブあたりになります。
「それからかよ!」
ごめん。
だってもう古代やら神話やらわからなかったのだもの。
だから最初の人類から想像してみます。
人間とは・・・
多分サルの仲間っぽい。
サルとなると多分森で発達した感じ?
立体視とか、視力が優れているとか言われています。
森の中では景色の細かな区分けが必要なのかもしれません。
そういえば東京人の私は、ダンジョンみたいな新宿駅や、地下に東横線が潜り込んだときもすいすい歩き回れますが、京都では迷いますね。
碁盤目の通りの歩き方はわからない。
京都の方はきっとその細かな違いが見分けつくんですよね?
猿はとても目が発達しています。
立体視、色、動き、全てを見分けられる優れもの。
あれ!?
鷹の方がすごいとか言わない?
網膜の光を感じる視細胞を人間は20万個しか持っていないのに、150万個、約8倍持っているらしいです。
視力8倍!!
でも例えばPCが好きな人に
「1024x768 16色」 と 「640x480 True Color」 とどっちがすごい?
と聞くと「640x480 True Color」と言うでしょう。
ディスプレイの一点が1677万色のどれかを管理しなければならないのは大変です。
鷹の目が優れていないとは言いませんが、そういう違いがあると言うことで。
更に動画になるとフレームレート(fps,一秒間に何枚静止画がありますか)、明度、色域(色を表現出来る範囲)、画角(斜めからも見える?)立体とか。
そして「視る」ということはとっても脳に負担をかけます。
それこそ脳が発達するくらいに。
あと、猿は手足(というか四肢)が発達しているとも言われます。
木に登れた方が良いですもんね。
当然そのコントロールも尋常ではない処理能力が必要です。
そしてどちらも脳の発達と処理速度が不可欠。
なので猿が進化するとしたら、生物は自分のアドバンテージで自分を有利にしようとするでしょうから、進化の方向が自ずと決まります。
レッドオーシャン(生きやすいからいろいろな生物が集まって血みどろの闘いなる環境のことを言う)、そのまま森の中に残る場合は、動物はどんどん大きくなります。
勝者はゴリラでしょうね。
強くなりたければでかくなれば良い。
ここら辺は恐竜その他を見た進化論でも、武器とか軍事兵器でも同じくです。
ティラノサウルスは、最初はそもそも猫くらいの大きさだったらしいですよ。
大きい方へ進化したから頂点になりました。
日露戦争のころの戦艦は駆逐艦並みの大きさとか。
強さを求めれば「でっかい大砲を積める」、どんどん大きくなり巨大戦艦大和まで進化しました。
環境が変わってて戦艦はなくなり、対艦ミサイル積んだ駆逐艦に変わりましたが、それも何十年もたったらいつのまにどちらも巨大になり...
昔の戦艦みたいなでっかいミサイル巡洋艦がたくさん動き回ってます。
ということでレッドオーシャンである森の中では人間は勝者にはなれませんね。
人間はブルーオーシャン(生きにくいけど誰もいない新天地)で覇者となりました。
チンパンジーが一番近いと言われます。
元々中央アフリカに住んでいたけれども気候変動で森から追い出されて木から下りたチンパンジーがそのイメージ?
森から追い出されて今までの生活変えなければならなくなり、元々有利な視力(+それを処理する脳みそ)、元々有利な四肢を発達させて直立歩行で素早く器用に歩けるようにし、手の方は武器を持てるようにした動物。
まあその頃を説明した文献はトンデモ説が多いですけどね。
実は水棲だった
カッパみたいに暮らしていた。
とか。
だから皮膚に毛がないのだそうです。
個人的には嘘だと思います。
それ以外でも
「人間はサルではなく全く別なもの。」
「猿が木から落ちて人間になったとかの概念は絶対間違い!」
「チンパンジーから分化したんじゃないんだぜ」
「人間になる前の猿人はもういないんだ!死んじゃった!人間はオリジナル!」
とか言う人もいます。
間違っているとは言わないけど、まあよく読むと鉄道マニアに
「あれは電車ではなく汽車だ、列車だ」
とか言われた気分になったので無視します。
きっとその人の方が正しいと思うけどべつに学術論文を書きたいわけでもないですし。
「実はナメクジウオとか宇宙からやってきた」
とか、
「そもそも進化論が嘘だ」
とか説はいっぱいあるが、あんま歴史ではなくて生物学っぽくなるは、創作っぽくなるわ、SFっぽくもなるわで割愛します。
それにしてもさすがに自分たちのご先祖様のこと、いろいろな意見があるものです。
発祥は中央アフリカの森林。女性側のミトコンドリアの遺伝子でそこに行きつくらしい。
どんな事件があった?
NHKで言ってたのはこちらです。
「森が干ばつで縮小した時に弾きだされた猿人」
それ以外にも、元々弾かれて森の外歩いているクロマニョン人がそのまま進化して人類になったとかの説もありますね。
じゃあそのクロマニョン人はどっから来た?が説明されてませんが。
「そもそもそんな数種類しか人類に似たものはいなかったと言うこと自体が間違っとる!」
とか言う人も現れているので、それで結論付けること自体が早計かもしれません。
人類が一種類だけとは限らないし、進化が枝分かれとしても子孫が枝分かれとは限らないし。
現代人と他猿人が結婚できないとも限らない。
現代人とネアンデルタール人は敵同士!
現代人とネアンデルタール人は子供出来ないけど結婚はしてた!
普通に家族作って生活してたよ!
外見以外は違いないよ!
アングロサクソンは脳の容量が大きいネアンデルタールの遺伝子が混じっている!
北京原人と結婚したのがモンゴロイドだよ!
7万年前でも原人はたくさんいたんだよ!
もうぐっちゃぐちゃです。
嘘か誠か、人類候補は200万年以上前からいるのです。
もしか人類はそれらを掻き混ぜた結果なのかもしれません。
答え合わせは勉強机から青いロボットの来訪を待つしかないでしょうけど。
それにユーラシア大陸その他に散らばった単一種に近い人類に比べ、アフリカに残っている人類は本当に同族かと思われるほど多種多様、遺伝子はシェイクされまくってるらしいし、ゴリラと結婚した原人がいてもいいよ別に。。。
ニグロイド、バヌツーがアフリカ大陸を席巻したので多種多様ではあれど、その多数の種は少数で滅ぶ手前らしいですが。
どちらにせよ私は歴史学者でも生物学者でもないので、真実は他人の研究結果を楽しみに待つしかありません。
がんばって!