社会主義な世界???????わかりません!!
企業どころかBig3の一角、、じゃなくて二角か、、とか将来はセブン・シスターズとか呼ばれる会社とか、現在に至るまでの想像がつく会社が産まれ、そういう現代に通ずる社会になってきたのも第二次産業革命です。
下手すりゃ第一次より影響でかい?
確かに、延長と言えば延長ですが将来の姿を想像できるのは二次からですね。
で、そうなると第一次産業革命と同じく、社会、どころか国の在り方まで大変化します。
第一次産業革命は、核家族化、都市への集中、田舎が廃れる、サラリーマンといった新しい生活スタイル、あるいはスポーツといった文化、鉄道、レジャーといった変化を指摘しましたが、第二次となると巨大すぎて社会を「変える」のではなく「作る」方向へとシフトします。
日本人のサラリーマンだと結構共感するのですが、会社へ勤めているとその帰属意識とか異常になってきますよね?
(あるいはその延長で学校もあるかも。あきらかにいじめという暴行は悪なのに、訴えるのは学校的に悪)
日本の法律より優先される会社のルール、上司の指示で犯罪、警察組織も動かせる強大な権力とか何とか。
そして貴族社会を悪く言うような物語を戯画化させたような酷い所業を、会社がやるようになっている世界にもなっています。
極論すると「東インド会社」もそう言えないこともない。
国民、市民、イギリス人だと出来ないことが、東インド会社員となるとできる非道、、けっこう日本企業で思い当ることはあるんでないですかね。
なんとなく企業が守ってくれてたり、上司が常に正しいとか、そして愛社精神の洗脳で社会は会社だけ!とかね。
たとえばアイルランドのジャガイモ飢饉もそういえないこともない。
まあ分業するという問題、投資家、経営者、作業者、ローカリティだの問題でしょうか。
目の前に飢え死にする人がいれば、それを指示した経営者や投資家はそんな極悪非道もしないでしょうが、
投資家や経営者は海の向こう、実行者も指示されただけ、そんな世界では「結果的に」極悪非道になってしまうことは確かにあります。
会社の旨味は分業で、投資じゃ感覚が薄くなります。
営業が約束して、技術者が反故にし、経理の自覚なく取り立てるなんて当たり前の会社社会。
あと企業は本質的に「独占」を旨味とすることも拍車をかけます。
工場は「ボタン」を押すだけで大量生産できることを旨味にして儲けます。
ようするに生産という作業を集中してやることでコストメリットが出てくる。
「独り勝ち」が本質なのです。
#もちろん現実はそうなりませんよ。
いかに花柄のスプーンが人気が出て、だれもが欲しがったとしても
ドイツで大量に作って1マルク安かったとしても、輸送等を考えると
イギリス人はイギリスの工場で購入した方が安い可能性があります。
そしてイギリス人の好む花と、ドイツ人の好む花も違うかも
しれませんし
むしろ最近のamazonを見て、ようやくそれが理想ではない
世界が出来たのかもしれません。
インターネットでの商売こそ、本当の独り勝ちですから。
独占するために無茶しなければ首くくることになるくらいなら、ちょっと悪に手を染めようかなぁとか、無茶することが従業員のためになるとか(つぶれたら路頭に迷いますからね)、そういう理屈をこねて経営者が無茶しやすい世界になったとは言えます。
「首くくるよりましでしょ!」
その延長がブラック企業だったり。
ガソリンが無駄な廃棄物な頃、それを川に流すような極悪非道をした石油会社の理屈もそれですね。
で、当然ながらそのおかげで迷惑がかかるので、そのカウンターとして労働者、住民、国が動くわけです。
国は常に会社の味方というわけではないですからね?
民主主義は、まず「住民」ですから。
#もちろんお金の流れが従属の流れ、巨額なお金が動くから
トランプ大統領は(たとえ国民が不利になっても)
住民より東海岸の企業の言うこと
聞きたがるのもそういうこと。
そして、最近の日本は不買運動やブランドの失墜を恐れる状況もお金の流れですね。
何時の間に「情報」「世論」を自分のものと勘違いし、それで巨額な利益を得てきた日本のマスコミが失墜しようとしているのもお金の流れ。
情報操作、世論操作するごとに自分の価値が減り、その分を利益としてお金に兌換してきたのでしょうが、その価値が失墜しているのがいまですね。
そう見ると、資本主義って確かに「拝金主義」ですが、モノの価値をきちんと現し、お金って長い目で見れば「価値」の決定という役割ではきちんと機能しているよなぁとは思います。
そこは心理学、欺瞞、詐欺が横行して即時に反映されないので、その間に滅茶苦茶やり、カタストロフを発生させてもいるので、社会主義者がまるで間違っているとは言いませんが。
まあそんな感じで「資本主義」が機能し始めているのを如実に感じられるのも「第二次産業革命」とは言えましょう。
そして当然ながらその企業人へのカウンターも作られ始めます。
対「企業」でのカウンター。
国家は単純ですね。
法律で縛ればよい。
それが民衆となっていればそれで機能しますが、悲しいかな「国家」と「民衆」の乖離があるとうまく機能しませんね。
経団連、献金、民衆より企業を優先することは多々あります。
ついでに民衆よりマスコミを優先した方が利益になるのでそちらの言うことを聞く場合も多い。
放送法、それこそ正義も悪もマスコミが決めれます、ついでに民放や新聞社が結託してトラスト的なことをやると、理論的には情報を独占することが可能ですね。
私は民間会社に勤め時、たとえば他社との会議の時に談合的な話が出たとたん、とにかく失礼承知で言い訳もせずに黙って走り去るように法務部に言われ、それを2回ほど実行していますが(まあコンプライアンスを大事にしている日本の会社で、利益は消費者から直接取っているからこその態度ですが)、そういう気遣いは全く無視できる放送会社はとっても羨ましいです。
ついでに「サイレントマジョリティ」「ノイジーマイノリティ」の問題もあります。
沖縄基地問題の時、ほとんど沖縄人がいないのに、それを面倒だから民衆の声として役人が優先させてしまう気持ちもちょっとわかる。
やってもやらなくても黙ってくれているサイレントな納税者より、うるさい活動家の言うことを聞きたい気持ちはちょっとわかります。
クレーマー、さっさと去ってほしいですし。
会社を法律、国の投資で縛るのはそもそも最初っからしてますね。
東インド会社なんか典型的です。
インドの実質的な領有は、むしろ企業(あるいはそのカウンターである現地の反乱分子である有力者)の非道を抑えるためのイギリス政府の処置と言えます。
もちろん、逆もあるので何ともですが。
(軍さえ動かしたし)
というか逆の方が有名ですよね。
アメリカは企業の都合で軍隊動かすのはしょっちゅうですし。
まあ「独占禁止法」は典型的な民衆のための法律です。
きっと。
「公害」「労働法」「製造物責任法」とかきっとそうです。
「きっと」とわざわざ言うのは、投票率が30%が多々あるような選挙だけが国の縛りだったりするので、そういうサイレントな国民では無視されがちなカウンターなので。
住民は理論的には 企業vs国家 のカウンターがしっかり働いてくれれば問題ないのですが、そう上手くいってないのは上の理屈。
政治家は有象無象の、投票してくれない住民よりお金くれる企業人を優先してしまいがちです。
役人も、うるさいクレーマーの方を優先したほうが早く帰れますんで無視しがちです。
昔っから役人の対抗手段は「サボタージュ」
法律や官公庁の規則はザルで、自分たちが楽したいので「~までに出すように」と明確に決められたりしなかったりします。
嫌な奴が来たら、「保留」箱に置くのは、じつは中世どころか古代からの役人の常套手段。エジプト、ローマから役人はそんなんばっかです。
まあスポンサーは国家、評価するのも国家なので、大事にしても給料が上がらない窓口に来る人など基本的にどうでも良いので。
信賞必罰という考え方からすると、役人はクビに出来ないという風潮はやめた方が良いですね。
たとえば評判の良い役所をもつ国家って、役人という仕事が腰かけである北欧とかが多いですよね。
「北欧が立派」とか、「しっかりしている」とかいう似非な社会主義者達の蓋を開けてみると、なんてことない、思想が立派なのではなく、信賞必罰がしっかりしているだけだったりします。
人間は巨視で見ると単純です。
誉めればやるし、罰を受けるならやらない。
それをなんか「思想」だの高尚な、詐欺っぽいものに糊塗して誤魔化すから勘違いする。
話がとびました。
まあ国と住民が一体ではないので住民運動が発生するという理屈もあるのですが、それ以外にロケーション的な話もあります。
国民総体では問題ない法律でも、スポット、狭い範囲で見れば問題になるという事象もあるので、やはり国と住民は一体にはなりませんね。
沖縄基地の問題は、何よりもかによりも沖縄の問題です。
国民的には、基地は必要だよね?と、自分の住んでいるところの近所に基地が来たら困るから沖縄の人の気持ちわかるよ!といった間接的にしか当事者になれません。
お金くれるならラッキーじゃん、変わってよ的なアンチもいますし。
そういう運動全てを「社会運動」と言われてます。
まあ広義の社会運動は、国への反抗、農民の反抗、騎士への反抗とかもあるので中世時代にも遡れます。
が、そこらへんはあんま反乱と変わらない暴力革命なので面白くないですね。
ナポレオンがスペインでたっぷり味わいました。
フランスの銃兵は、銃より鍬の方が恐ろしいと思ったでしょう。
民主国家として企業へのカウンターは、やはり環境問題が最初でしょうか。
環境を差異するほどの社会問題はアメリカが嚆矢と言えます。
イギリスは。。。スモッグの問題とかそもそもあったのですが、それが民主国家の争議として現れるのは100年後とか遅いので。
そしてアメリカの第二次産業革命前後の投資はダイナミック。
当然ながら巨大な人口が動く、強大な工場でたくさんの資源が消費されれば自然も変わってしまいます。
ボストンのウォールデン池周辺で森林破壊を問題にしたソロー、サンフランシスコのための水源ダム、ヨセミテ渓谷の環境破壊を問題にしたシカゴ市民たちが、我々の考える始めての社会運動かもしれません。
住民運動、アンケート、投票、代表の選出と企業、国家への交渉とかやってます。
アメリカの国立公園局が軍以外では唯一持つ強力な狙撃銃とか強い権力をもっているのは、イエローストーンと共に、ここら辺の住民運動が関係してます。
誰よりも工業化を推し進めている一方、誰よりも自然を愛しているアメリカ国民ならでは。
日本も「足尾銅山」1891年も有名ですね。
実は社会運動は日本は結構進んでいるのです
それこそ革マルとか、銃規制国家の割に暴力的社会主義団体も世界的に有名な理由は、結構早くからそういう問題があったから。
そして正義な団体が付け込まれやすい民族性も。
#良い悪いは別にして。
対労働者の労働争議は第一次産業革命が進んでいるイギリスが初めてでしょうか。
当初はもちろん暴力です。
「暴力では何も解決しない」などというお花畑のご意見は、ほとんど歴史では効果ありませんね。
もっときちんと、暴力の使用は手っ取り早いが・・・というきちんとした理屈を述べればよいのに。
実際、暴力による解決よりも効果ある反対運動は一番日本がもっているでしょうに。
1779年、アークライトのランカシャー工場が破壊されたのが皮切りです。
そしてその解決方法は当初は安易な「団結禁止法」
まあ国家としては「暴力はいけません」ね。
しかしもちろんそんなもので本質的には解決するはずなく、、だって打ちこわししている人は有権者で企業より明らかに正義がある、、その解決策として労働者団結法で、はじめてストライキが認められます。
まあ本当に初めてのストライキは、エジプト第20王朝でピラミッド建設に従事していた労働者たちですが。
ウィリアム・グラッドストンというイギリスの政治家は、自由貿易を目標として庶民派として若いうちから当選を果たしているなかなか立派な政治家です。
敬虔なキリスト教徒で、啓蒙主義の延長の「自由主義」を唱えた人。
いまの労働省といった関連した省庁の法律は、グローバルに世界を跨いで彼のアイデアであること多いっす。
アイルランド国教法廃止で彼の所属するキリスト教も含めて、制度上は自由宗教として国教をなくし、
アイルランド小作農への補償制度や地上げの禁止、
小学校の設立と義務教育法、
官庁採用試験制度で恣意的な採用をあらためて当時は貴族が多かった官庁の身分差別の完全撤廃、
秘密投票制度で選挙に匿名性をもたせ(恣意的な選挙活動がなくなって、例えば経営者が労働者に投票を強制することができなくなった)、
職安とかも彼のアイデアですね。
なかなかに偉大です。
しかし、イギリスの工業不振が現代に続く理由も彼かもしれません。
当時は政策が政情に合致していたのですが、ドイツ、アメリカ、日本の工業が発達するにつれ、いまいち時代にそぐわない状況になってきました。
まあ労働組合自体が現代の産業構造にそぐわない感じになってきましたけどね。
なにしろ時代が豊かになり、
労働者=資本家 という構図が成り立つは、
競争原理、グローバル化が有効に働くのでストライキ時代が不景気を呼ぶ土壌にもなりかねないわ、
そもそも経営者はサラリーマン社長で、傾斜経営より「計画倒産」「縮小、リストラ」「企業の売り払い」といった手管で利益を得られたり、
そもそも経営者より資本家、株主で、企業買収、一企業の生き死に株の売買や企業の売買の方が重要だったりして、労働者どころか会社そのものが使い捨てられたり。
そして第一次産業革命は手工業の延長だったりするので、それに合わせた労働組合は網の目のように複雑に絡み合っています。
クラフトユニオンといった小規模な団体から、「製造・科学・金融組合」といった統廃合で巨大なユニオンが結成され、一企業に複数のユニオンが権力争いを行うとか。
すでに組合自体が労働者の現実から離れ、にも関わらず海外資本の企業や、海外企業を現地法人化した企業とか、そぐわない企業で世情に合わない争いがおきたり。
サッチャー首相とかは、労働組合法を制限する法律を次々と提案しましたが、それを賛成するユニオン、反対するユニオン、ただ批判するユニオン、無茶苦茶ですね。
そして最近はユーロの脱退でユーロ圏向けにイギリスに進出した企業の撤退準備。
イギリスは第一次産業革命を興した先駆者なのに、19世紀後半以降、慢性的に工業での地位が上に上がらないのはこういうところもあるんじゃないですかね。
ジェットエンジンの先駆者、軍艦、砲、空母、スポーツカー、レース、どれもイギリスでまずという産業、エンターテイメント、発明は、全部は他者で成功してますね。
そして今は金融国、資源国で工業国でないですし、自動車会社はなくなっちゃったし。
ローバ・ミニがドイツ車になるとは、、むかしイギリスに住んでいて、それを愛車にしていたころは思いもしなかった。
一方、アメリカの方はずいぶんと違った組合になります。
というか、そもそもアメリカは成り立ちから言って社会主義の考え方がそぐわない。
独立前、スペイン人に搾取され、海賊に搾取され、イギリス人に脅され、フランス人に懐柔され、インディアンに襲われ、騙され、そんな世界、、自分の身は自分で守る。
消防署さえ保険のように契約するのです。
軍隊の成り立ちがそもそもミニットマン。
軍隊より先に自衛の権利があったわけですから、銃規制が難しいどころではないですね。
むしろ国民になるには、最初に自衛のために銃を持つことだったのが建国の頃ですから。
そして南北戦争の頃のように、その旧態依然の国民と、中国人、韓国人、メキシコ人、亡命アラブ人、アフリカ人が移民して都市に住んでオバマ大統領に投票し、その社会をひっくり返そうとしてます。
どっちが正しいかはコメントしませんが、一般収入が日本の+100~200万円。そこから捻出して保険だの自衛だのしていたのに、収入低い連中を切り離して考えて、「保険無料」は無茶だよなぁ。
そんな独立独歩な社会だったので、ユニオンも何というか、、とっても即物的で強力です。
”TRADE UNION MEMBERSHIP, 1897-1962”
の資料を見ると、なんというか企業が社会福祉を提供し、それをネタに質の良い労働者を集める。
その企業のユニオンは、経営者と同じような額を組織として大統領に献金して、権力持ってます。
そしてそのユニオンにコンサルタントがついてお金払ってる。。。
私は、「現代は資本家=労働者でユニオンという活動は現代社会にそぐわない」と言いましたがどうしてどうして、アメリカ労働者は経営者並みにしっかりした組織で交渉してますね。
随分としっかりした組織です。
そして黒人労働者を安易に統合せず、それはそれで立場の違う代表組織を作り、それをすりあわせて交渉手段を形作り、さらに交渉者を雇ってより有利な条件を勝ち取る。
ストライキも、その企業業績、勝ち取れる権利を鑑みて分析した資料とかあり、労働者と資本家が台頭に闘ってます。
黒人も充分インテリゲンチャな資料作ってます。
そして、現代はユニオンはそぐわないなぁと思ってたら、そのユニオン所属率が減ってますね。
いまは13%くらい?
大人だなぁ。
一人一人が経営者なわけですね。
そしてこの資料を見ると、人種差別がおこるかよくわかる。
というか アイルランド-イタリアや東ヨーロッパ-中国人-日本人-黒人-メキシコ人-韓国人-メキシコ人
移民というか新参者が労働者として参入する毎に甘ったれたこと言ってユニオンを混乱させるとかありますね。
移民問題、人種差別は、そもそもアメリカの特有すぎる制度と、その甘い汁を吸おうとする移民達との争いと言えるかもしれませんね。
実際、中国人や韓国人や、新参者のメキシコ人より、よりトラブルを起こしている理由も、民族意識がこの独立独歩の組織構造にあわないからとも言えるかもしれません。
所感です。
何にせよ、アメリカのユニオンはずいぶんと洗練されており、それを元に産業を作った連中に輸出されることになります。
ヨーロッパが特殊な労働組内なのではなく、後発のアメリカと、それを学んだ国家という構造ですね。
ちなみに日本は微妙にハイブリッドですが、自由民権運動という先駆者でもあり、、ソ連、共産主義とも早くからウマがあい、、中途半端につまみ食いして特有の制度っぽいのを作りかけの状況で戦争が始まり、、敗戦国となり、東西の思惑でぐっちゃになった組織で今に至ります。
労働者代表と経営者代表がとっても事前に調整し、酒を飲み、談合するのは日本っぽいんですかね?アメリカっぽいんですかね?ソ連っぽいんですかね?中国っぽいんですかね?
そして労働者から搾取した組合費で野球大会開いて、無料のお弁当食べ、なぜか沖縄基地のサクラの日当になると。
妙な国です。
まあそんな感じで経営者、資本家に対抗しているのがこんな感じですが、この延長として「社会主義」という思想が産まれます。
いまでこそ「資本主義」の対となす言葉ですが、そもそもそうしたのは「マルクス」が唱える、
「今までの社会主義なんて間違ってるぜ!空想だぜ!資本家と対立することが社会主義なんだぜ!」
という「空想社会主義」とかいう言葉をでっちあげてからであり、そもそもは別に対立するものではありません。
イギリス人)ロバート・オーウェンは労働者保護、教育、労働者の年齢制限等々を唱え、それを元に1819年工場法が制定されてます。
まあ端的に言うと「経営者が好き勝手やっちゃいかんよね」。
まあそれが長じて福利厚生だの、失業保険だの、職業訓練だの国策企業だの生まれます。
「社会改良主義」という方がわかりやすいかもしれません。
資本家と労働者が問題になったら、都度改良する社会。
ちなみに信じられないことに、それが当たり前のように感じる私ですが、マルクス的には悪口です。
現代の共産党が、現代の民主党、、、っていまなんて名称でしたっけ?の批判はすべてこれから始まる批判の言葉。
私にはわけわからんのでその根拠は端折るとして、、、1883年にドイツ人のエンゲルスが「空想から科学へ」を出版し、1847年にドイツ人のマルクスとエンゲルスが共産主義者同盟が設立し、まあそれが空想的でない本当の共産主義なのだそうです。
世界の悪は、「貴族」「資本家」「自営農家」なのだそうです。
そしていずれ階級闘争が世界の発展の原動力となり、最後に勝つのは労働者だそうです。
で、最終的には全員、労働者になるのが最後に科学が発展した姿とかなんとか。
というのが「科学的社会主義」なのだそうです。
で、ブルジョアが行う社会主義運動が社会主義、労働者=プロレタリアートが行うのが共産主義だそうです。
フランス革命的には「同じじゃん」と思ってしまうので、
むしろ一番プロレタリアートっぽいフランス農民はフランス革命では蚊帳の外だったので、
しかもパリ市民は富裕層だよね?それが税金払いたくないと言ってるのがフランス革命だし、、
貴族や王族や領主は飢え死にしてたけど、、、
なんか私的には超違和感感じるのですが、なんか貧乏であればプロレタリーアートで、お金持ちなのはブルジョアっぽいです。
まあよいでしょう。
過去の事は過去の事、きっとマルクス的にはこれからのことを語った造語としましょうか。
で、それを前提に読んでも、いつまでたってもその科学的行きつく先な労働者の定義を曖昧にしたままなので、しかも科学的といいつつ科学的弁証法が皆無なのであんま論理的ではなく、、と辿ってみると、なんか唯物的弁証法となんか否定され、それがなんか玉虫色なのであんま科学的じゃなさそうなので困ってしまいます。
だれか知っている人は教えてください。
私は自作農であり、サラリーマンをやっていて、農家は法人化しているので経営者でもあり、でも直接的には働いていて労働者っぽいこともしており、いちおう博士号もっているので科学者っぽい気もしてます。
株主でもあるし、会社経営もしてます。
マルクス的にはどれにあてはまるのか是非教えていただきたい。
まあそういう謎な思想が1864年にドイツで生まれました。
後年、国家社会主義という主義もドイツ労働党から生まれますが、なんかドイツってへんな国ですねぇ。
現代のモノサシでは、労働者、社会主義というキーワードがあっても右側なんでさらによくわからないのですが「民族」社会主義的なところが右なんですかね?
そういう思想が生まれたのも19世紀後半ということで。
ビルゲイツが、貧富の格差はやばいっすよ。
俺は金使うけど子供には1%しかのこさないよ!
これは悪なんすかね?善なんすかね?
なんか説明できませんが、社会福祉も大事だよね!!
ごめんね!!




