KKK団
なんか南北戦争にネガティブな事ばかり書いてしまいました。
というか、とってもネガティブな事ばかりでしたしね。
あとちょっとだけネガティブな事を追加しましょうか。
アメリカの特徴は「移民」とともに「人種差別」がついて回ります。
今までは移民といっても慎ましやかな清貧、謙虚な人ばかりだったのですが、この後の世紀から同じ移民でも「冒険者」「挑戦者」がとってかわります。
たっぷりと野望を持った強者。
さらに、「奴隷」という虐げられた?弱者が国民、選挙民として追加されます。
正直、今までは少なくとも人権はなくても高価な財産。
現代の自動車並みのお金を払った財産です。
ご主人様はそれなりきちんと世話している筈。
奴隷時代の虐げられた記録ないの?
↓
あります。
しかし明確なのは奴隷商人、逃亡奴隷。
むしろ主人から解放された解放奴隷達のほうが虐げられることが多い。
まあ奴隷商人は正真正銘のクズが多かったようですがね。
近世からこの方、商人は海賊と紙一重の乱暴者が多い。
一攫千金を狙うやくざ者ですからねぇ。
むしろ人権意識が芽生えた近代自我からすると、更にひどいことになってる気がします。
道徳や善良であろうとする人が増えたら、そんな世で奴隷商人という職を選ぶ人ってどういう人かわかる気がしますよね。
リンカーンの奴隷解放意識も奴隷商人が奴隷を虐げられた姿を見てからのようですね。
私は昔にデパート警備員をやったことあるのですが、夜のペットショップを見たことあります。
まあ悲惨。
普通のデパートのペットショップは普通だったのですが、イベントやセールで大量に出回る流しのペットイベントの夜を見ると吐き気がします。
鼻から口から変な汁を垂らしたペット、ゼーゼー息を吐き続けるペット、体中が変なぶつぶつができたペット、足が変な方向に折れ曲がってそのまま次の日に消えたペット、まああれを見るとペットを飼う気なくしますな。
そしてご主人様が奴隷を鞭ビシビシが実際あったか?....「アンクルトム」って物語ですな。
実際にも、いくらかはやっていたとは思いますけどね。
なにしろ妻や息子に暴力振るう人は世界中にいますし。
「絶対ない」とはとても言えません。
でも、南軍でご主人をかばって死んだ奴隷とか見ると、それが大多数とはとても思えない。
あたしはあれはポカホンタス並みの悪書だと思っていますけどね。
とくに過激派テロリストの仲間だったりする連中の、お金儲けのネタであろう彼女は尊敬できませんな。
10年後に黒人を馬鹿にした悪法「ジム・クロウ法」ができても、彼女らが動いた気配ないですし。
民衆が元黒人奴隷をネガティブに考えた途端に豹変する姿を見ると、なんか左巻きとか朝日新聞と同列に考えてしまいます。
旭日旗つけて「日本万歳」を言い続けてきた連中が、戦後に豹変して「僕はいつでも平和を愛してました」としゃあしゃあと言ってのけるようなクズはどこにでもいます。
どんな時代も正義やモラルを利用する利益団体はたくさんいるということで。
しかし、南北戦争前の虐げられたかどうかわからない「虐げられた奴隷(仮)」な黒人たちは、南北戦争後は間違いなく虐げられることになります。
なにしろ主人の元を離れ、だれも保護せず、経済的に困窮させたまま放り出したわけですから。
様々な思惑や噂で徘徊する黒人たち、当然弱者で見捨てられたものは集団で行動します。
おかげでロック、ゴスペル、ジャズ、サーフィン、黒人から発した文化が欧米圏、あるいはその影響を受けた各国、日本で湘南海岸あたり?が音楽やスポーツで潤うことになりますが、そんなん虐げられた黒人にはあんま関係ないですな。
生きるために助け合い、そしてそれが投票権を持ち、かつストウ夫人だか何とかみたいな怪しげな利益団体かテロリストだかが近くにいると。
白人の方もそのうち彼らを疎ましく思う。
なにしろ都会ではなく、土地意識のない狩猟民族なインディアンともトラブル多数、自分の身は自分で守らなければならない田舎、コミュニケーションもとれない、怖い黒人たちが集まっているわけですよ。
段々と白人も人権意識をかなぐり捨て、自分たちの身を守ろうとします。
そして民主主義が正しいかどうかはともかく、彼らに迎合する連邦政府。
本当なら黒人にお金を渡し、集中的に取り締まりをし、双方に教育でコミュニケーションを取らせ、集まらないように微妙にコントロールする。(まあ居住の制限は難しいですけどね。たとえば現代日本はアラブ人にNPOや利益集団に働きかけて任意で集まらないように頼んでます)
きっとそれだけで随分と治安維持費用が安く済んだでしょうね。
でもそんな長期的な視野より、当選するかどうかの数年後の方が大事なわけですよ。
特に南軍にあったピグリムファーザーズ的な良き文化は消え、北軍で良心だったリンカーンは消え、残ったのは欲望剥き出し、何の意味なく南軍の知事に居座った北軍の富裕層。
数年前、リンカーンやリー将軍が頑張った人権意識や良心は欠片もなく..
当然、民衆も正直になります。
黒人、いえインディアン、イタリア人、ユダヤ人、コミュニケーションが取れない連中や新参者に対して剥き出しになります。
なんか南北戦争前より随分と殺伐とした状況になりました。
ここら辺の動き、クー・クラックス・クラン(KKK団)を見てるととてもよくわかります。
みなさん、この集団は白頭巾被って黒人を殺しまくる不気味な集団って思ってますよね?
実は当初は19世紀に流行った結社です。
寄り合い所帯。
南北戦争前、お爺ちゃんたちがいろいろコミュニケーションを取るための町内会みたいなもの。
それが南北戦争後は、奴隷商人であり退役軍人であったネイサン・フォレストがリーダーとなり、黒人に対する排他集団となります。
奴隷商人、南軍の軍人という倍プッシュな人が行った排他行為....
紙袋を被り、夜に徘徊して黒人を驚かせ、黒人たちが夜に出歩かないようにすること。
なまはげみたいなものですかね?
とっても可愛い活動です。
ちなみに人種差別的な意味合いはとっても薄いです。
というかユダヤ人もメンバーでした。
支部長とか立派な地位についてます。
いまやKKKの名と共に伝説となり「ネイサン・フォレスト」は悪の代表みたいな位置づけですが、残念、結構しょぼい人です。
でも南北問わず、とっても支持を得ました。
「当初の栄誉ある、また愛国的目的から外れ、大衆の安寧に貢献するよりも有害になっている」
↑
悪のはずのネイサン・フォレストのお言葉です。
段々と合衆国民全体が剥き出しになり、KKK団に暴力を望むようになります。
トラブルも多発。
そして悪の頭領である筈のネイサン・フォレストがそれを憂いている。
彼は南のために純粋に治安維持の互助会を作っただけだったんですね。
結局、これら民衆の動きに対応して恥知らずな人種隔離政策「ジム・クロウ法」が制定されて解散。
ますます南北戦争の意義が薄れていく...
リー将軍がやばいと言っていた通りになったではないですか。
黒人問題は法律だけの問題ではないのに。
すでに人権意識も、啓蒙意識もあったリー将軍は引退し、善良で義務感に駆られたリンカーンは暗殺され、弱くなった南を必死に守ろうとしたネイサン・フォレストは隅に追いやられ、南軍を代表として、建国時代から蔓延していた古き良きアメリカは遠ざかっています。
人種差別撤廃のお題目も政治レースの駆け引きの道具というだけ、欲に剥き出しの移民に変わっていく。
「みんなで幸せになろう」
ワシントンも、リンカーンも、リー将軍も、ネイサン・フォレストも、きっと善悪はあれどそういう国家意識はあったはずです。
そういう人はみんないなくなって、実質の黒人排除法「ジム・クロウ法」は出来ました。
いまでもアメリカに根付くボランティア精神。
兵はまずミニットマン、家庭から。
大統領はその名の通り「市民」の延長、家庭があり、町があり、市があり、州があり、そういう様々なものをつなげる役。
地位も名誉も、それらを満たして初めて認められていたのが南北戦争前のアメリカ合衆国です。
いまでもそれは残っていますが、すでにそんな役どころはとっても小さくなっています。
大統領という役職は「アメリカン・ドリーム」の辿り着くゴールの一つ。
大統領のロビイストとして意見を言えるまでの地位に就くのが、ビジネスマンとしてのゴール....とは言いませんが、Amazon、Googleは権力の前に、ただビジネスセンスのみでのしあがった誠にアメリカらしい企業ですが...トランプ大統領の取り巻きの東海岸の連中からはそんな匂いを感じませんね。
閉鎖的で、保守的で、後ろ向きな自動車会社、食品会社が政府と結びついて日本への貿易のスタンスを決めるのです。
予め失われている権益を守るために。
それが長期的にネガティブであろうが、短期的に利益を上げ、株主から年棒をもらい、とんずらするのが勝ち、そのための大統領です。
日本の電機メーカの経営陣と似てますね。
リストラして従業員を減らし、利益を上げ(売り上げは減っているのに)、その後は商品開発力も営業力もボロボロになってもたんまり年棒をもらい、勝ち逃げして次の経営者に渡すと。
まさに寄生虫の名にふさわしい。
リストラした人の給料をロンダリングしてもらっているようなものですしね。
そして辞めていく人ほど有能な人が多い。
日本は15年間これをやられてボロボロになりました。
そしてそれをやった連中は、経団連だか外郭団体だかでのうのうと給料もらって未だにふんぞり返ってます。
そういう南北戦争前では考えられないような、権力と結びついた企業が伸長するのが、この後の「アメリカン・ドリーム」の一つではありましょう。
啓蒙意識のかけらもない、人を蹴落としてのし上がるゲーム。
あぁ、ちなみにKKK団はその後どうなったか。。。。それはアメリカの人権意識を如実に反映してます。
KKK団はいったん解散になって、、でも別に彼らは「人種差別」とは無縁なただの互助会でしたが、、別にそれは人種差別がなくなったわけではありません。
南北戦争後は、むしろダイレクトに人種差別が蔓延します。
実は20世紀になって、まるで15世紀のヨーロッパのように、魔女狩り、カルト、宗教戦争でキリスト教徒の殺し合いとか勃発するすごく陰惨な社会になってます。
移民は陰惨な差別に拍車を掛けます。
黒人差別、インディアン差別、イタリア移民への差別、日本人も中国人も差別の対象ですね。
今のアラブ人との争いがワルツみたいに繰り返し、繰り返し...
当たり前ですが、コミュニティに一企業の都合で移民を受け入れ、その面倒は政府が見ろと言われてもうまく行くわけありません。
社会の新参者は虐げられ、苛め抜かれ、しかも集団なので不気味がられてそれを助長します。
差別を「地位」「権利」の部分を指すのならば、合衆国は健全でしょう。
しかし差別を、生物のマウンティング行為、優劣を決める争いを指すのならばより陰惨です。
「俺はあいつより優れている」
「俺はあいつより社会に望まれている」
それを証明するための行為がいじめであり、差別であるのならば最悪でしょう。
#もちろんポジティブに昇華すれば「名誉」「敬意」「スポーツマンシップ」ですが
そしてKKK団はWW1前夜、そんな連中の代表になって復活してました。
目的は「白人の至上を証明する」「白人の地位と権利を守る」。
行為は「目的を果たす為に文武含めてのリンチ」
対象は黒人だけではありません。
むしろユダヤ人、イタリア人、ネイティブアメリカン、日本人、中国人、そういう全てが対象です。
ナチ党を支持していたのは、むしろアメリカ人だったりするのは意外に知られていない事実。
リンドバーク、大西洋をはじめて飛行機で横断し、その偉業をただ誇らず、謙虚で善良で純朴な若者、みんなのアイドルになった彼がナチを支持していたのは結構有名でしょうか?
そういう社会なのがもう一つのアメリカだったりします。
それにしても、ネイサン・フォレストの立場にはなりたくないですね。
彼が一番支持して欲しくない連中に神聖化され、それ以外の人達からは悪魔のように忌み嫌われ、、韓国が作った従軍慰安婦像モデルの少女、、あれも米軍との交通事故にあっただけなのに売春婦て、、死後の世界など信じてませんが、それでもここまで死んでから踏みつけられ、晒し者になるようなお二人の立場には絶対になりたくないものです。
そしてその対抗で人権屋みたいな利益団体が生まれ、
妙な形で社会に寄生する社会主義者や共産主義者が生まれ、
アル・カポネだの裏の世界が出来上がると。。。
ああああ、またネガティブなことばかり書いてしまったぁ。
もう嫌だったのにぃぃぃぃぃ。
もう情を抜きにして即物的にポジティブなことも書いておきましょうか。
既にアメリカはプランテーション経営で食べていく手段は失われました。
南は消滅、中部も西部もその余波でボロボロ。
別に農業は滅びたわけではないですが、奴隷もいない、集団農場からほど遠い状態の零細経営。
移民を募集したら集団で黒人が住み着く、別に奴隷の方が小作よりコストがバカ高いというわけでもないんですが、一度ボロボロになった、これから立ち上げるなどそううまく行きません。
将来は大規模農場として、アメリカは小麦をはじめ、農作物の輸出国として名を馳せることになりますが、南北戦争後の農業は「壊滅」の名がふさわしいかと。
で、生きていくために「工業」を発展させます。
まず保護貿易。
イギリスの性能高い、価格が安い工業製品などすべてシャットアウト。
むちゃくちゃな関税をかけます。
自由貿易など丸無視ですな。
そしてヨーロッパ、中国、あるいは日本に大々的な募集をかけます。
実に1870年からWW1まで移民2000万人。
熟練工を中心に。
おかげで広大な国土と資源に恵まれ、特に東海岸や五大湖地方の工業地帯が急速に発展して大成功!
おめでとう!!
ちなみに1869年に大陸横断鉄道も完成し、その横には電信線がひかれ、駅を中心に道がひかれ、今後の発展を期待できます。
更に熟練工を募集して移民が殺到しました。
スペインに虐げられたカソリック以外の宗教人(プロテスタント、ユダヤ人)、ジャガイモ飢饉で逃げてきたアイルランド人、アヘン戦争で逃げてきた中国人、全部貧乏人でした。
しかし今回は違います。
工業が発展しているイギリス、ドイツ、東欧、南欧からの熟練工。
即戦力!!
五大湖の豊富な水、そこら中の資源、広大な土地、それに有能な人材が来るわけですから、約束されたように成功しました。
おめでとう!
特にドイツ系アメリカ人はいまでも尊敬の対象ですが、この頃からの移民が多いですね。
ちなみにトランプ一家もドイツ移民。
ナポレオンで疲弊した国でしたから新天地として期待大。
教育程度非常に高い。
ローマ時代から職人多いので専門性高い!
一番尊敬される移民です。
ドイツ系のユダヤ人も一気に増えました。
尤も皆は誤解をしてますが、ドイツやポーランド、東欧諸国は中世、どころか古代からユダヤ人を大事にしており、それに応えるようにユダヤ人も献身的でした。
トラブルになったのはWW1の犠牲の羊がきっかけで、それまでは問題ないです。
イギリス系は無難。
元々イギリスから独立したわけですから仲間が増えたようなものですかね。
ちょっと中国系がトラブル起こしますが些末なもの。
アイルランド系はちょっと不幸かも。
元々じゃがいも飢饉で逃げてきたアイルランド人は、農業壊滅、工業で使い物にならない。
迫害の対象となります。
その余波で使い物になる職人なアイルランド移民も関係ないのに蔑まれます。
かわいそうに。
東欧もイタリアも伝統ある工業国です。
東欧、ロシアは無難。
ロシアからの移民はそれなり尊敬されてます。
アーノルド・シュワルツェネッガー、アイザック・アシモフはロシア系。
教育程度高い。
ロシア正教で気があう。
白人、筋肉隆々。
意外にアメリカでロシア人は地位が高いのです。
共産主義が嫌いなだけで。
ちなみにロシア系もユダヤ人率高いです。
何度も「ポグロム(殲滅)」の対象で、ユダヤ人は何度も殺され迫害され、着のみ着のままでアメリカに逃げてきた人が多いので。
スターリンがナチを批判するのはブーメランです。
おまえらはナチ党の何倍ユダヤ人を殺しているのか問い詰めたい。
そしてロシア人全般、教育程度が高いのに本国ではあんま評価されない。
何かと殺される。
だからロシア系アメリカ人は「合衆国ラブ」、「共産党死ね」な人が多いです。
イタリア人...いちおう職人の国ですけどね。ドイツと同じように不景気を反映して新天地を求めてきたという考え方なら尊敬されても良いはずですが・・・
産業革命で取りこぼした職人さんが一旗揚げようとやってきましたが...食い詰め者が多いです。
カソリック教徒で(アメリカはそもそもカソリックから逃げてきたプロテスタントなんで)、かつ貧乏人、しかも家族主義で集団で集まる...トラブルの元ですね。
案の定、迫害の対象になりました。
先住白人による不当逮捕、殺害、リンチ、追放、白人に迫害された人種はまず白人だったりする。
というか、今でもイタリア系、カソリックは軽く嫌われ者です。
映画「ロッキー」も主人公のあだ名はイタリアの種馬。
迫害されてたのに成功してアメリカンドリームを手に入れたぞ!
そういうイタリア系移民の世相が反映されてます。
中国人・日本人
肌が黄色いし、当時は黒人以上の嫌われ者です。
中国人はゴールドラッシュで飛びついていき、その景気の良さで羽振り良かったのですがバブルが弾けたら嫌われ者。
たちまち排斥されます。
1882年:中国人労働者移民排斥法
日本人は中国人の代わりに移民募集されてきましたが、日本国そのものが日露戦争で政治的にアメリカ人に嫌われ、排斥の対象。
まあ移民のおかげで大成し、、、その後は順繰りに移民は黒白黄色関係なく差別されますが、、、合衆国政府にべったり密着した名だたる企業が生まれます。
石油のロックフェラー、製鉄カーネギー、自動車のフォード。
そしてそこに努める労働者によって巨大な都市が生まれます。
ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコ、ロサンジェルス。
インディアンを騙してとった土地とかなんとか言ってましたが当時はそんな騙すほど価値なかったのですが、この数十年後は超高額な価値ある土地になります。
あとロスチャイルド家もかってないほど大成功ですね。
元々は南北戦争でアメリカが分断し、その資本力を制限することで成功を夢見ていたようですが南軍は敗北。
大失敗。
でもその後は巨大な工業国家をつくる資本を「債権」という形でいくらでも貸し、かつ成功することで未曾有の成功を納めました。
リンカーンの死で一番得したのは彼ら。
国家負債の利子付き債権の発行を拒んだリンカーン大統領は暗殺され、後を継いだアンドリュー・ジョンソンは、即座に同法案に署名し、これを引き受けたのはロスチャイルド家。
リンカーン暗殺の黒幕が彼らという噂はちょこまか出ます。
そして金融、報道、サービスにユダヤ人が大量に入り込みました。
結構この後も迫害されていますので言うほど成功はしてませんが、最後はイスラエルという国を作れるほどの力を持った彼らの一歩ではあります。
イギリスのバブリーな貴族は意外にも北軍に一点賭け。
イギリス政府は自由貿易な南軍支持していたのにね。
産業革命で儲けたイギリス新参貴族は、その溢れんばかりのお金をアメリカの工業に投資します。
大成功!
現代のイギリスはありとあらゆる産業が廃れて可哀そうな立場になっていますが、資源と金融は一流国です。
アメリカのおかげですね。
溢れんばかりのお金、あふれんばかりの人材、資源、土地。
彼らに関わったありとあらゆる連中が成功します。
そのために都市には移民が溢れ、治安は乱れ、旧市民は虐げられ、その犯行として新市民をリンチやら意地悪で制限し、随分と陰惨な地ではありますが、お金だけはたくさん出来ました。
そして広大な西部と東部を結ぶ「鉄道」、その隙間を埋める「自動車」「石油」、その長い距離を埋めるための「電気通信」。
第二次産業革命と呼ばれる、次のステップは間違いなく彼らが仕切ることがもう予約されてます。
当時を「金ぴか時代」と呼ばれる下品だが的確な名を充てられ、それは間違いなくリンカーンのおかげです。
こんな感じがアメリカ。
ひたすら他者を見向きもせず、モンロー主義をお題目にお金儲けに邁進する下品で野蛮な金ぴかな国と暫くは言われます。
これが南北戦争でした。
...さて、次はどこに行きましょうかね。
清とか太平天国の乱の頃の中国、江戸時代の日本、それ以外の地域でもいろいろありますが、全部無視してますね。
ロシアやヨーロッパもいろいろ動いているのですが、、いまいちしけているなぁ。
まあそんな感じで悩みます。
南北戦争でした。




