また会える日
ちまちまと、ちょびちょびと歩いていたはずだった
いつの間にか、すごく長い時間を、すごく長い距離を進み続けていたらしい
大切な人に出会って、
いろんなことが有って、
あっという間に、別れの時が来てしまった
当たり前のように過ごしていた日々
当たり前のように弾いていた曲
どれもこれも当たり前なんかとは程遠かった
当たり前なんかじゃない時を大切な人たちと過ごしてきた
それを実感するのが怖くて、「実感が無い」って言って逃げてたんだ
いざ別れの時になって、やっと気づいた
気づくのが、ちょっと遅かったかな
また会える日を願って、私はこれからも、あの人たちと弾いていた曲を、あの人たちと弾いていたように、弾き続ける