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男の娘に恋してもいいですか?  作者: ぎゃわれ大戦小説
2/2

出会いとメイドたち

2話目です

今回はアウトストーリー的に作りました。

更新はのろいけど、まあ見ていってくれたら幸いです。

 俺はじっくりと思い出してみることにした。

 あのつかにゃんと初めて会った。入学式の登校日。俺は遅れないために早めに家を出た。まあ俺が早いだろうな~と思いながらいたときに少女はいた。

 「ったくも~お母さんたら、高校生になったらメイドとして働けるからって制服女物にする必要ないじゃないか、一応男として入学するのに」

 っとかわいらしい女の声が聞こえてきた。それは小さいころよく遊んだ。公園のトイレから、しかもそこは男子トイレだった。

 「まさか、女子がいないだろうな」

 こっそっと気になったため俺はそこのトイレを見てみた。

 すると女だった。というかなんだか着替えている様子だった。なんで男子トイレで着替えるのだろうか

 なんで女子が男子トイレにいるのか、いろいろ疑問があった。すると一歩行こうとした時

 「あ、やっべ」

 なぜか木の棒を踏んでしまった。

 「だっ誰?」

 と彼女は振り返った。彼女はそう一目惚れしそうな可愛さで、しかも今スカートをはずそうとしている真っ最中だった。やばいなこれ。高校生1日目に女子の着替えを男子トイレで覗く変態となってしまう俺

は今後の黒歴史となりそうだった。

 「あ、ごめん」

 っと俺は男子トイレを走り去った。

 「み、見られた。僕のボクサーパンツ」

 もちろん、俺は逃げるので精一杯で見てはいない。

 それよりなんであんなところに女子が、しかもあんなに可愛い子があんなところにいたんだろうか。

 男装趣味の子がハードルあげたかったのか、それともどうしても男の社会の窓を見たかったのだろうか。そんな彼女と最悪な出会いだった。

 「あ~、いったいなんだったんだろうか」

 なんとか俺はそんな疑問を抱きながら入学式を向かえた。

 そのあと遅刻者が1名いた。俺と同じクラスの士だった。なんだか走ってきた感じでいた。

 そんなことを俺は忘れていた。結構インパクト高いエピソードだったけどな。でも彼女はなんで男子トイレにいたんだろうか。それだけはわからないでいた。

 彼女はそのことは忘れているだろうか、でもあれだけインパクト高かったから覚えているだろう、でもそれは俺の方だったし。う~ん、「男子トイレで会いましたよね?」とか言ってどうするんだ。

 まあ、俺はもういいかなって感じだ。

 でも疑問が一つあった。なんで彼女は男子トイレにいたんだろうか。

 変態とは思えないからな~。

 でもそんなこと聞いても俺が軽蔑されるだけだ。それは嫌だと今はそう思っていた。

 そんな彼女との出会いだった。


 コスプレカフェ~にゃんにゃん~

 入場料は1000円だがその中にお菓子代、お戯れ代、その他サービス代が入っている。

 メニューは

 オムライス 、親子丼、ピザトーストにエビピラフ。ドリンクはほぼ400円水は300円、飲み放題ではないのでご注意していただきたい。

 町のビルにあり、6階で営業している。メイドは10人いて、つかにゃんとりりか、レンレンなどさまざまなスタッフで切り盛りしている。店長はつかにゃんの母で店では「社長」と呼ばれている。

 ちなみにアニメ連動で時々いろいろとコスプレするところがいいらしい。

 会員様になるには2000円を払わなくてはならないらしいが、1回だけだ。

 そんなコスプレカフェのメイドの会話である。

 「今日はお客少ないね~」

 「そうですね。今日は何もイベントないですしね」

 つかにゃんとりりかのそんなお客がいない。時である。

 「ノブ君も来ないな~、まあさすがに毎日は来ないか」

 「りりかさんメアド交換したんでしょ」

 「ええ、会員さんだからいいんだけどね。今メール打ってるけど。来そうにないわね。つかにゃんさ~あんた一緒のクラスなんでしょうが、社長から聞いたよ」

 「私が男だって知ってるくせに、無理に決まってるじゃないですか」

 はあとりりかさんは溜息ついて言った。

 「あんたさあ、学校友達いるの?」

 「いないけど…」

 と下を向いて、うつむいて答えていた。

 でも友達いないのは本当だった。だからその点も含めてうつむいていた。

 「だったら学校でもメイドでいないさいよ、なんで入学式でメイド行かなかったかな~」

 「お母さんもあれはないよ。学校じゃ性別変えれないしさ」

 あの時、男子トイレで誰かに見られた気がする。確か男子で同じ高校。制服がだぼだぼだったから1年生、つまり同級生だ。

 そのとき扉が開いた。お客だ。

 「ほらお客さんだよ」

 「はい、お帰りなさいませご主人様!」

 といきいきするつかにゃんであった。


 違う日、メイドさんは働いていた。

 「こちらエビピラフとなります」

 「あ、どうも」

 とメガネをかけた高校生、でもどうやらけっこう遠くから来たらしい。

 「なに見てたんですか?」

 ウォークマンという機器でなんだかMADをみていたらしいお客さんだった。

 メイドさんはなおというメイドがやっていた。

 「あ、あの・・・魔法少女のMADです」

 「あ、私も見てましたよ。わたしあのキャラ好きなんですよ」

 「あ、僕もですよ」

 「ですよね~」

 始めてきたお客らしいが意外ときが合った。だから

 「よければ会員になってくださいね」

 「あ、はい。でも、今度来たときに。あ、いただきます」

 「じゃあごゆっくり」

 とそんな男とメイドとの会話だった。

 「あの人と結構会話弾んでたじゃん」

 「まあ、アニメの趣味が一緒だったからね~」

 今日来ているメイドさんはもう一人、レンレンさんという人だ。

 「他にお客さん来ないかな~」

 「あ、私。お戯れゲームするね」

 「うん」

 どうやらレンレンさんがお戯れゲームするらしい。

 お客様が食べ終わったらしい。お下げしたのはなおで

 「じゃあ、今から私とお戯れゲームっていうのをするのですが。この中から選ぶことができますが、どうなさいます?」

 とお客さんは悩んでいた。口にご飯粒が残っていた。

 「じゃあ、ホッケーゲームで」

 「はい、じゃあ準備しますね」

 意外なやつを選んだ。結構面白い人かもしれない。

 準備はすぐできた。とってくるだけだからね

 「じゃあ、基本的なゲームの仕方はわかってますよね」

 「あ、はい」

 「じゃあ3本取ったほうが勝ちです。勝ったらあちらでチェキが撮れます。がんばってくださいね」

 「はい」

 「じゃあスタート」

 とやったところほぼ全部レンレンさんの圧勝だった。

 「あ~。残念でしたね~、今度がんばってくださいね。もう一度したい場合はこちら500円ですがもう一度挑戦することができます。」

 これでもっと金を出させるらしい。高校生に対してでもレンレンは押すのである。

 「え、いいです」

 どうやら負けず嫌いのお客ではなかったらしい。

 っとレンレンは下がった。

 「残念だったね~」となおは笑いながら言っていた。レンレンはムカッときたのか

 「ええっと、あなた最近絵にはまってるんですって~、これ社長とかみんなに見せてもいいかな~」

 「だーめー」と絵を奪った。

 どうやらBLらしかった

 どうやら他人に見られると恥ずかしいものであった。絵はうまいんだが

 とメガネ高校生がやってきた。お会計かなと思ったら

 「よかればこれ、どうぞ」

 BL本だった。

 「さっきの話・・・」

 「いやいや、ネットでなおちゃんはBL好きって書いてあったもんだから」

 なおはレンレンをにらめつけた。

 「それとお会計おねがいします」

 とお会計である。メガネ高校生はお会計を済ませて

 「ではまたきてくださいね」

 「はい」

 「ありがとうございました~」

 とそのあと、さっきもらったBL本をずっと見ていた。

 そしてそのキャラのカップリングがお気に入りだったのか、さっきからレンレンに言っていた。

 「そういえばあの子、なおちゃんのこと好きだったのかしら」

 なおはレンレンの話など聞かずにBL本をまじまじと見ていた。

 そんななおとレンレンの話


 愛愛姉妹

 「お姉ちゃんさー、この前のバイトどうだったの?」と聞く妹のアイ

 「やめたやめた。自給安い上にあの労働はないよ」と姉のまな

 現在コスプレカフェ~にゃんにゃん~でバイト中

 姉妹でどちらともアイとまなで愛だから愛愛姉妹と呼ばれている。社長がつけたんだけど

 「お客来ないね~」

 「そうだね」とまなは携帯をいじくっていた。

 2人の年は19と18の大学生である。

 「あ、エロゲのMADだ」

 上に乗っているTVで流れているのである。

 「あ、そう」

 「なにやってんのお姉ちゃん」と携帯を覗き込む

 「別に何でもいいだろ」と隠す姉

 っとひょいとあっちでミックスジュース、まあコーラとオレンジだけれど

 それを姉に渡して飲ませた。

 「男」ボソッ

 ブウウウウウウ

 作戦成功だった。

 「あんた今なんていったの!?」

 「別に~」

 ちなみにまながやってのはゲームだ。

 「じゃあ聞くけど、男とメールしてたって言ったら?」

 「そうだね~」とアイは考え込んで、眉間にしわよせて答えた。

 「とりあえず、社長に報告してブログで大々的に発表します」

 「わかった、ほらゲームよゲーム」と携帯の画面をアイに向けて見せた。

 するとアイはすかさず携帯を奪って

 「携帯に履歴みますね、って男からのメールきてますよ」とにやっとした顔で言った。

 「それお父さんでしょ」とあきれた目でそう答えた。

 はあとアイはまるで失敗してかのように残念な顔で膨れていた。

 まだお客は0だ。

 だから掃除でもしていた。といってもテレビからほこり拭いたり、それからいろいろだ。

 軽い掃除だった。昨日レンレンとなお、あまり掃除しなかったな・・・そう思った二人だった。

 「お姉ちゃんさ、なんでここのバイト入ったの?」

 「はあ?それを言うならあんたこそ」

 とお互い向き合って言った。

 「私の場合はお姉ちゃんにもできるなら、私もできると思って、あと妹キャラだし」と笑いながら言った。

 「あんたは・・・」あきれるような目で見られた。

 「っでお姉ちゃんは?」

 っとぷいとそっぽ向いて、少し赤くなってこう答えた。

 「自給よかったし・・・それから・・・」

 「それから?」とニヤニヤした顔でアイはお姉ちゃんのまなを見ていた。

 「制服かわいかったし・・・」と小声で言った。それが可愛かったのか

 「聞こえないんですけど~」とむかつくような声でいったから

 にらめつけてじっと見た、それに驚いたのかビクッとした。

 「ごめんごめんお姉ちゃんちゃんと聞こえたから」

 そう言ったら、まなは携帯ゲームに戻った。

 まだ客は0だった。

 それから退屈な15分はなんかテレビ見たり暇を潰した。別にさぼりではない。客が来ないし。一通りの仕事(主に掃除)は終わっていたからいわゆる休憩でもあった。

 「誰も来ませんね~」

 「まあ平日だから、みんな仕事仕事に打ちかまけてるからね~、それでも夜来る人は多いけど」

 それになりここはここで繁盛している。常連さんだって来る。ただ目立たないだけ。

 ここらへん県内でここだけがコスプレカフェを開いている。だから遠征で来る人も多い。

 ネットで展開しているから、名前は有名なのだ。

 ただ場所が悪いだけ。

 「しりとりでもする?」

 「ええ、パスパス」

 としたら、カランカランとドアの開く音。ご主人様かお嬢様がきたってことだ。

 「お帰りなさいませご主人様」とアイはにっこりといって駆け寄った。

 「なんだノブさんじゃん」とあきれる、まな。

 っとノブはメガネをくいっと上げて

 「なんだとはなんだ。せっかく来てやってんのに」

 「頼んで来てもらってるわけじゃないんですが~」

 「っで今日りりかさんは?」

 「今日は休みですよ~」っと笑って愛は答えた。

 というかノブはりりかしか目当てがないのか

 「そうか今日は火曜か、だとするとここにいる意味はないな。じゃあこれにて失敬」

 と帰ろうとしたとき

 ぐいっとまながノブの肩を掴んだ。

 「お客さん、一応会員でも入場料払ってもらわないとね」と暇つぶし相手がいるような顔で言った。

 その顔にノブも怖かったのか

 「は、はい・・・」と言うしかなかった

 現在ノブ君が来店した。

 「っでっで?そんでどうなるの?」

 「ふふふーん、それからはだねえ。なんと世界と世界をつなぐことができる方法がまだあったんだよ」

 とまなとノブはアニメの話で盛り上がっていた。

 「へえ見てみようかな」

 「おすすめしてよかったよ」とにやりとするノブ

 っとそれをじっと見ていたアイは

 「お姉ちゃん、普段アニメ見ないじゃん、ゲームばっかり」

 「んな!?いや・・・面白そうだから見ようと思って・・・」と赤くなりながら言った。

 とそんなまなにアイはふふふと笑って

 「お姉ちゃんがアニメねえ」

 「悪い?」

 と姉妹喧嘩を見ていたノブが

 「ハァハァ、姉妹百合はいいものですなあ」とにやにやしていた。

 そんなノブを二人は喧嘩をやめ、冷たい目で上のテレビを見ることにした。

 15分くらい無視されたノブはある意味傷ついた。

 ちょっと泣いてた。

 「でも、俺も暇だな~」

 「なんで部活に入らないんですか?」と聞く妹のアイ

 「だってアニメが見れないじゃないか、これでも結構溜まってるんだよ、見るアニメが。あとここに来る時間がなくなるしね」ときっぱり言った。

 それを聞いたアイは

 「それほどりりかさんがすきなんですね」

 「何でそういうことになるんだよ!」

 でも顔は真っ赤だった。

 りりかさんは今日の出勤はない。それはノブも知ってる。

 「最近の萌えアニメは使いまわしに見えるというか、なんとなくあれだよね」

 「ん?」と聞くアイ

 ノブはこう答える。

 「インパクトがないというか、ほらこれだ!個性的だ!ってずば抜けた感じがないんだよ」

 と熱く語る「まあ僕もそれほどアニメ見てないんだけど」とついでに言った。

 「そうだよね~。まあそれのは同感できるね」とまな。

 「てかお姉ちゃんって、ほとんどアニメ見ないじゃん」と笑いながら言う妹アイ

 そう言うとまなはまた携帯ゲームに打ち込むことになった。

 ノブもそれを見かねてアイとアニメ話に花を咲かせていた。

 「俺そろそろ帰るよ」

 「あ、そうですか?じゃあお会計ですね」

 と食った分と入場料を払ってノブは店を出た。

 「いってらっしゃいませご主人様」

 「うん、また来るよ」

 ノブは笑顔で手を振った。

 また客が0人となった。

 そろそろ後もうまもなくで閉店だった。

 「じゃあ後片付けだね」

 「といってもノブしか来てないけど」

 それを言って笑うアイ。

 そこにまた扉が開いた。

 「あ、社長」

 そうこのコスプレカフェの店長、通称社長である。

 「どう、今日の成果は」

 「だめですね、ノブさんしか来ませんでした~」と愛想笑いするアイ。

 「そう。彼がいないとうちは本当に経営がなりたたないわね」

 「「えっ!」」と愛愛姉妹は驚く

 「や~ねえ冗談よお」と大きな笑顔で言った。

 2人はほっとした。

 「ちゃんと客はいっぱいくるし、それにあれよあれ、ここ以外にも店やってるし」

 いったい何やってるんだろうかと思い、まなが

 「なにやってるんですか?」

 「聞きたい?」

 「はい」とアイは興味深く言った。

 「コスプレ喫茶よ」どうやら他にもやってたらしい。だが

 「でも知人に頼んでるところで、あれよあれ他県よ」と手をひらひらさせながら言った。

 そっちの方が人気らしく経営はそっちのおかげで成り立ってるらしい。2号店という肩書きだから成り立てるらしい。

 「まあこっちはのんびりの方が割に合ってるから今のままっていうのが最高ね」

 あははといいながら奥へと入っていった。

 そして愛愛姉妹の営業は終わった。


 「もう一度彼女に会うか」

 俺は決心してまたコスプレカフェへ行く

 そしてまた会って確認するんだ。

 俺の思いは本物であるのか。



 

 


 

次更新はわかりませんが、なるべく励みます。

次はそうだね~、主人公と他のメイドをあわせたいですね

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